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ダウン症の不安な気持ちのループをジェット気流で脱出する方法

お金はどうしようという経済的悩みや、育児はどうするのが一番いいのか、子供はうまく話せるようになるのかな?といくら考えても答えがみつからず不安がループしている人も多いです。

最終的には、どうしたら将来安心して自分は死ねるんだろうと考えたことがある人もいるはずです。自分がそうだったし、子供がダウン症だからです。

不安の原因は色々ありますが、それは脳が勝手に作り出している未来のネガティブな妄想でした。自分のマインドは書き換えることが出来るのです。

あなたも未来を書き換えることで、未来からの上昇気流に乗って不安のループを断ち切ってください。

今回は、不安ループを断ち切りジェット気流に乗って脱出する方法について話していきます。

不安の原因とは?

不安の原因は何だろうと考えると将来の漠然とした不安が襲ってきます。

とくにダウン症の親は、メディアやこれまでの障害者に対しての知識からマイナスのイメージが植え付けられています。

不安の原因は恐怖です。

恐怖とは自分が知らないこと、つまり未知の経験です。

たとえば、破産するといったことも経験がなければ恐怖の対象となります。

それが現実に未来で起こると強く確信した時に不安のループが発生します。

なぜなら、それは解決出来ないことだからです。解決出来ないことをいくら考えても終わりません。

常識外の危険を認識したとき、脳は最大出力で危機を回避しようとします。

つまり恐怖という感情を発生させるのです。

その現実化していない不安は、恐怖を生み出します。それは現在でも未来でも同じことです。脳に未来も過去も現在もないのです。

今、考えていることが全てだからです。

なので、ネガティブな未知の体験を変えないと、いつがたっても不安がつきまといます。

それにはあなたのマインドが大切になってきます。

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ループマインドを変える方法

未知の体験への関心度合いは、あなたの常識が関わってきます。

常識の生活や思考の範囲であれば、それなりに心地よい生活がまっています。

しかしダウン症の育児や将来を考えると、それは常識外のことが多いです。なので恐怖が不安をループさせるのです。

そのためにマインドを変えるには、以下の方法が効果が高いです。

解釈を変える

だれにでも、これはこうだ!という独自の解釈をもっています。子育てはこうしないといけないとか、お金持ちはなんか悪いことをしているとか、です。

子供が上手く言葉が出なくて大人になって、離せなかったらどうしようと思うかもしれません。でも言葉が不自由な人は沢山、世の中にいます。たとえば手話などで意思疎通しています。

子供の手話を通して最低限、思いが伝わればよいと解釈を変えることも出来ます。

手話をさせるといっているのでは無いです。手話を取り入れたりして言葉の壁を超えれないか考えてみるのです。

情報をふやす

不安が止まらないのは、知識が足りていない可能性があります。

専門の病院があったり、時期的なものであると分かったりすれば、それは常識の中に戻ってくるので不安は減ります。最低でもループすることはなくなります。

知識を得るために行動してみてください。本やインターネットでも良いですが、それでは確信がもてず、不安が続きます。いくらでも自分でネガティブ方向に解釈出来てしまうからです。

それには、感じている不安を経験したことがある人に直接会って話すことです。

彼らは恐怖の緩め方をしっています。それを聞ければ確信に変わり、マインドを変えることが出来ます。

良いイメージをつくる

ネガティブ思考は、それを実現するように脳が認識します。頭の中のイメージは未来でも過去でも関係ありません。思っていることが現実と錯覚しているのです。

子供の喚き声が止まらず心配だとします。

大人になっても大きな声でわめくという事は、未知で恐怖でもあります。

このようなイメージを持っていると、それは過去、そして今から未来への延長線上にずっとその状態が伸びていっているイメージになります。

すると、現状を変えることも出来ず、不安がループするのです。

なので必要なのは、未来の良いイメージです。わめく事もなく平穏に暖かい世界で生きていると思うのです。

つまり、未来を変えて、不安ループを断ち切ってください。

ジェット気流は未来から来る

不安ループを辞めるには理想の未来を決めることです。するとジェット気流の波に乗れます。風は未来から吹いてきているからです。

ダウン症の子供でも、将来は思っている以上に成長し、人ともきちんと意見交換したり、誰かの役にたっていると強く想像します。

それは最近までの過去や、現在とは全く違う世界です。これまでの常識とは違うので、今日までの延長線上にはない未来なのです。

つまり、ポジティブな未来を決めてそうなりたいと思えば思うほど、未来からの気流が激しくなります。現状ループから飛び出して、未来ののための行動が始まるのです。

もちろん、行動すれば上手くいかない事も絶対にあります。躓いたり、戸惑ったりした時が課題がでたと認識できるチャンスなのです。

そんな時は、自分ひとりではなく、周りの人の力を借りたり、経験者やコーチなどのひとの助けをかりて前進することで、未来から来るジエット気流に上手く乗ることが出来ます。

不安が続く時は、いつも理想の未来を思い出してみるようにしてみてください。

すると、自然と体が浮き上がり、一歩前に足が出ますよ。

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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