一つの思いに囚われて頭の中を360度グルグル回る
あなたは、思い悩んでいる事がありませんか?
ダウン症の子供の将来の事や、兄弟姉妹の事だったり、住んでいる周りの人に迷惑かけていないかとか、
自分の将来の事などです。
それらの悩みは、自分の過去の常識=信念から来ています。それらを良く見る事で、全く新しいあなたになって進んで行くことが出来ます。
今回は、あなたの信念を変え、いつでも主張を変えても良いという事について話して行きます。
そうする事で、より自由にあなたの好きな自分になる事が出来ます。
いま悩んでいて、その悩みが数週間や数ヶ月も消えなく、頭の中をぐるぐる回っている場合、
その悩みを少し忘れていても、リラックスした時にふと思い出したり、ある場面で怒りやイライラが心の中から湧き上がってくる事があります。
その原因は、自分の中にある罪悪感です。罪悪感が壁となっていて、その壁に激突した時に、体が反応します。
あなたのいくつもの不快な感情の原因は、この罪悪感です。
では、罪悪感とは何か?
それは、子供の頃、嫌な体験によるもので、大きく感情が動いた時に出来た価値観そのものです。
罪悪感とは、あなたの価値観です。
例えば、あなたの子供が、携帯を投げて液晶が割れました。あなたは、子供に対して怒りの言葉で叱りつけるかもしれません。
または、目の前が真っ暗になって寒気がするかもしれないです。
怒りや不快な感情に支配されます。その様な場合は、
- ものを壊してはいけない
- ものは大切に扱わないといけない
という信念をもっています。
どのような体験がその価値観を作り上げたのでしょうか。
私の場合、小学生の頃、雑巾を遠くへ投げてる遊びが流行っていました。投げた雑巾が教室の電球に当たり、電球がカチッと外れ、落ちて割れました。そのシーンは今でも鮮明に憶えています。
私は、直ちに職員室に呼ばれ、その途中の道のりは不安でいっぱいでした。
- 凄く怒られるだろう
- 誰に怒られるんだろう
- どのくらいの時間かかるんだろう
と考えが止まりませんでした。
なので、物は大切にしないと、誰かから怒られる。という価値観が身につきました。
この価値観があると、子供が携帯を壊した時には、物を大切にしていないという自分の罪悪感が刺激されてしまい怒りや不安を引き起こします。
その罪悪感(価値観)を変える事ができれば、あなた本来の自分を取り戻す事が出来ます。
ではどうしたら変えられるでしょうか?そのためには、他の価値観を見ることです。
世の中には、逆の考え方を持っている人がいます。
例えば、
古いものは壊れても当たり前だ、新しいものを買えばいい。
物はいつかは壊れるものである。
といった考えです。
この様な場合は、物は壊れるという価値観を取り入れて、罪悪感を無くした方がいいです。
この様な場合は、物は壊れる、壊してもいいという価値観を取り入れることで罪悪感を無くなります。
考え方や決めた事はいつ180度変わってもいい
今この瞬間にもっている考え方や信念は、いつ変えてもいいです。
思い出してみてください。
小学生の頃の記憶があると思います。中学生や高校生の記憶はより鮮明に、より深く憶えているかもしれません。
学生生活から社会人になるまで、いろいろ経験してきたし、その都度、考え方を変えてきたはずです。
いま小学生の頃と同じ価値観でいることは無いし、
その時々の状況で友人や部活動、恋愛などの問題を悩み、解決してきました。
あなたは成長し続けています。
社会人になった後、そのスピードは加速度的に進化したし、悩みもより深くなったでしょう。
学生の頃と同じ価値観ではないし、その後の主婦の立場から見える視点も違います。
もし、あなたが今何かの信念に捕らわれて、ぐるぐる思考が回っているのであればまったく別の考えを持って良いのです。
そうする事で、今まで考えてもいなかった様な解決策が出て来る様になります。
今まで想像もしていなかった様な、未来を見ることが出来る様になります。
自分の信念を決めつけない
もし、あなたが誤って物を壊す気がないのに、物を破損させてしまった場合、
例えば、
友達の車を車庫入れの時に左ミラーを擦ってしまった
ママ友の家に遊びに行っていてコップを割ってしまった
こんな時、あなたは何と言われますか?
「大丈夫、安心して、そんなに悪くないよ」
とあなたを信頼している友人であれば、そう声をかけてくれると思います。
あなたは、自分自身で罪悪感の壁を高くしてしまっている可能性があります。
物を壊すということが、とんでもなく悪い事にしてしまっているのです。
でも、他の人からみれば、そんな事もあるという事だけなのかもしれません。
そうすれば、子供が物を不注意で壊した場合でも、心を落ち着かせて、事象とあなたの価値観を分けて考える事で違う声の掛け方が事が出来ます。
気をつける点は、
物理的に人を傷つけたりする場合は、きちんと教えてあげる必要があります。
事象をきちんと分けて、考える事が必要になります。
今回は、自分の信念はいつでも変えて良いという話をしました。
過去から、何が自分自身の大事にしている信念なのかを知ることによって、不安や恐怖の感情を客観的に見れます。
また、理解する事ができます。
そうすれば、怒りや不安を少しずつ抑えていく事が出来るようになります。
それはあなたとダウン症の子供にも、よい影響を与えていく事に繋がります。
何か不安や怒りを感じた時は是非、試してみてください。