
あなたの幸せとは何でしょうか?結論から言うと「他の人と何かを共有すること」です。
他人が知的障害があるダウン症でも、昔ながらの友人でも同じ人です。相手が誰であろうと関係はありません。
また、幸せは人の価値観によって変わるので決まっていませんが、たとえば
- 1億円あったらやりたいこと
- 仕事を止めて自由な時間でいきたいところ
- 人目を気にせずに言いたいこと
など考えてみてください。
そうすれば、他人依存せず、周りにも気を使わずにリラックスして好きなことを考えられませんか?
では子供と作る幸せとは何でしょうか?
今回は、ダウン症の子供との生活の中でリアルな幸せとは何なのか話していきます。
自己満足ではなく、他人に喜びを与える
リアルな幸せを求めるとまず俗っぽいイメージが出てくると思います。
たとえば、高級車に乗っていたり、億ションに住んでいて美しい大型犬を飼っていたりします。
また、海外に住んだり、自由な時間がたくさんあるようなイメージもあります。
ダウン症の子供の親であれば、1人で自立したり、もしかしたらダウン症の子供を産んでいない世界を考えるかもしれません。
しかし、これらではリアルな幸せを感じることは難しいです。
なぜらな、その原因は全て自己満足の世界だからです。
自己満足とは、自分勝手に好き放題好きなことをしていると考えがちですが、実は他人と比較して良い暮らしをしたり、見栄をはったりしているにすぎません。
確かにお金があれば不自由なく生活でき、苦労が無いかもしれません。
ただし、これは安心しているだけです。
今の世の中では、極論をいうと餓死する心配がない状態であるだけで、よく言われるマズローの欲求5段階では、下から2段めの「安全欲求」です。
つまり、本当の幸せにしてはレベルの低い話なのです。
お金の欲求や趣味の延長では、満足が長続きすることはありません。
なので、自分ではなく他の誰かの人に喜んでもらえる何かを見つけると本当の幸せが見つかりますよ。
子供や家族との同化せず、自分を好きになる
自分だけでなく子供と一緒に幸せになりたいと思います。
子供の教育だったり、運動神経だったり、社会生活を送るために他人よりすこしでも良くしてあげようと親として思うかもしれません。
でも気をつけないといけないのが、子供に夢中になり過ぎることです。
たとえば、健常者のお子さんでも習い事を受けさせる時に、子供より親が一生懸命になっているのをよく見かけます。
とくにスポーツは実力差が見えやすいので、親が活動に一生懸命になります。
しかしそれは、本来の子供の目標が親の目標になってしまいます。
つまり子供と親が同化してしまい、子供の本来の自主性を奪ってしまっていることが多いです。
そうなると、子供がうまくいかないと親もイライラしたりします。イライラが募ると子供にきつくあたったりして後で「言いすぎてしった・・」と悩むことになります。
なので、子供と親の目標ややりたいことは同化させないで、それぞれ分けて考えたり、見守ってあげたりするのが良いです。
子供の目標も、上手くいかなくても、上手くいってもどちらでも成長に繋がるとしっかり思えることで自分の行動や目標も同じように考えれるようになります。
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ダウン症の子供と一緒に未来を作る
子供と作るリアルな幸せとは、自己満足で何かをするのではなく、周りの人に喜びを与えるようなことです。
たとえば、あなたの得意なことを誰かに何かを教えてあげたり出来ます。凄く難しいことでなくても教えて欲しい人は沢山います。
昔、私は友人から英語の勉強方法の相談を受けたことがありました。少しでも役にたったら良いなと言う軽い気持ちで、単語の覚え方を何回かに分けて伝えることにしました。
継続することが一番難しいと知っているので、たまにサポートしながら自分なりのコツを教えていきました。
それから、友達はTOEICの点数少しづつ伸ばしていき、今では逆に色んな英語の情報をくれるような繋がりが出来ています。
自分の得意なことを誰かに教えたり、逆に困っていることや止まって前に進めないことを誰かに相談して教えてもらうことで違う景色が見えてきます。
そして自分が出来ることと出来ないこと、子供が出来ることをできないことを分けて考えてください。目標に執着しすぎずにしてくださいね。
子供や家族と同化せすに、やりたい目標をきちんと分けて、誰かに喜びを与えるような事ができれば自分を大好きになり、それが子供にも繋がります。子供の笑顔がたくさん増えます。
すると嘘ではなく、リアルな幸せを感じる事が出来ます。
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