子供のことを知る

他人比較の防波堤となる自己抽象思考とは?

子供には自分の理想どおりに成長してほしいと思っています。それは切実な願いの1つです。

思ったとおりに成長してくれると、勉強や友達と仲良くなれて一番楽です。

自分も世間的に優越感もあり気持ちいいし、精神的にも暖かくなって満足します。

ダウン症も健常者の過程も成長速度に違いはあるけど、仕組みは同じはずですよね。

子供のことだけを考えて、子供自身が楽しんでスポーツしたり、勉強したり、成長出来たらいいと考えます。

でもどうしても「他の子より頑張れているかな」「あの子◯◯クラブにいってるんだ、負けてられない」など考えて焦っていませんか?

なぜなら、競争心を強く持ってしまい手放せないからです。競争を止めるには相手のパターンに気を取られずに抽象度を上げて物事を考えます。

今回は、抽象度を上げてダウン症の親子と比較を止める方法について話していきます。

子供でなく自分のやりたいことになっている

なぜ焦りがフツフツと出てくるのでしょうか。周りの親の意見を聞けば聞くほど焦ってくるでしょう。

私の次男はダウン症で、お兄ちゃん譲りで運動が大好きです。

お兄ちゃんと一緒によくサッカーもします。(次男はサッカーのルールは理解出来ていませんが、、)

お兄ちゃんのサッカークラブによく応援にも行きますし、クラブの同級生の親子ともよく話をします。

多くの親は1つのクラブだけでなく沢山のクラブを掛け持ちしています。雨で練習出来ない時の室内器具など色んな運動器具を揃えたりしています。

子供は楽しく、時に厳しくサッカーに取り組んでいて関心します。

よく見ていると

時々コーチから子供に紙を渡して、「将来の夢を10分で書くように」という課題がでます。それを見ていると、ほとんどの子供が10分で書き切る事が出来ていませんでした。

つまりどんな結果になったかというと、子供には目標意識がまだ希薄で、親の方が非常に高い目的意識を持っていることは分かってしまったのです。

子供の夢でなく親の夢を叶えようとしている状態です。

子供をのびのび遊ばせている親であればそんな雰囲気は気づいているかもしれません。

親の目的を達成しようとして子供をコントロールしようとするとどうなるでしょうか。

殆どの場合が上手くいかないことが多いです。

なぜなら、抽象度が低い状態で子供をサポートしようとしているからです。

抽象度が低いとは、つまりみんな同じ考えで行動していることと言えます。

あの親子はこんな練習しているから、我が家も始めないと!と思ったりもするでしょう。

ということはつまり、競争になっているのです。

では競争思考はイケないの?競争しないと勝てないと思うかもしまれん。しかし、競争すると良いことがありません。

そもそも競争とは似たもの同士で、同じことをやろうとしています。スポーツでも勉強でも子供それぞれに課題があり相手と比べて、ある範囲でどちらが上か下かというのは制限をかけているのと同じことです。

本当に必要なのは、基礎の段階で競争させるのではなく、自分にあったトレーニングや、自分が本当に楽しい、凄いと思うこと、嬉しいことを見つけて上げて、それを取り入れることでしょう。

親は周りのやっていることをコピーして子供に貼り付けずに、楽しいと凄いと思えることを子供に経験させることが大切になってきます。

ダウン症の子供でも同じで、周りのダウン症の家族と同じように活動したり、ブログを読んでその場所に行ってみたりするパターンでなく、自分で詳しく調べてみて子供が興味を持つ瞬間をまってみましょう。

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MY抽象度を上げて好きなことを探す

ではどのようにして、子供の気持ちを引き出せる考えが出来るようになるのでしょうか。

抽象度を上げるとは、大きな目線で物事を捉えることです。

たとえば、サッカーのクラブチームのコーチであれば、発想を広げて、体操のコーチや他のスポーツのコーチがいます。そういったコーチに教えてもらえば、サッカー必要な体幹や個別の能力を引き出せるかもしれません。

サッカーでいえば、J1のプロに教えてもらっても良いわけです。さすがにJ1は難しいと思ったら、J2でもJFLでもプロであれば良いです。どんなレベルでもプロになるには、プロで実際に生活している人にその経験や方法を聞くのが一番です。そういったプロで個別指導している人は探せば沢山います。

子供の興味も大きく膨らむ方向にいくでしょう。

本物のグラウンドを子供に経験させてあげたければ、Jリーグボールボーイに応募して、ピッチに出してあげるとか、大人数で貸し切ることもできます。

練習方法も抽象度をあげると、他の競技と似ているものがあれば独自で取り入れてもいいです。球技であれば色んな練習方法があるので良いものが見つかるかもしれません。

柔道の谷亮子さんは、昔ボクシングのマイク・タイソンの試合をみて、「左のパンチも右のパンチ全く同じ」ことに気づいて、柔道の投げる技術を左右同じレベルに出来るよう特訓したそうです。それが自分の柔道の技術を支えていると言っていました。

つまり、サッカーだけ、◯◯だけと考えずに同じ球技であれば広い視点を持つことが大事だし、それが周りと競争せずに自分が信じた本当にやりたいことを見つけるキッカケになります。

自分がやりたいことは、相手がいなくても自分で追求していけます。

そうした興味を持つことが出来ることを親は見つけてきてあげることが、子供に対しての本当のサポートになります。

親は大変かもしれませんが、是非色々考えてみてくださいね。

ダウン症の好きなこと

今回は、抽象度を上げて子供の好きなことを探すと周りと比較しなくなる話でした。

ダウン症の子供は、知的障害もあったりするのできちんと親に伝えたいことが言えないことも多いです。

でも感情は豊かなので気づいてあげて、もし興味を持ったものがあれば、抽象度を大きくしてた目線でイメージしてみてください。

カレーを良く食べるようになってきたのであれば、カレーぱんやかれーうどんを試してみたり、カレーパンマンに興味を持つかもしれません。するとそこからアンパンや食パンが気になってくるかもしれませんね。

カレーの原料を調べたると、漢方として使われていてスパイスであるターメリックは、脳が活性化するとも言われています。親がスパイスに興味をもって健康にハマるかもしれません。すると子供の食事ももっと健康的になって生活が改善したりします。

周りの家族のパターンに気を取られずに、自分なりの発想をもっていくと、子供の反応を見るのが楽しくなってきますよ。

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