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創造的回避が育児を後退させてしまう原因

 

ダウン症の療育でも、「〜だからできない」とか、いろいろな言い訳が出てきてしまうことはありませんか?

実はこれは、脳のクリエイティブアボイダンスという働きです。

上手に子育てするには「クリエイティブアボイダンス」を避けることが大切です。

 

クリエイティブアボイダンスとは?

クリエイティブアボイダンスは、日本語で「創造的回避」と言います。

つまり、あることから、逃げるために、脳の創造性を使う働きです。

これも脳の重要な機能の一つです。これがゴールを避けるために働いてしまうと、ゴールを達成することができなくなります。

 

創造的回避が発生する理由

クリエイティブアボイダンスが起こるときは、やりたくないことをやるときです。

やりたくないことをやっている人は、みんなと同じようなことを無意識にやっています。これでは生産性が上がりません。やりたくないことのために創造力を使うのはムダなのです。

創造的回避を防ぐ3ステップ

クリエイティブアボイダンスを防ぐための3ステップの方法をご紹介しますね。

以下のことをしていただけば、脳をもっと創造的に使うことができ、夢を現実にできるようになります。

 

ゴールをもう一度見直し、ゴール達成のメリットを考える

まず、そのゴールがやりたいことなのか、どうしてゴールを達成したいのか、ということを見直します。

このとき、やりたいことでなければ、別のゴールにしても良いです。

また、やりたいことであるなら、なぜそのゴールを達成したいのかという、理由を考えましょう。

例えば、あの人と恋人になれたら、デートをして幸せな気分になる、というふうにメリットを再認識するのです。

これにより、ゴールに対する臨場感を上げることができます。

すると、脳は「ゴールを達成できる」と思い始め、自己評価が上がるのです。

ゴールを見直すには正しい設定方法を知る必要がありあす

 

自己評価を高める

ゴールがやりたいことであっても、それを達成するための自分の能力に対する自己評価が低いと、クリエイティブアボイダンスが働きます。

好きな人と恋人になりたいけど、自信がないから言い訳をして、結局何も進展しない、というときです。

そのため、自己評価=エフィカシーを高めることが必要です。

自己評価を高めるためには、ゴールの臨場感を高め、ネガティブな考え方を修正しましょう。

自己評価を高めるには、

・体調を整える
・運動をする
・成功体験を積んだり、過去の成功体験を思い出す
・自分に対して語りかける言葉=セルフトークを前向きに修正する
・ゴールを正しく設定して臨場感を高める

といった方法が有効です。

少しずつ良い方向に改善していくことで、自己評価は高まっていきます。

 

望ましくない結果を考える

ゴールを達成できない可能性や、障害について考えます。

例えば、好きな人に嫌われるかもしれないとか、他の誰かに夢中になって自分のことは眼中になくなるかも、というふうに考えてみるのです。

すると、脳は、そのデメリットからクリエイティブアボイダンスをするようになります。

まずは友達になって、仲良くなろうとか、早めにアプローチしようというふうに、創造性が働くかもしれません。

 

想像的回避と理想との関係

やりたくない目標を設定していると、そこから逃げるようになって、創造的な言い訳をものすごく考えついて、現状を変えないように脳が働いてしまいます。

クリエイティブアボイダンスを働かせないためには、やりたいことをゴールにして、やりたいことだけやりましょう。

やりたくないことは一切やる必要がありません。

人はやりたいことをやっているとき、快感を覚えてとても集中力が高い状態になります。

たとえば、マンガが大好きな人がマンガを読んでいるとき、まさにその状態になっています。

 

脳の創造性を望ましい方向に向ける

このとき脳の創造性はとても高くなります。

夢中になってやりたいことに取り組めるので、常人には考えられないような高いレベルまでやりたいことを極めることができるのです。

クリエイティブアボイダンスに脳の力を使うことは非常にもったいないことです。

「やりたいことで生活をすることはできないのでは?」

と思うかもしれませんが、やりたいことでなおかつ他人が求めていることをやれば、十分生活できます。むしろハイレベルなことができるので、経済的に成功できる可能性が上がります。

 

クリエイティブアボイダンスのデメリット

やりたくないことをやっていると、生産性が下がってストレスがたまります。

やりたくないことをやると、人間の脳はクリエイティブアボイダンスを発揮して、やりたくないことから逃げようとします。

クリエイティブアボイダンスが働くと、無意識はそこから逃げることばかり考えて、生産的な方向に頭を使うことをしなくなります。

脳の容量も、人生の時間も限られているわけですから、言い訳にばかり頭を使っていてももったいないのです。

 

やりたいことの本当の意味とは

やりたいこと=楽なこと、やりたくないこと=大変なこと、苦痛なことではありません。

たとえば、ボディービルダーのことを考えてください。ボディービルダーは強そうな美しい筋肉に身につけるのが大好きな人たちです。

彼らは筋肉をつけるためなら、ハードな筋トレをこなしたり食事制限をしたりして、かなり体に負担をかけています。

でもボディービルダーはハードじゃないと筋肉が付かないので、よりハードさを求めています。筋肉が痛かったり、怪我をしたり、内臓が悪くなったりするでしょう。それが、彼らにとっては「やりたいこと」なんです。

つまり本当にやりたいことをやっていれば、やりたいことをやるために必要なことが骨の折れることだったとしても、それはやりたくないことではなくなるのです。

 

創造的回避をさけて理想をつくろう

クリエイティブアボダンスは、あることから逃げるために創造的になる脳の機能です。

これが目標やゴールに向いてしまうと、言い訳にばかり頭を使うようになります。

そうしないためには、目標やゴールをやりたいことで設定することが必要です。

また、やりたいことであっても、逃げたくなるときがあります。

そんなときは、ゴールとゴールを目指す理由を見直しましょう。

また、望ましくない結果から逃げる方向に、クリエイティブアボイダンスを使うことが有効なのですね!

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子をもつ家族の方へ、コーチングを提供して自立の悩みの解決、理想の目標の達成のためのお手伝いをしています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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