子供が生まれてママが思い望んでいるほど、パパが育児をしてくれないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
特に子供がダウン症などの障害児である場合、パパも気持ちの整理がつかなかったり、仕事の方が大事と心に別の役割を作ってしまうなどして、育児放棄に近くなることもあります。
両親とも価値感が違う中で、お互いの思い通りの育児は健常者の子供でも難しい面があります。
しかし、難しいからと言ってどちらかに任せるのも無理が出てきます。
パパが育児にあまり協力してくれないのは、実はパパの世界のことであり、他人がどうこう言って変えるのは無理です。
なぜなら、パパの意識が変わらなければ、日常的に永遠と続けることは不可能だからです。
やりたくないことをやればやるほど、パパは苦しくなっていきます。
そうすると、さらに家庭の状況は良くない方向へと進んでいく可能性が高まります。
そうであれば、方法としてママ自身が変わる事で状況は良くなります。
ママが家族に対して良い影響を与え続けることで、パパの価値観も変わっていきます。
今回は、パパがダウン症の子供の育児放棄をせずに、子育てに参加したくなる方法について話してき行きます。
目次
パパの自己評価が下がる
ダウン症の子供が生まれ、両親の考え方は変わったかもしれません。
障害者を持つということは、人生でありえないと思っていたかもしれないし、自分とは違う世界だと感じていたかもしれません。
または、自分にはそんな子供を育てるのは無理だと考えていたはずです。
先の見えない子供の将来は、自分自身の未来も見えなくしてしまうからです。
特にパパは、会社員で仕事をしている方が多いと思います。
そういった場合、会社へ障害者の事を伝えると、仕事に影響が出たりする場合があります。
仕事への影響があると給与が下がったり、会社の人間関係が悪くなったりして仕事の段取りがスムーズに出来ず、結果評価を下げる事に繋がります。
後で出てきますが、自己評価は自分の行動を決定付けるのにとても大切な要素です。
自己肯定感でもあり、自分はこれから未来の課題を解決し夢を実現出来るという自信の事です。
なので、子供の育児より会社を優先することで、不利益を防いだりすることが必要だと考えます。
すると、ますます仕事に打ち込むので、家庭で触れ合う時間がなくったり、
子供の現状を把握することが少なくなったりします。
そうして、ダウン症の病気に対する理解が難しくなったり、それでママとに知識の差が出来てしまうことで、決定権がママすべてあり、不満が貯まるようなことにもなります。
パパは子供との将来の体験を重視するので、ダウン症の子供の場合、一緒に冒険にでかけたり、お酒を飲んだりとか健常者では出来る体験が出来ない恐怖があります。体験喪失の不安です。
また、金銭面でも自分が主導して解決しないといけないと考えます。
すると、会社の評価などから給与は影響するため、必要以上に仕事を頑張る事になります。
会社でお金を稼ぐという事は、~をしなければ行けない思考になります。
とくに会社では、やりたい事を幾らでもできるわけではありません。
子供の事を考えて、必死にやればやるほど、パパは自分自身の自己評価を下げる事になります。
パパはパパの世界に生きている
自分自身の自己評価が下がると、不安が大きくなったりします。
なぜなら、自分の力で解決出来ることが限られてくるので、自分ではどうすればよいか判断がつかず、悩んだり、他人との関係に緊張したりします。
また、自己評価が下がると一番良くないのが、依存が強くなるということです。
どういう事かと言うと、自分に自信がなくなると本当にその判断が正しいのか不安になります。
自分に対しても他人の意見についても受け入れることが難しくなります。
- この育児方法は正しいのか?
- ママはいつもそう言っているがあってるのか?
- ダウン症って将来真っ暗だ
など、疑心暗鬼になったりします。
それは、思考が停止してしまうからです。
そうすると、スピリチュアルなどに気を取られてしまうかもしれません。
パパはパパの価値観を持って生きています。それは他の誰にも完全には理解できないものです。
世の中に完全な物はなく、常に不完全性で出来ています。
ダウン症の子供が産まれた時、パパのいちばん大事な価値観が何に変化していくのか、それをきちんと話し合うことが出来れば良いです。
しかし、全員がすべての心の内を話すことはありえません。
他人からの指示では自分のマインドは変えられないのです。
であれば、変えれるのは自分だけだと分かるはずです。
もしその事にママが気づいたのであれば自分が変わるチャンスでもあります。
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ママの自己評価(エフィカシー)を上げる
重要なのはママの自己評価を上げることです。
自己評価とは、自己肯定感であり、自分の未来がよくなるという事を強く信じる力の事です。
人は過去の出来事に縛れられて生きています。ダウン症の子供が生まれればそのことが自分を責めたり、劣等感を持ったりして、人生を生きづらくします。
しかし、人はすでに起こった過去を変えることは出来ません。
~しておけば良かったとか、~しておいて正解だったとか過去の出来事に対して結果から評価しているに過ぎません。
よく考えてみると、過去のどの場面でも自分でその最終決定をしてきました。そしてその瞬間は、自分で分かる範囲の知識でその決定を決めたはずです。なので、その選択はその時にできる最大の努力をしたことになります。
なので過去を無くそうとしたり、振り返って改善しようとしてたりしても、今現在のあなたには、それほど約には立ちません。
どうしてかと言うと、そういった場面は次になかなか出会うことが無いからです。
であれば、未来の事を考えて生きていくほうが重要だと思いませんか?
子供と家族の事の理想の未来を考えて生きていくのです。
自分が本当にしたいことを損得なしで考えてみるのです。
そうすれば、こんな理想な家族像があって、将来やりたい事が沢山出てくるはずです。
その未来をイメージ出来るように自己評価を上げる事です。
自己評価が上がれば、イメージしていた未来へのアプローチの方法が分かるようになってきます。
それは、あなたが新しい知識を学ぶ原動力になったり、交友関係を広げたりする共感力を強めたりします。
すると、あなたのエネルギーは家族に伝わっていきます。
自己評価が下がったパパにとって、一番必要なのは活動的で、ポジティブな感情を与えてくれたりする存在です。
ダウン症の子供をも悲観しない素敵なママである事がパパの変化を促します。
誰も自分の事を否定しない、そんな存在が近くにいることが必要になってきます。
自己評価を上げる方法
自分の感情を自分自信でコントロールしようとしても、難しいことが多いです。
うまく自己評価を上げるには、いくつか方法があります。
別人になる
自分の肯定感や、自分を認めて上げる力は過去からの経験が多いはずです。
成功した経験が多ければよいですが、失敗してトラウマになったり、改善出来ないでいる場合もあります。
そういった場合は、別人になりきることです。
やりたい事で、誰か身近な人が成功事例だったりする場合は、その人になりきります。
表情、発している言葉の強弱や自信なのです。また、その人がどう考えて行動していて、それがうまくいっているのか想像してみてください。
そうそれば、自分の過去とは一切関係ない状態でものごとを考え始める事が出来ます。
すると、自分とは違った視点に気づいたりします。
毎日ずっとその状態でいることは不可能ですので、リラックス出来る時にその事を考えて実践してみてください。
権威を疑う
自己評価を上げるのには、他者の影響を下げることが有効です。
他人の価値感や、意見は参考程度にして、自分の意見を信じることです。
良い質問は、「なぜ」という言葉です。
そういった人に合ったり、意見を聞いたりした時は、なぜなぜを繰り返してみてください。
そうすればその意見には、自己中心的な解釈があったり、自分の為にはならない主張が含まれていたりします。
上に書いてある別人になる、別の人になりきる場合は、なりきった人が本人中心なので良いのです。
要は他人と比べたりすると、心理的な盲点が生まれるということです。
盲点とは、その意見を絶対だと信じ、それ以外の柔軟な発想が出来なくなる状態です。
人は一度に2つの人格を持つことはありません。
他人に捕らわれていると、折角あなたの特別な発想や意見が本当はあるのに見えなくなってしまいます。
パパの意見などに振り回されないということでもあります。
それは非常に勿体無いことです。
大きな目標設定
ものすごく大きな目標を設定するのもその方法の一つです。
自分が実現出来そうにもない事、例えば
世界平和や会社を辞めるとか、大金持ちでもいいです。
実現不可能の様な目標は、あなたの価値観を変えていくのに役に立ちます。
大きな目標は、自分の能力を追加したり、変えていかないと無理なものが多いです。
そう考えれば自分のもっている特技や趣味、日常の小さなスキルなどから、大きな目標に繋がることは無いか考えます。
なければ、目標の中間目標をいくつか作ってみます。
さらに自分の知っている知識を書き出してみます。
そうして自分がその中間目標に向かって行動出来た時の事をイメージしてみます。すると他にもやりたい事や身につけたいスキルが出てきたり、普段とは違った行動が思い浮かぶかもしれません。
そうしてそれが目標に近づいていけば良いです。
つまり、とんでもなく大きな目標を決める事で、自分の予想外の発想が出てきたりして、その感覚というのは自分の新しいエネルギーを見つける事になります。
そうすれば自然と自己評価も高まって行きます。
パパがママを尊敬するとき
今回は、パパがダウン症の子供の育児放棄をせずに、子育てに参加したくなる方法について話してきました。
パパにはパパの世界があります。
それは子供の教育だったり、金銭面の心配だったりから、会社などに気が捕らわれてしまい、自分がやりたくないことをやったりして、仕事で問題を抱える事もあります。
そうすれば不安や緊張の連続で、自己評価が下がります。
すると、家庭での対応や感情のコントロールがうまくいかず、育児も思うようにいかなくなります。
そういった感情をママが理解出来たとしても、他人を変えるのは難しいです。
なので、ママが家庭の中で自己評価を上げて、理想の未来を作る必要があります。
そのための方法として、別人になる事で良い自己イメージを強化をしたり、権威を疑うことで他人の間違えた判断を鵜呑みにせずにすんだりします。
また、大きなゴールを設定することで新しい自分に気づき、自己評価を上げたり出来ます。
パパとママの関係は子供にとって重要です。
特にパパは、外部との繋がりも多い家庭がほとんどです。
そうであれば、ママはその世界を知ってパパではなく自分の自己肯定感を上げたりして、自信を持って何か家族またはダウン症の子供によい新しい事を始める事が大事です。
そんなママを見ていると、パパはママのことを尊敬したり、希望を見いだせたりします。
すると行動が変わります。
パパが育児に積極的で無い場合は、まず自分を変えて周りを変える意識を持つことをオススメします。