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解けない謎を見捨てる大切さが人生を決める

 

いくら考えても答えにたどり着かずに悶々として悩むことはありませんか?ダウン症のおもちの親も将来の不安ばかりが浮かんできます。でも解決策がすぐには見つからないので

「私がわるいの?」「運命のせい」

などと考えてしまいます。

このようなことは、経験や知識を通して少しづつ理解していかないと、すぐには解けない問題です。

解けない問題は、あなたの脳は間違えた選択をしないために、すぐには解決させないようにしています。なので悶々とするのが当たり前なのです。

今回は、永遠に解けない謎をすてる大切さについてお伝えします。

このことを意識するだけで、日常が前向きになれたり、解決に向かっていけます。

ダウン症の育児や自分の生活の意識を変えて行くことが出来るのです。

解けない謎をずっと考える理由

不安はいつかは解けるのですが、今すぐには無理です。すぐに解決することであれば、悩む必要も無いはずです。

悩み続けるということは、テレビでも周りの人にも聞いたことがないことなはずです。解決法を見たとしても、実際に体験したり、その時がこないと実感はできません。

安心できないので、ずっと不安が残り続けるのです。

すると人の脳は、理解不能なものを排除しようとします。つまり、無視するか別のことを考えようと本能でしてしまうのです。

無視する場合は、自分が重要だと思っていないことだったり、関係が薄いものです。特に生きるためだったり、自分の存在を周りに認めてもらったり高めるために必要ないことです。

でも、ダウン症の子育ての悩みだったり、自分の見た目で負い目を追っていると、すこしでも改善したりして心が平穏な状態にしたいと思っています。

しかし、それが自分の知識だけでは解決出来ない場合、脳は無理矢理にでも安定を保とうとします。

不幸な将来しかなければ、その先は良くないことが起こり死んでしまう可能性が高くなります。

脳的には、不幸→死と単純に思考します。

なので、そうならず生き延びるために適当な記憶を理由もなく挟んでくるのです。

すると、子供はこうしないといけないという思いになり情報に振り回されることになります。

たとえば、うつの人は対人関係が原因のことが多いです。相手に人格を傷つけられたり、無理にコントロールされたりすると、不安や不満が大きくなります。

すると、「相手の正確が悪い」とか「相手のこれまでの教育に問題がある」などと思ったりします。

相手はコントロールできないので自分が変わるしかないのですが、解けない謎が続くと大きな不安は死に繋がるので、無理やり的はずれな思考を繰り返してしまうのです。

解ける問題から解く

解けない問題に直面したらどうすれば良いでしょうか?それには、まず解ける問題から解くことが大切です。

解ける問題とは、自分が出来ることの範囲で解決してみることです。

そうはいっても、出来ないから悩んでいると言われるかもしれません。

しかし、あなたは思っている以上に出来ることがあるのです。

不安な気持ち、つまりネガティブ思考になるとそればかりが頭を支配して、うまくいくキッカケを掴むことが出来ません。

つまり自分ひとりでどうにか解決しようとしてしまっています。たしかに人に相談し辛いこともあるかもしれません。

それでも自分以外の人が答えをもっていたり、ヒントをもっているものです。

自分以外の人も自分の資産であり、戦力でもあり、知識の源泉です。

自分の知識の源泉を利用して、解ける悩みを見つけてください。

子供の発育で、たとでば言葉が出ない状況でも、小さいステップを考えてみてください。するとそのステップを解決できる方法が出てきます。

 

深層をゆっくりと変えて謎を消去する

どうしても解けない問題が残ると、それをがんばっても消すことは出来ません。

なぜなら、それは子供の頃から積み重なった価値感だからです。

大昔の頃の価値観は、意識することもなく常識となっています。その常識を変えるのは大変です。そもそも何が人と違う価値観なのか解らないからです。

部屋にものが散乱していても大丈夫な人と、落ち着かない人がいます。ほぼ正反対の性格ですが実際に反対の価値観をもった人は沢山います。

つまり、世の中の価値観に決まりはないのです。

そうだとすれば、自分の常識を変えることで、解けない不安も捨てることが出来ます。

そのためには、悩みの反対を考えてください。

ダウン症の親が不幸だと思ったら、ダウン症の親は幸せだと思ってみるのです。

多くの人は、ダウン症の家族は不幸だと考えています。しかし本当にそうでしょうか?障害者を家族にもつことで、人生で出会えなかった人と出会えたり、偏見を克服するなかで、新しい価値観を手に入れたりして活躍している人は沢山います。

なので、解けない謎が現れたら、逆のことを考えてみてください。

そしてその理由を考えてみてください。きっと別の良い考え方があります。何が正しいかは絶対的には言えないからです。

そうして解けない悩みをちぎって捨てていくことで、良い未来を想像することが出来ます。

心も楽になるので、思いっきりなりたい自分に向かって進んでくださいね。

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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