トイレトレーニングがなかなか進まなくて不安な方も多いかもしれません。
とくにダウン症や障害者をお持ちの親であれば、言葉の理解も遅いのでうまく伝えられなかったり、便秘も酷いことがあり大変ですよね。
理由は様々ですが、レーニングが上手くいかない原因は、トイレトレーニングのゴールを決めていないからです。
なんの話?と思われるかもしれませんがトイレの作法を覚えさすのに終わりはありません。
なので親自身が自分である終わり(ゴール)を決めておくことはとても大切なことなのですね。
自分なりに子供が上手にトイレを利用できる出来るゴールをイメージすることで、想定外の行動もイライラせずに受け流したり、小さな変化に気づくことが出来ます。
私の次男はダウン症ですが、実際に体験したトイレトレーニングから、上手く行かない理由と具体的な方法について話していきますね。
ダウン症の子供のトイレトレーニングが上手くいかない理由
ダウン症の子のトイレトレーニングには色々な問題があります。
たとえば、言葉が上手く理解できなかったり、おまるをどう使って、どの順番で何をしてということを伝えるのが難しいですよね。
道具は実際に親が使い方を見せて上げる事が出来ますが、体の力の入れ方などの感覚は理解が難しいと思います。
ダウン症の子は、真似をすることがある程度できますが、全体の状況を理解して何が良いのか悪いのかを判断するのは難易度が高いのですね。
過去のダウン症に関わるたくさんの論文では、
他者が行動しているときにミラーニューロンの活動があまり行われないと書かれています。
どういうことかというと、他人の行動を模範は出来るけど、その状況を過去の経験から紐づけて最適な行動を導きだす力が弱い。ということです。
たとえば、リビングでお兄ちゃんの真似をしてボールを投げたとします。
ボールがコップにあたり、テーブルから落ちて割れました。でも、コップが割れたこととボールを投げたという動作がうまく結びつかず、何度もコップに向かってボールを投げてしまうのです。
それを解決するには、パターン化して覚えさせて上げる必要があります。
ボールを投げるのも投げる場所や方向を決めてあげたり、それを繰り返すことで例外的な行動を減らします。
難しく考える必要はなく、簡単なルールを決めるとよいのですね。
トイレトレーニングも同じで、少し細分化してルール決めすると子供もパターン行動しやすいです。たとえば、
- オムツを脱ぐ場所を決める
- 子供用便座をおくタイミング
- 便座に座った後、親が子供に触る順番
- うんちをしたあとの合言葉
- 終わった後の手洗い手順
などです。小さく分けることで子供と同じトイレの臨場感を感じることができるはずです。そしてその時に楽しいストーリーにしてあげましょう。人形や動物のおもちゃを使って手順をストーリー化しましょう。
そうすると一緒にトイレの世界を共有できます。トイレは嫌なもの、辛いもの、未知なものでないと理解できるので子供も安心してトイレ出来ます。
つまり、子供がトイレを親と共感できるような場所を作るのと良いのですね。
こうすると、親がいないと1人で出来なくなると思うかもしれませんが、子供自身にパターンが出来るとそのパターンを子供が自分で広げていくことができます。
トイレトレーニングは時間がかかります。
親は、すぐにでも次にステップに進んでほしいと思ってしまいます。
現状が変わらないと知り合いの家族と比べたりして不安になってしまうからです。もし、ネガティブな気持ちをいつも感じているのであれば、トイレトレーニングの「ゴール」を設定してみてくださいね!
トイレトレーニングおすすめのアイテム(便秘解消、浣腸)
うんちがスムースに出ると、気持ちがいいし、トイレが好きになりますよね。
次男もうんちが出た後は、「はぁ~きもちい」と言います。パッと笑顔がでます。ダウン症の子供は、リキむ時に力の入れ方が分からなかったりします。全体的に筋緊張が弱いため、筋力の使い方が上手くいっていないように感じます。
うんちが出ないとどんどん腸の中に溜まり、巨大化します。するとますます出にくくなります。
次男も5歳の頃は2週間うんちが出ないこともありました。もちろんきちんとトイレでは出来ず、よくお風呂で温まったあとに、汗をダラダラかきながらボトンとしていました、、
便秘を解消するために、先輩ママや色んな人に聞いてい見ると、「モニラック」を利用されている方が多いです。

これは飲み薬で、薬局での処方箋です。また「生理的腸管機能改善」の薬なので腸自体を活発に動かす作用があるみたいです。
しかし、薬が苦いせいか子供はなかなか飲んでくれません。ゼリーに混ぜるなど少し工夫が必要。
そんな時はよく浣腸をしていました。すこしスムーズにうんちが出せると、子供のストレスもなくなるので親のマネを少しずつしてくれるようになり、トイレでも出来るようになっていきました。
良いパターンが出来ると、子供から浣腸して~!と言ってくれるようになりました。

私がよく使っていたのは「イチジク浣腸」です。
始めてのチャレンジの時や、上手くいかない場合は道具を信じてみてください。
ストレスなく上手くやる人ほど、自力でどうにかしようとせず人やものに頼って解決する人が本当に多いです。なので全然悪いことではないのですね。
色々な種類がありますが、10gの4個入りが良いです。20g、30g以上あるので好きなものを選べます。
いろいろ試してみたのですが、粘着力がある「イチジク浣腸」がおすすめです!
トイレマインドを変えてゴールを設定してみる
はじめからビシッと厳しいしつけをして、トイレでトレーニングをしている子もいるかもしれません。
でも子供に感じてほしいのは、スルッとうんちを出して気持ちよく過ごす感触です。
感覚をしってもらうことが大切です。なので親が無理をせずに、トイレでうんちをするのが気持ち良いというパターンを作ってあげましょう。
そのために、トイレのゴール設定をすると便利です。
ゴールを決めるやり方ですが、以下の条件をつけてみてください。
- 常に自分が面白いと望むこと
- 自分がやってみたいこと
- 自分の現状の常識以外のこと
たとえば、「ダウン症の子供がトイレを自分でできて、トイレの後に掃除もしてくれる。幼稚園では同級生にトイレに付き添ってあげる」
健常者に負けず、みんなのトイレの世話をしてくれる。
掃除まで毎回してくれるなんて想像以上の成果です。普通の子供でもなかなかできませんよね・・・・。
こういった目標を決めておくことで、そうなってくれたらいいなと思います。
そしてどうすればそうなれるか少しでも考えるようになれるのですね。すると過去の常識を変えて、新しい考え方ができるようになっていけますよ。
トイレトレーニングは自分がやりたいことです。子供がやりたいと言ったことでなありません。
なので、それに楽しい未来を設定すると、アイデアが浮かんできます。決して楽をするのではなく、楽しくモチベーションを上げるてみましょう!
決めたゴールを楽しんでみてください。
育児は楽しみばかりではない!と言われるかもしれません。
ひょっとしたら次男のようにお風呂でうんちをするかもしれません。でもそれでもいいんです。そこから何か子供の気持ちいいことを発見してみてはいかがでしょうか。
次男は暖かいお風呂でうんちが気持ちいいと思ったので、トイレトレーニングの再は体中を擦って摩擦して暖かくしてあげました。
すると、「ふぁああ・・」と気持ちよさそうな声を出してくれます。
ゴールを決めて、子供を見てあげると意外な感情に気づくかもしれません。
このようにマインドを変えるのには、コーチと一緒に未来を実現する方法があります。
他にも、自分ひとりで育児の間に簡単にできるセルフコーチングもありますよ。
いろんなことを調べたり、人から聞いたり、実際やってみて自分のゴールを作っていきましょう。
そうすればトイレトレーニングの自分なりの開花方法がきっと見つかります!そして、それを誰かに話したくてたまらなくなるかもしれませんね。
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