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ダウン症というトラウマを解決するたった一つの方法

 

子供がダウン症を授かったことがトラウマだという人もいます。

そしてこのトラウマでずっと悩んでいる方もいます。

しかし、トラウマは、ゴール設定することで、解消されます。

そのために「未来から判断する」ことが大切です。

 

これは、ゴール設定をして未来側から過去を見ることによって、トラウマが消えてしまうということです。なぜなら、過去の評価がマイナスからプラスに変わってしまうからです。

過去の評価は、未来によって変わってしまいます。

たとえば、上司にパワハラを受けたという辛い過去を持っている人がいるとしましょう。この人は、上司のことを恨んでいます。そして、パワハラが原因で会社を退職してしまいます。

「あいつさえいなければ」

と怒りの感情でいっぱいです。ところが、パワハラを受けたその人は、会社をやめたことで自分の役割が見え、その役割を果たすために起業をし、大成功を収めます。会社員時代には考えられなかったような刺激的な生活を送ることができるようになったのです。

過去を振り返って、「そういえばあのとき上司が嫌で退職したからこそ、今があるんだなあ」と感慨にふけります。

このように、出来事の評価は、未来によって決められます。

今嫌なことでも、後々必要なことだったとわかったり、良い思い出に変わったということは、誰しも経験していることでしょう。

未来が望ましいものであれば、過去も望ましいものに変わってしまうのです。

トラウマが気になってしまうのは、未来の姿が望ましいものではないからです。

パワハラで退職した人が、「お先真っ暗だ」と未来を悲観的に捉えていれば、トラウマティックな感情は残るでしょう。

過去へのマイナスの評価を消してしまうには、未来をいいものに変えてしまえばいいのです。

そうすれば、マイナスの過去への評価はプラスに転化します。そして、未来を変えるために強力な武器になるのが

「ゴール設定」です。

ゴール設定さえできていれば、過去に無用にとらわれることはありません。

ダウン症のことでも、どのように人生に活かしていくか考え始めることができれば、新しい未来が待っています。それは健常者の子を持つよりも人生を豊かにする可能性があります。

ゴールはやりたいこと、望ましい未来です。

もし望ましくない未来だったり、あんまり気の進まないことであれば、それはゴールとは言いません。

ゴールを設定するということは、未来が良いものに変わるということです。

実際にゴールを設定し、ゴール達成した自分をイメージし、ゴールの世界から現在や過去を眺めてみましょう。

  • 大成功をして、過去を笑い話にしている自分
  • 相手と望ましい関係性を築いている自分
  • 未来の成功にふさわしいコンフォートゾーンにいる自分

良い未来から見てみれば、過去のことは「そういうこともあったな」「懐かしい思い出だ」と感じられるかもしれません。

いづれにせよ、ゴール達成したあなたからみれば、過去のマイナスの出来事は、すべてゴール達成のためにあったんだということがわかるはずです。

すると、とらわれていた感情から解き放たれます。

現時点でゴールを達成できていなくても、ゴールの世界の臨場感が高まれば高まるほど、過去は望ましいものだったと思えるようになるでしょう。

イメージしてみるだけでもずいぶん気持ちが晴れるはずです。

イメージを繰り返しているうちに、ゴールの臨場感が高まり、いつの間にか過去のことが気にならなくなっている自分に気づくことができます。

未来が望ましければ、現在も過去も全て良くなる。このことを理解したら、ゴール設定をしてみてください。

きっと気分が楽になって、やりたいことが見えてくると思います。

やりたいことがわかれば、その他のことは気にならなくなっていきますよ!

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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