ダウン症の子育て

支援級ってどうなの?私が自立した最短最速ルート!

ダウン症の子育てで支援学級に行かせたり、誰かのお世話になる時に本当にお願いしてよいのかな?と戸惑うことがありませんか?

特に障害者の場合は、相手に迷惑になると思ったり、子供自体がうまく適応出来るか不安になります。ネットを見れば、障害者の普通クラスへ通うことの弊害や誹謗コメントで溢れています。

それは、自分が蔑まれたくない、人に頼りたくない、依存したくないという気持ちが心の奥底にあるからです。つまり、支援してくれる人が上で自分が下という、

上下関係が迷惑をかけては「悪い」と感じてしまうのが原因です。

そのために、相手も自分も同じ立場だし、それぞれメリットがあると思っておくことが大切です。

すると、ストレスを減らしてダウン症の子供と楽しい未来を手に入れる事が出来るようになります。

今回は、支援について自立する方法を話していきます。

道で倒れている人がいたら・・・

もし道で歩いている人がいきなり、躓いてコケたり、荷物が重くて汗をダラダラかきながら一休みしていた場合、あなたが手助けのために声をかけたとします。すると多くの人が「大丈夫です」と言われるはずです。

逆にあなたが道でコケた場合、後ろに歩いていた人が助けようと声をかけてくれても「大丈夫、大丈夫です」と言ってしまいませんか?

どんな些細なこで自分は困っていても、誰かに助けてもらおうとすると

  • 手助けに見合ったものを返さないといけないと思う
  • 蔑まれてみえてしまい、かっこ悪く見られたくない
  • 自分では何も出来ない人と思われたくない

などの感情が一瞬出てきます。

すると、遠慮したり、自分で解決しようとしたりします。

他人に支配されたり、頼ったりするのは基本したくないのです。それが赤の他人であれば、なおさら意識が強くなります。

これは、あなたの生活に置き換えてみてもあらゆる場面でみられるのではないでしょうか。

家庭の夫婦関係では、家事で役割をある程度決めています。

自分の出来る範囲を決めて、その範囲で出来る限りうまく立ち振る舞おうとします。

たとえば、休日にパパが家事や育児を手伝ってくれました。それを嬉しくなり受け入れてうまくやることが出来れば良いです。

でももしかしたら、家事のやり方が違う!掃除機はここまでかけてとか、お皿はこういう風に洗ってとか、育児も危険なことはしないでと言ってしまうこともあるかもしれません。

そういった時は、上で書いたようなきちんとしないといけないという罪悪感、私が普段やっていることの価値を下げたくないとう劣等感から、色々小言を言ってしまうのです。

つまり、なかなか自分のコンフォートゾーンから出られないのです。

コンフォートゾーンとは、自分が一番心地よい行動やマインドのことです。誰にでも自分の普段やっている家事や育児の基準があると思います。

それを守ろうとして、小言を言ってしまい、夫婦関係が悪くなってしまうのです。

すると子供にも影響がでて子育てでストレスが溜まります。

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教えてもらうことが最短ルート

では、支援学級にいくことも同じことがいえます。

誰かのお世話になったりすることは悪いことという感情がでてきてしまうのです。

ダウン症の子供の育児の大変さは自分がよく分かっています。それを他人に任せることで自分の心地よい常識から外れてしまうからです。

学校の先生は、それほど親密ではないので、劣等感や自己評価が自分に現れてきます。すんなりとは任せられるほど信頼関係がないからです。

ではどうすれば、支援学級でも心置きなく通わせることが出来るようになるのでしょうか?

それには、自分の範囲以外のことは誰かに教えてもらうというマインド転換が必要なのです。

ダウン症の子供の通学はあなたが教師出ない以外、未知の世界のはずです。

ネットで色々誹謗されていますが、それと同じ状況になるかは分かりません。であれば、先に経験している人に教えてもらうのです。

といっても担任の先生に教えてもらうのではありません。先生はどうしてもクラスの均衡化を図る必要があります。ダウン症の子に特化して、教育できるわけではありません。また、特別支援クラスであればさまざまな障害者の平均的な教え方になります。

なので、先生に教えてもらうのではなく、クラスの子供に教えてもらうのです。

何故かと言うと、子供のことは子供が一番知っているからです。

たとえば、何の遊具が一番好きか、どういった場合に怒ったりしているか、どんな性格の子と仲良くお話できるのか。工作で集中しているものなど、子供目線で教えてもらいます。

子供の社会生活の中は、先生も何もありません。彼らが自主的に考えたことが成長につながるのです。

以下は幼稚園の実験ですが、教育よりも子供目線の自主性が可能性を広げるとあります。

小学校1年生の国語や算数、体育など を、先取り教育をしている幼稚園や保育所の子どもに比 べて自由遊びの時間が多い幼稚園や保育所の子どもの語 彙力が豊かであり、想像力も豊かに育っているという結 果が明らかになったのである。」

「子どもの主体性を大事にした関わり方をする ことによって、論理的な思考力や創造的想像力が育つの である。」

引用:乳幼児の論理的思考の発達に関する研究―自発的活動としての遊びを通して論理的思考力が育まれる

支援の先には、子供が大人になり自立することも目的の一つであるはずです。

そのために、支援級に行って子供から教えて貰うことが大切です。

そうでないと、先生や他の親との上下関係に陥ります。

~してほしい、~しないといけないなど、逆に他人依存になっていくのです。

そのために、自分の常識、つまりコンフォートゾーンから外に出てあげる必要があります。それには誰かに新しい常識を教えてもらう必要があります。

そうすると上手く自立するための最短ルートを通っていけますよ。

ダウン症と自分オリジナルの視点

誰かに支援してもらうことは大切です。このマインドが変っていないとずっと自分の常識の範囲で生活することになります。

誰かに新しいことを教えてもらうと、これまでとは違った事に気づくようになります。

私ももちろん子供に教えてもらうことが多いです。

すると、子供の好きなご飯の熱さが、好きなお風呂の温度と同じだととか分かったりします。

多方面で活躍したりしている人に会いに行ったりして、マインドなどの考え方を聞いたりしています。すると子育てでも必要なこどが分かってくるのです。

支援してもらうという上下関係ではなく対等にあると考えるのです。

すると悪いとか何か恩返ししないととか考えず、相手の言うことも素直に受け入れられるようになります。それが子供のから教えてもらうか大人からとかは関係がないのです。

自分のマインドを変えて、新しい自分のコンフォートゾーンを作り、うまく支援を人生に取り入れることで、あなたとダウン症の子供の最短ルートがみつかりますよ!

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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