恐怖に支配される
テレビを見てはいけません。きっと、その時間があなたの人生に、大きなマイナスの影響を与える可能性が大きいからです。
今回は、テレビから距離を置いて、自己イメージを高め、自分と子供との得られる未来について書いていきます。
テレビを見ていると、沢山の良い情報が得られるし、家族でも共通の話題が出来て、良いと思っていませんか?
また、あなたがいつもテレビを見る目的は、何でしょうか?
テレビでは、視聴率を得る為に、出来るだけ人の注意を引きつけて離さない話題を取り扱っています。特にニュースで、その対象は不安や恐怖を煽るトピックスが大半です。
テレビを一日中、つけっぱなしで垂れ流していると、あなたの無意識の感情に刷り込まれていきます。積み重なった不安や恐怖の感情は、自分の未来のイメージに莫大な影響を与えていきます。
そして、自分が良いと思っていることは暗に否定され、テレビにコントロールされてしまいます。
負のエネルギーによって、自分が自分ではなくなるのです。
でも、それには自分では気がつけません。
知らず知らずのうちに負のエネルギーを取り入れている。
それがあなたの問題なのです。
私は、こういった番組は見ません。自分のエネルギーが凄く下がるのが分かるからです。
自分の良い波動が落ちてしまい、それを戻すのに時間がかかるからです。
あなたもテレビは見ない方がいいです。
なぜなら、
負のエネルギーを取り込まない事で、自分のエネルギーを高め、家族に良いエネルギーを与えるようになってほしいからです。
それが、自分の為でもあり、ダウン症の子供の為にもなるのです。
例えば、
NHKでは、事故のニュースや不景気を煽ったりしています。電車の痴漢の話や刑事事件など多彩です。
逆に、誰かが誰かに親切にしたり、慈善活動のトピックスはほんの僅かしかありません。
これは、恐怖などのネタの方が、視聴率が取れるから、そういう構成になるのです。
HNKなど、そういったマトモな放送局がそんな事していのか、と思う方もいるかも知れませんが、NHKも見てもらう必要がある為、そういった方法を取っているのです。
民放でも、恐怖を煽る番組は沢山あります。また、他人を誹謗中傷して笑いをとったりするバラエティー番組などキリがありません。
余談ですが、テレビは基本、消費者に向かって情報を出している媒体です。
何かを消費してもらうように、計画されています。CMで流れている日用雑貨や、体験を消費する旅行など様々な商品が画面中に溢れています。
しかし、良く見てください。テレビコマーシャルで富裕層向けの商品が販売されているでしょうか?
一億円を超えるマンションや、個人用飛行機、何万円もする食材や高額個人向けサービスなどは、放送されていません。資産家や投資家、経営者向けの媒体ではないのです。
一般消費者に向けて作られているのです。
サラリーマンが生活できるだけの給与水準になっていることからも、その水準の中でいつも消費してもらうように安く、刺激的な広告や商品が考えられています。
生活できる水準とは、その水準は年収一千万あたりです。
まさに賃金(給与)を搾取されている状態です。
では、どうやってあなたに何か商品を買ってもらう様にしているのでしょうか?
それは、あなたの感情を揺さぶる必要があります。
感情を上げたりして感動させたり、不安や恐怖を煽って、下げさせたりします。
何度も同じ事を繰り返し、繰り返し見せるのはそのためです。有名なCMは話題になったりして、憶えていますよね。
もし、あなたが何か体調が悪い、不安が消えない、子供とのケンカが多い、周りの主婦の影響を沢山受けてしまい、自分の意見が言えない、などの恐怖や不安を認識しているのなら、テレビをずっと見ている事が、その原因の一つになっている可能性が高いです。
テレビから開放されることで家族ができる
ある日の平日に仕事から帰って来ると、ご飯を妻が用意してくれています。ご飯を食べながらテレビを見ます。
テレビには、戦争の報道番組が流れていて、いつ攻撃するのか、どんなに戦場の今は厳しい状況になるのか、死者は何人出たのか、という情報が繰り返し流れています。
次男はダウン症で、夜ご飯なのにアイスを食べています。
でも、少しでも口にれて、白いご飯を食べれる準備をしているのだからそれでいいのです。
お兄ちゃんは、テレビを見ながら、
「この人全員死ぬの?家の周りにも弾飛んでくるかな?」
「おじいちゃんはここにいったことがある?」
「食べ物どこで買うの?餓死する?」
大人の口からも、
「どっちが悪のかなー?」
「死にたくないね、こんな事してはだめよ」
「いつまで続くんだろうね」
など、不安な感情に包まれたまま、会話が進みます。
寝る前に、おにいちゃんが爆弾怖いね、と言いながら寝ます。
一つのニュースや番組で精神的に大きく感情がマイナスに揺さぶられています。
こういった状況が続くと、マイナスの情報に慣れてきて、どんどん自分の中にその価値観として取り込まれていき、自分の考えに影響を与えて行きます。
周りの方も同じ状況であれば、それを話す事によって、より感情が強化されて行ってしまうのです。
あなたは、こういった不安を取り入れないようにしてください。
まずはテレビを見る時間を極力減らしてください。
なぜなら、
テレビを見る時間を減らす事で、まず、自ら進んで不安を煽ったり、新しい恐怖の情報を他人に、ましてや自分の子供に発信しないようになるからです。
それは子供にとっても、良い情報の割合が増える事に繋がります。
また、子供との良い時間が出来ます。
特に、ダウン症の子は非常に感情的だし、気分屋です。自分の心に余裕を持って接する事が出来ないとお互いに不満を貯める事が多いです。
テレビなどで、不安な情報を聞いた後では、知らない間に幸福のエネルギーが下がっているので、子供の感情を、受けきれなくなってしまうことが起きてしまいます。
なので、自分の幸福度をあげることで、良い時間を過ごす事が出来るし、単純にテレビを見る時間が減ったことで、接する時間を取ってあげる事が出来るようになります。
あなたの中のイメージが良い未来をつくる
日常的に不安な情報が入ってくる状態では、どんな事が起こるでしょうか?
ダウン症のお子さんと日々の生活の中で、世話をする場合に、
例えば服を着替えさせる、ご飯を用意する、お風呂に入れてあげるなど、沢山のエネルギーが必要です。
また、一週間後、一ヶ月後、半年後、一年後の未来を想像した時に、特にダウン症の成長を想像すると、不安に駆られる時が多いですし、漠然とした恐怖が付き纏って来るものです。
そんな不安な状態が、テレビを見ることによって、気づかないうちに強化されてしまっています。
子供には、テレビ以外でやりたい事をさせてあげてください。
あなたも、やりたい事をやればいいです。
そうすればお互いに良くなって行きます。
注意する点は、インターネットです。テレビは受動的・自動的に情報を受取るとこになりますが、インターネット、例えばyoutubeなどは能動的・自主的に情報にアクセスして行く事になります。
大人は、こういった負の情報に気づき、遮断する事が出来ますが、子供はなかなか判断が難しいです。特に一度見た情報の関連動画が出てくる、仕組みのサービスが多いので、必要以上に負の情報に触れる事になります。
恐怖の感情は、人を引きつける効果があるため、子供は放おって置いたら勝手に莫大な情報を取り入れてしまいます。
そうなれば、いくらあなた自身が、エネルギーを高めてもうまくいきません。
ダウン症のお子さんでも、同じことが起こるのです。
今回は、テレビを見ることで、日常的に不安や恐怖に晒されてしまい、自分の感情や価値観に大きな影響がある事をお伝えしました。
それによって、本当に必要な良い未来をイメージすることが難しくなってしまい、自分の未来をうまく描けない状態や、
感情に余裕がなくなることで、怒りっぽくなったり、やる気がでないなど、子供との関係がうまくいかない原因にもなって来ます。
良い未来を強くイメージする為に、そしてそれを実現する為の行動をあなたが生み出す為にも、テレビの見る時間を極力減らして、
自分が最高に楽しい未来を、想像出来るようにしてみてください。