子育てで嫌な感情やネガティブな感情をコントロールする方法をお教えします。
家族の理想を実現するためには、ゴールに必要なことだけをするのが大切です。そうすれば、最短で目標を達成することができます。
常にゴールのことを考えていて、ゴールに関係のないことをやろうとしたときに「これは違う」と気付けるようになればいいわけです。
ゴールから見てこれは必要なのか、という判断を繰り返すことで、どんどんコンフォートゾーンができていきます。
しかし、ゴールを目指す過程でゴールに関係のない思考や余計な感情にとらわれたり、ネガティブな感情に支配されてしまうこともあります。
とくにゴールから見て判断するというやり方に慣れていないと、余計な行動が増えてゴールに必要な行動を取ることができません。
すると、余計な感情にとらわれないようになってしまいます。
「でも、感情にとらわれないってどうしたらいいの?」
感情にとらわれないようになるためには、感情にとらわれない練習をしていけばいいのです。
これはスキルの問題なので、練習すれば必ずうまくなることができます。
今回は感情にとらわれなくなるためのトレーニング方法をお伝えしますね!
感情にとらわれなくなるトレーニング1
ネガティブな感情が湧いてきたら、ゆっくり呼吸をしましょう
〈やり方〉
- 右の鼻の穴を手で押さえて、左の鼻からゆっくり息を吐く
- 左の鼻の穴を手で押さえて、右の鼻からゆっくり息を吸う
- ①、②を最低5回繰り返す
この呼吸法トレーニングには、2つの効果があります。
一つは、ネガティブな感情を感じているときに、ネガティブな感情自体を消せるようになることです。
もう一つは、ネガティブな感情にとらわれる前に、それを止められるようになることです。
まず、ネガティブな感情自体を消せるようになるとはどういうことか説明しますね。
ネガティブな感情にとらわれそうになったら、この呼吸法をするようにします。
たとえば、「自分には無理だ。」「自分はだめなやつだ」といったネガティブな感情が出てきたときに、すぐに呼吸法を行うのです。
人間は強い感情を感じているとき、呼吸が変わったり、脈が変わったりと、体の状態が変化しています。
逆に言うと、そういった体の変化が感情の正体なのです。
呼吸法をおこなうことで、こうした体の変化を強制的にコントロールすることができます。
呼吸が浅くなっているのを深くするだけで、体のあらゆる状態が変わり、ネガティブな感情自体を無くすことができるのです。
呼吸は心が落ち着くまで何回でもしていいです。無理やりにでも呼吸法を行えば、感情がみるみるおさまっていくことに気が付くでしょう。
次に、「ネガティブな感情にとらわれる前に、それを止められるようになる」についての説明です。
ネガティブな感情が出たら呼吸をする、と決めておくことで、自分の心をいつも観察することができるようになります。
そうすれば、感情が顔を出した瞬間に「あ、これはいけない」と気付くことができ、感情が暴走する前に止めることができるのです。
このワークを常に心がけていれば、だんだん自分の感情に気付くのがうまくなり、ネガティブな感情が浮かんでこないようになっていきます。慣れてくれば、無意識レベルでできるようになりますよ☆
私も呼吸法はよく行っています。
ネガティブな感情が浮かんできても、呼吸を整えれば嘘みたいにすっきりした気分になりますし、また、ネガティブな感情自体浮かんでくることがあまりなくなりました。
すぐに効果を実感できるのでぜひ子育てでイライラした時に試してみてくださいね!