ダウン症の子育て

毎日が面白くない!とネガティブな言葉が増えてきました。

ダウン症の子供が可愛く見えて来た頃、

何か家族のためにとか、自分のために新しいことを始めてみたいと思い始めます。

でも何をすればいいのかと思いつかなかったり、毎日同じことの繰り返しで「毎日が面白くもなんともない!」と憤慨します。

そんな時は、少し気分を変えて子供時代からやってみたかったことや、昔やっていた趣味などをもう一度取り組んでみるのが良いです。

なぜなら自分の価値観って思っている以上に凝り固まっていて、すごく他人からの影響を受けているからです。他人のこうした方がいいという言葉や、メディアからの影響が日々積み重なっているので、自分で生きる目標をもっていないと他人の目標ばかりを引き受けることになります。

すると、なんだか毎日が面白くなくなり、「なんで私ばっかり」などのネガティブな言葉が増えてきます。

なので、これからの生活を楽しく、幸せに生きるための手段として、セルフコーチングを日常に取り入れてみてください。

セルフコーチングとは、やりたいことのゴールを設定して楽しい「未来を記憶」を作る道具です。

過去の記憶ではなく、未来記憶を作って「楽しい!」を実現させることができます。

新しい、嬉しいを作れば「毎日が楽しい!」に変わります。

今回は、セルフコーチングを利用して新しい目標の作り方について話して行きます。

やりたい事のイメージを風船みたいに膨らます

新しいことを始める時に色々考えてみても、良いアイデアが浮かびません。あれこれ調べてみてもお金がかかったり、時間が合わなかったりします。

そんな時は、まず子供時代からやってみたかったことや、昔やっていた趣味などをもう一度取り組んでみてください。

例えば、私が思い出したのは小学校の頃、たしか図画工作がいつも「5」(通信簿で一番上)でした。とくに絵を書くことが好きで、何か代表してコンクールにも出た記憶があります。とくに静かな場所で草の絵を書くのが好きでした。

なので、何か新しいことをしようと思った時、もう何十年も絵を書いてなくて気にもしていなかったけど、久しぶりに絵を書いてみようと思ったのです。

私の次男はダウン症ですが、一緒に絵を書きにいくようにもなりました。

(次男はまだ丸いタイヤや怪獣の輪郭を書くのが精一杯ですが、、)

すると今度は、有名な画家モネの絵をみて書き方に興味が出てきました。「モネの絵ってなんでこんなに眩しいんだろう」とか「どうしたらこんな風に書けるんだろう」と無意識で思ったのです。

調べるとモネの絵は、色を混ぜないでドット風に置いていく。影は黒だけでなく色んな色を使うなど独特な書き方ということが分かりました。とくに影の付け方に感動しました。

そのことを上のお兄ちゃんに話すと、「ラッセン」の水もキレイだねと他の画家の話にもなり、ワクワクしたかと思ったら、次の瞬間ラッセンの巨大なパズルをママがamazonで発注していました。

いっきに家中がアートになったのです。

こんなアートな取り組みが家族で、ダウン症の子供にも広がって行くのが楽しみになりました。

私がやったことは、昔の思い出から絵を書くことを引っ張り出してきて、楽しく絵を書いているイメージを膨らませたことです。一枚の大きな画用紙にみんなで風景がを書いて絵の具で塗って、リビングにキレイな額縁にいれて飾っておくイメージをしました。それを見ながらみんなで楽しく会話したりニコニコしているイメージです。

些細な行動のキッカケになりますし、アートな家族という未来のイメージが出来ます。

これが現状とは違う未来のコンフォートゾーンなのです。

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自分の新しいコンフォートゾーンを作る

新しいやってみたいことは些細なことでも

理想の未来を大きく広げて、それが当たり前の状態なったイメージを持ってみてください。

コンフォートゾーンとは現状で最も安心できる気持ちだったり行動パターンのことです。

あなたの未来は、少なくとも現状とは少し変っているはずです。環境の変化がありますよね。子供が成長したり、仕事の環境が変ったり、家族構成が変わったりします。

その未来で起きることを予め設定しておいて、もっとも自分が過ごしやすくてワクワクするようなイメージを持っておきます。こうして、未来のコンフォートゾーンを作っておくことで良いことが起きます。

例えば、私が絵を書こうと決めて、未来をイメージしたら、現実がそうなるように少しだけ考え始めます。絵を書く場所を調べようかとか、具材を決めたり、スケッチの教室を調べたりします。

つまり、これまで知らなかった新しい情報が自然と手に入るのです。

するとネガティブな言葉よりも、知りたいが増えてきたり、やってみたいと感じるようになれます。

臨場感を上げて私だけの情報をアップデートする

やってみたかったことや昔からの趣味などは、他人の価値観が入っていません。

なので本当に自分の素で愉しむ事が出来ます。

それをさらに面白くするには、未来のイメージを膨らませて、実際にその場にいるような臨場感を持つことです。

でも、イメージはイメージで終わってしまうと思うかもしれません。

そんな時は、実際に絵の具などを見に行ったり、教室の体験レッスンを受けてみたり、イメージしているものを体験してみると良いです。

すると、リアリティーが爆発的に高まってよりイメージが強化されます。

そして新しい情報にも触れることが出来て、さらに頭の中でイメージが雪だるま式に膨らみます。

理想の未来に近づくために何をしていけばよいのかピンッと分かるようになるし、

知らない間に周りに影響を与えているなんてことが起きます。

これもセルフコーチングの一つです。やりたい事を設定して、イメージを膨らませることが大切です。すると自分の価値観も少しずつ変わり、他人依存しなくなります。

今度はあなたが周りに影響を与え始めるのです。

「毎日が面白くない!」とネガティブな思考をになったら、幸せに生きるための手段として、やりたいことを過去から一つ見つけてみてくださいね。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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