子供のことを知る

睡眠力を満点にすると明日やりたことがパッと出来る

多くの親はダウン症の子供から睡眠時間をたくさん奪われます。すると頭がモヤモヤしたり、イライラが止まらなかったり、集中力が無くなります。

そういったことは子育てでは当たり前のことですが、出来るだけ安眠して次の日の育児に向けて体力を回復しないといけません。そして、出来るだけはやく子供がうまく寝てくれることを期待しながら祈っています。

今回は、ダウン症の子供の睡眠力を高めるための具体的な6つの方法をお伝えします。

子供に良い睡眠をとってもらい、明日の不機嫌が少なくなれば自分の負担も減り、良いことだらけですよね。

なぜ睡眠力を高めるのか

子供のうち、約25%が睡眠障害があると言われています。(引用:地域に根ざした小児科医の調査結果/オーウェンズ)

支援を必要とする親にとって、この睡眠障害の状況は、永遠に続く可能性があります。そしてもちろん子どもたち自身にも睡眠障害に苦しんでいて、それは健康と記憶やものごとの認知にも影響を与えます。

その中でもダウン症の子どもの約55%に睡眠の問題があると言われています。

睡眠のことを学ぶことで、正常な発達を支えることができます。

ただ、それは勝手に身につくものではありません。なので知っていかないといけないのです。

睡眠障害の原因

体の障害や療育が上手く行かず、タイミングよく睡眠を習慣化出来ない場合があります。

そうすると睡眠障害は、問題行動の起点となります。子供は親が夜に何を期待しているのか、なかなか理解出来ません。

なので親の方から、ダウン症の子へ良く眠れるようにサポートしたいです。

睡眠時の環境を変えることが一つです。どこが一番好きな場所なのか知ったり、整理面や日頃のルーチンワークが大切になってきます。

ダウン症の子はこだわりが強いです。つまり気分の切り替えが不得意で、本能的感情が先にでます。なので、日中帯は色々なことにチャレンジしても夜の間は決まった流れで過ごしてあげるのがよいです。

また、ダウン症には閉鎖性睡眠時無呼吸症候群がよく見られます。寝ている間に呼吸が数秒止まってしまう症状です。喉の奥にある気道が睡眠時に閉塞してしまうことで起きます。

すると息を吸い込むのに苦労して、酸素レベルが低下します。原因の一つは気道の狭さと扁桃腺の拡大で、こういった症状がみられたら周りの保健師さんや小児科の先生に相談してください。

睡眠力を高める方法6つ

・環境ノイズを下げる

子供の寝室や環境が静かで暗い場所であるか確認してください。遮光ブラインドやカーテンを利用するといいです。温度を快適に保ちあつすぎると睡眠が妨げられます。

テレビとか会話などの環境ノイズを最小限に押さえて、快適にしてください。夜やお昼寝の時は声のトーンを一段階下げて上げると心地よいです。

・ベッドで嫌な記憶を作らない

ベッドや寝所は子供が大好きな場所です。私もそうでしたし、あなたにも安心出来たり、色んな事を考えた場所かもしれませんね。

たとえば子供が言うことを聞かなくて怒ったりする時に、その場所を使わないようにしてください。人は五感を使って記憶するので、その怒られたイヤな気持ちがその部屋の匂いや、雰囲気を巻き込んで記憶されます。するとその場所が居心地が悪くなり、睡眠がなんだか嫌なものだと思ってしまうのです。

なので子供が寝る時に安心していることを確認してください。

・ベッドをおもちゃにする

ベッドを利用している方は、子供にもベッド選びを手伝ってもらってください。おそらく凄く楽しく選んでくれると思います。また、子供は上布団の重さにも敏感に反応します。なのでどのくらいの重さがよいのか試してください。脱落防止用のサイドガードがあると子供も親も安心出来ます。

・ルーチンワークを気にする

日中は大まかなルーチンが役に立ちます。定期的に食事をとり、新鮮な空気と運動をします。お昼寝は午後の遅い時間だとリズムが崩れるので、なるだけ目覚めさせ毎日同じ時間に寝かせるようにしたいところです。そのために、日中は新しいことなど刺激を与えて、夜はリラックスさせます。

出来るだけご飯やお風呂をルーチンワーク化してください。ダウン症の子供は音楽が好きなので生活にもリズムを取り入れるのです。

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・お腹の活動を抑える

夜ごはんが終わった後に固形物やお菓子をあげないようにします。これらのものは胃の活動させてしまい寝ている間も体を休めることができないので、不十分な睡眠になってしまいます。

ダウン症の子は言い出したら聞かないこともあります。その時になんでも望んでいるものをあげてしまうと結局、良い睡眠にならないので、次の不機嫌に繋がり、自分の苦労に帰ってきます。

・就寝時のひと手間

ダウン症の子供が親の手助けなしに1人で眠りに落ちれるようにするには、様々なグッズを使うと良いです。子供が一番リラックス出来る場所のひとつは、お風呂です。そこで沢山遊ばせてあげてください。ずっとつきっきりが難しい場合は、おもちゃを入れてあげて自由に遊ばせてください。

またマッサージなど体を触られることが大好きな子もいます。リラクゼーションの音楽が役に立つかも知れません。照明を暗くした後、小さな声で歌を歌うなどいつでもリラックス出来る状態を想像してください。あなたが子供のころにお布団で気持ちよかった感情を思い出してみてください。

いつでも一貫性が必要です。しかし上手くいかないことも多いので、そういった場合は、「こういうこともあるよね」と考えてみてください。完璧主義になると~しなければ!というネガティブな罪悪感が出てくるので気をつけてくださいね。

まとめ

今回は、ダウン症の子供の睡眠力を高めるための具体的な6つの方法についてお伝えしました。

良い睡眠を子供にとってもらい、明日の不機嫌を治すには環境ノイズを下げてみてください。テレビや会話のボリュームを下げると子供のリラックスできます。

また、寝る場所周辺で嫌な記憶を作らないようにしてあげる配慮も大切です。そしてその場所を大好きにするためにも、おもちゃのようにベッドを選んであげたり、サイドガードをつけて安全な場所だと思ってもらうことも大切です。

夜のルーチンワークを大切にしてください。音楽のようにリズミカルにパターンを作ってみてください。お腹の活動を抑えて、寝る前はマッサージや絵本を読んだりしてひと工夫して、子供に気持ちいい感情を作ってあげてください。

ママは日中帯の育児でへとへとになっていると思うので、パパの協力も必要になってくるはずです。

子供がすやすや寝てくれると嬉しくなります。すると親の快眠にも繋がります。上手くいかないこともありまうが、毎日の積み重ねで、良い日の割合が増えてくることで、家族の理想の未来もそっと近づいて来てきます。

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