ダウン症の子育て マインドセット

告知タイミングの無垢なメリットとは?

2020年6月3日

自分の子供の障害をいつ知るかによって、その後の気持ちの持ち方や障害を乗り越えて前に向かって進む推進力も変わってきます。

ダウン症の場合は、徐々に症状に気づくというよりは、出産後早めに診断される人が多いです。

どのくらいのタイミングで知ったのか、またその時にほしかった情報はどんなものがあったのか参考にしてください。

そして、ダウン症にはアドバンテージがあります。それを活かしてみてください。より深く沈んだからこそ大きく未来にジャンプアップ出来るのです。

今回は、ダウン症の告知タイミングはいつ?現状ループを超えて特大ジャンプアップするための話をします。

告知タイミングはいつ頃が多い?

ダウン症の告知タイミングはいつ頃でしょうか?産後すぐにわかった人や退院後の方もいます。

私の次男もダウン症ですが、妻の出産2日目の告知でした。

他の人はどのようなタイミングなのか、知り合いに聞いたり調べて告知された日数を人数が多い順にまとめました。

  1. 2日目:11人
  2. 1ヶ月後:10人
  3. 出産前:7人
  4. 当日:7人
  5. 3日目:3人
  6. 5日目:3人
  7. 4日目:2人
  8. 21日目:2人
  9. 1ヶ月半:1人

56人の中で最も多い告知タイミングは出産2日目でした。

多く人が生まれて当日や翌日に告知されています。

また、病院にもよると思いますが、検査結果に時間がかかると1ヶ月後くらいまで確定を待つ場合もみられます。また出産前に兆候があり意思から告げらている方も多いです。

つまり、出産後、退院するまでに約60%前後の親がダウン症だと告知をうけていました。

早期告知のデメリット、メリット

ダウン症であることの告知は早いことが多いです。他の障害と比べると知るタイミングは早いです。自閉症スペクトラムの方などは判断が難しいし、身体が不自由な方はその病名を知るまでに時間がかかる場合もあります。

早期告知である場合、どのようなメリットデメリットがあるのでしょうか。また、それが原因で未来にどのような影響が想定されるでしょうか?

【早期告知のメリット】

まず、出生前に告知されていたり、出生前診断ですでに21トリソミーだと分かっていた場合、情報を集めることが出来ます。

この情報を集める事ができるのは大きなメリットです。なぜなら、障害のことを理解していないと不安が極大まで大きくなってしまうからです。人間は知らないことは常識の外側のことなので不安が出ます。

それは、本能的に生きていくうえで危険を回避しろと脳がいっているからです。さらにダウン症などの障害者についてメディアなどで不安を煽っています。育児・教育・老後のことやお金のことなどです。

すると、常識外のネガティブなことなので最大限ボリュームを上げて不安な感情を高めます。それが恐怖となり、よく言われる「どん底」感に陥ってしまいます。

なので、多くの情報を集めておくというのはその精神的負担を和らげてくれます。そして「出産おめでとうございます!」という言葉も素直に受けれられて、そうなると子供が愛しく思えます。

【早期告知のデメリット】

出産直後の告知には、デメリットが多いです。ただ、受け入れることが早ければメリットのように情報を集めたり、ママ友の会にはいったりして行動を進めることができます。

ただ、当日から退院までの間での告知は、ネガティブな記憶が残りやすくなります。

人は、成功したり上手にできたことは記憶として残りません。逆に失敗したり怒られたりするほうが記憶のイメージとして残されます。それも本能的に失敗した負の感情は生存にリスクがあるので回避しようとおぼえておく必要があるからです。

つまり、ダウン症の突然の告知は、出産後、妊婦の披露のピーク時でもあり深く思考することが難しい状態で、言葉を吸収してしまう状態にあります。

また、子供が生まれて未来の希望にあふれているときなので、余計に深くマイナスな記憶が植え付けられてしまうのです。

なので、こういった場合は周りからの援助が凄く大切です。

「おめでとう」は受け入れられないかもしれません。また、「大丈夫、なんとかなるよ」とか希望も信じきれません。

それでも子供のことをきちんと人間として扱った発言や、別の障害者でも上手くいっている事例などを意思や周りの家族がしてあげてください。

ママは全くの常識外のダウン症の不安で孤独と戦わなくてはいけないのですから。

ダウン症アドバンテージで前を向く

それでも早く告知がされれば、未来への転換も早いと言われています。ダウン症アドバンテージと言う言葉があります。

これはダウン症の子供をお持ちの親は、他の障害者の子供の親より立ち直りがはやく、次の人生のステージに移行できる人が多いからです。

それでも「どん底」感は誰にでもあります。その期間は人それぞれです。渡しの場合は半年や1年くらいでした。

その後、ダウン症を理解し、ダウン症の育児も他の健常者の育児と同じだと分かったり、自分と子供の課題をきちんと分離したことで、プラスの未来へのパワーが出てきました。

早く告知されることで、デメリットも急角度で大きなものになりますが、周りの人に助けてもらっていいのです。自分一人の価値観では到底太刀打ちできません。周りの人の良い価値観を取り入れてください。

そして、メリットによる子供への理解を進めることで、子供が大好きになります。

他人とは違う人生だと気づけば、他人の家族とも比較しなくなります。すると心が自由になれます。自分のみの価値観で生きていけるからです。

子供は可愛い!ずっと可愛い。自分も素敵でいたい。

他の人よりも色々なことにチャレンジしてみてくださいね。

-ダウン症の子育て, マインドセット

© 2020 ダウン症の子をもつ親のためのニコニコ子育てコーチング Powered by AFFINGER5