育児に集中している方も、そろそろ何か新しいことを始めませんか?
そして、何か新しいことをはじめるときに、とりあえず簡単なところからスタートして順番にステップアップしていこうと思うのが普通です。
簡単な入門編から徐々に難しい内容に挑戦するというのが必要な分野もありますが、たいていのことはいきなり難しいことからやったほうがいいです。
できることからはじめたほうがいいと思いましたか?
大丈夫です。たいてい、難しいというのは思い込みでしかありません。
代表的なのが読書です。「古典」と言われると重苦しい感じがします。見た感じも重厚なものが多いですよね。なんだかとても難しそうです。読もうかなと思っても怖くて手が出せないという方もいるでしょう。
しかし読んでみると案外難しいものばかりではありません。むしろ簡単で読みやすいものもあります。
いきなり難しいと思っていることをやれば案外出来てしまうのです。
もちろん全く歯が立たないこともあるでしょう。それでも調べながらちょっとずつ読んでいけばだんだんわかってきます。自分に何が足りないのかも明確になってくるでしょう。
何が問題なのかが明確になれば、あとはそれを解決していけばいいのです。ダウン症の育児の解決も同じことが言えます。何が問題なのかを子供に聞きながら少しづつ解決していくマインドが大事です。
ただ、入門編をやっているうちにゴールが途方もなく思えてきて「やっぱりやめた!」となってしまった経験もあるかもしれません。
しかし、難しいことに挑戦するのは時間がかかるように思えて、初心者編からステップアップしていくより時間がかからないです。ステップアップしていこうと思ったら、一生できないかもしれないことも、すぐにできてしまいます。
一番美味しいところを先にやるという発想です。
コーチングにおいてもいきなり想像もつかないようなゴールや無理と思えるゴールを設定します。そうすると、「あれ、案外すぐに出来てしまった」ということもありえるのです。
そういう場合は、ただ難しいと思い込んでいただけの勘違いだったということです。
ダウン症の療育は、本当に手も足も出ないような目標もあるかもしれません。それでも「できる」と高いエフィカシーを持ってやっていけば、どんどん道が開けてきます。
チャレンジすることで親の精神状態も変わっていきます。
そういうときは、自分が思っているよりも圧倒的なスピードで成長しています。何より、目指す過程自体がチャレンジングで面白いですよ。
どんなことでも、いきなり難しくてできそうもないことに挑戦してみることをおすすめします。
できるという前提に立ってやってみましょう。
人はできないと思っているからできないのであって、できると思ったらなんでもできます。
目の前に壁があると思っても、それはあなたの頭のなかで勝手に作り出した想像上の壁なんです。想像上の壁なんですから、えいっと踏み出してみませんか?