コーチングってなに?

コーチングとは、馬車のようなものです。

現代風に言えばタクシーがぴったりです。

コーチの語源は、ハンガリーにある街の名前「Kocs」に由来しています。その街で四輪馬車が最初に造られたことから、町の名にちなんでコーチと呼ばれるようになりました。

サッカーやテニスでコーチと言う名前をよく聞きますよね。日本では明治時代から、スポーツの指導者は「学習者を運ぶ道具」と比喩されていました。そのため馬車をモチーフにした「コーチ」がそれを意味するようになり広まりました。

コーチングは、あなたがどうしても行きたい目的地へ、一緒になって連れていきます。

そのときに過去や現在の悩みから何かを考えるのではなく、理想の未来を実現することに集中します。現実が変わらなければ意味がないからです。

ダウン症の子育ては健常児を育てるとの違う意味で、未来に不安があると思います。

  • どのように育てるのが正解なのか?
  • どうなれば標準の成長レベルなのか?
  • なにが本当の幸せや楽しみなのか?

と考えますが答えは出てきません。また、普通とは違うので世間的には普通でない子育ての悩みがあります。

  • 将来のお金の問題が不安
  • 自由な時間がない
  • ダウン症の子供に自立してほしい
  • ダウン症の子供に教育方法がわからない
  • 他人からの偏見がつらい、障害のことを分かってくれない
  • 子供と将来どんな関係になったらいいのか分らない
  • 親が死んだ後子供がことが心配

このような悩みをサポートするのもコーチングです。

しかし本当に価値があるのは、自分がやりたいことに気づくことであり、これまで大切にしてきた価値観を壊すことです。自分が変われば、周りが変わるからです。

多くの人は、自分の事は分かっているようで、分からないことが多いのではないでしょうか。

なので、第三者から見てもらうことで、新しい視点に気づくことができます。心のブレーキを外したり、本質的なことを知らなければ現状を変えることはできません。

思考を変えて制限を外せるようになれば、時間やお金から開放された豊かな人生が手にはいります。

それがコーチングを受けるメリットです。

また過去ではなく、理想の未来を一緒に考えていくので、日常の不安が減ります。何故かと言うと、人生からの子供の課題の分離し、自分らしい人生を創造していくからです。

 

カウンセリングは過去へのアプローチ、コーチングは未来へのアプローチ

コーチング以外に、どのようなサポートがあるか比較してみたいと思います。

例えば、カウンセリングやセラピー・ヒーリング・認知行動療法など聞いたことがある方や、昔サービスを受けた方がいると思います。

これらのサポートは、ほとんどが「過去へのアプローチ」をとっています。

過去からの体験から、感情を整理して緩和を行います。感情が緩和されるので、悩みも和らぐというわけです。または、気づいていなかった過去の原因を教えてくれるかもしれません。

たしかに、過去の出来事で苦しんでいる方は多いし、それらを癒やしてあげる事には意味があるのかもしれません。

しかし、私はダウン症の親に本当に必要なのは、過去ではなく、未来だと考えています。

過去をいくら癒やて、良いものにしても現状は変わりません。

何故かと言うと、今の状態が「安全な世界」だと信じているからです。人間は命を守るために安全安心を追求する生き物です。なので、嫌な気持ちが生じればそれを回避します。

ダウン症の話で嫌な気持ちになるのは、あなたの脳が、あなた自身を守っているということです。裏を返せば、ダウン症の親という世界に閉じ込められている状態とも言えます。

その世界から出て未来に一歩でも進むために、未来へのアプローチを取る必要があるのです。そしてコーチングはその未来を扱うものです。

  • 未来でどうなりたいか?
  • 未来をどうしたいか?

これがコーチングで扱う領域です。未来のゴールを設定してコーチと寄り添って目標地点に向かうのがコーチングです。

 

コーチングの立ち位置やイメージ

 

コーチングの、他のサポートとの違いをイメージ図にしました。

カウンセリングや占いなどは、過去やネガティブな気持ちを主に扱うものです。また誰かに依存してしまう傾向があります。よく当たる占い師がそうですよね。

その場では人生が変わったように感じても、一ヶ月もたたないうちにすぐ現状に戻ってしまったという経験はありませんか?

それに対して、コーチングは遠い未来を理想を実現するものです。理想から考えて、現実を変えていきます。そうは言っても明日から180度人生が変わるわけではありません。あなた自身の本当の問題が炙り出されるので大変な場合も多いです。しかし、それに気づいたのに避けていてはいけません。

他人依存で、過去を直しても現状の「当たり前」を強めているだけです。

 

あなたはすでに色々な知識があると思います。

例えば、本やインターネットから知った障害者に関する情報などです。

障害児への対応は実際に経験しないと分からない事がほとんどです。実際、本にもブログにも情報も多くはなく、それが現実とどう繋がるかは実際にやってみないことにはリアリティーが沸きません。

さらに悩みが解決しようとも、せずとも容赦なしに新しい悩みがまた出てきます。結局子供のことの悩みや障害を完全に解決するなど不可能です。

なので、悩みを子供から自分の方に変えて、自分のことを解決することの方が重要です。そのため未来の理想から考えて行動することが非常に大切です。

  • コーチングは未来へのアプローチ
  • カウンセリング等は過去からのアプローチ

こんな感じで、イメージしてくださいね。

ここからは、各サポートの違いについてもう少し細かくみていきます。

コーチング

コーチングは、コーチがクライアントに寄り添って理想の未来まで連れていきます。コーチングは現代のタクシーでしたよね。基本的に個人専門です。

また、コーチングでお伝えしたいことは、マインドの使い方です。

思考を変えることで、あなたは一瞬で変化できます。簡単にいうと、蝶が蛹から成虫になるイメージを持ってください。全然容姿も活動している場所も違いますよね。いままで2次元感覚で暮らしていた幼虫が、3次元のごとく空を舞うくらい違うのです。

マインドとは、脳や心の機能のことです。

あなたの理想の未来を実現するには、マインドの仕組みを理解して上手に扱えればいいのです。そのために、

  • 未来のイメージの仕方
  • 理想のゴール設定の作り方
  • 思考を変える方法
  • 脳と心の仕組みと正しい使い方

をお伝えしています。自分で出来るようになってもらったり、一緒に考えていきます。またコーチからの働きかけで、必要な変化を促します。

他のサービスの違いを見ていきましょう。

ヒーリング

過去から見た、現在の悩みについて解決する方法です。ヒーリングでは、潜在意識にアプローチしたりして、自分の状態を確認します。現在の状態をマイナスから回復させます。

コンサルティング

クライアントの要望に沿った結果に対して、コンサルティングの人が計画したものを提供します。また、コンサルはクライアントの悩みについて新しい知識を提供します。これは医者や小児科などの専門医が対応することが多いです。

未来を扱いますが、論理的思考が必要で主にビジネスに利用されます。とくに精神的なことやものごとの本質をクライアントが理解する必要はありません。しかし、クライアントが理解せずコンサルまかせになるので依存傾向が強いです。自分で解決できなくなります。

傾聴カウンセリング

過去の事象を深く観察して、対応方法がどうすればよかったのか、どう感じたのか、どんな気持ちだったかを探り、原因を知り、どうすればその問題が解決するのか一緒に考えます。

セラピー、カウンセリング

一般的に良く知られていて、過去の悩みや不安を解決します。どのような感情や行動があなたの弱みなのか強みなのかを明らかにします。

そして、心理面で安定を取り戻させて、気持ちをマイナスからプラスにします。

占い

潜在意識にアプローチして、過去から未来を提言します。統計学からあなたの行動や思考パターンを読み、統計的におこる出来事を伝えます。人に完全に頼ることが出来るので、依存しやすとと言えるでしょう。依存できるので、自分の行動に対して背中を押してる力になります。

 

コーチングは未来への乗り物

コーチングとその他のサポートについて紹介してきました。なんとなく違いがわかりましたか?

少しでもイメージが出来た!と思って貰えたらとても嬉しいです。

コーチングは未来の理想のゴールを決めて、その未来を実現することです。「そんな簡単に実現するわけない」「私には関係ない」と思っているとしたら、あなたはまだ原因に気づけていません。

考えてみてください。

あなたの理想をすでに実現している人は世の中にいるでしょう。時間やお金が自由にあるひとです。その人とあなたは何が違うのでしょうか?産まれた環境が違うから?学歴があるから?経営者だから?住んでいる場所が違うから?

そこに成功できない思っている原因があります。

そして違いは、マインドセットの違いです。

私は、ダウン症の親が、人生を自分らしく、最高に楽しくに生きて、そして、安心して死ねる社会を作って行きたいと思っています。

今は不景気(ニュースでは好景気と叫んでいますが)で、不満や不安が渦巻いています。周りの人のことを気にしずぎてしまう。それが辛い。私もそんな1人でした。

でもダウン症の親は幸運だと思います。

なぜなら、他の障害者に比べて子供の障害を受け入れ時期が早いからです。ダウン症アドバンテージと言われています。

もちろんみんながそう思うかは分かりません。

しかし、障害の原因が現代科学で証明されていて、理由がはっきりしています。なので未来に向かって考え、自分を新しいバージョンに変化させようと思えば、今すぐに取りかかれるのです。

コーチングは、そんなあなたの人生を創造出来る乗り物とイメージしてくださいね。

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