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ダウン症とスピリチュアルの関係とは?

 

スピリチュアルとは、何か勝手に起きることを待つのではなく、自ら手に入れるという考えがあります。

ダウン症の子の育児でも、自らより良い未来を作ることがスピリチュアル的なのです。

それには、マインドの使い方を上手にしていくと、ゴールを達成する可能性が高まっていきます。

いろいろなマインドの法則がありますが、その中でたった一つ、重要なマインドの原則をあげるとしたら、それは、

無常という言葉だと思います。

無情、、、、、私が好きな言葉のひとつです。

諸行無常と言ったりしますが、永遠なるものが無い、すべてのものが一瞬一瞬生まれ、滅びている。という意味です。

これは仏教の言葉です。仏教以前のインドの哲学では、永遠に変わらないものがある、と考えられていました。

そこに、お釈迦様が、永遠に変わらないものなんかない!と、喝破したのです。それは、当時では革命的なことだったんですね。

この一言だけで、多くのことがわかります。

というのもこれは宇宙の法則だからです。

宇宙の法則なので、当然ここから、ゴールを達成するために大切なマインドが手に入ります。

だから、とりあえず、「無常」ということだけ覚えておいて、そこから考えるのも良いと思います。数学の勉強が得意な人は、少ない公式から、自分で公式を作るそうです。

そんな感じで、抽象度の高い原則から、考えると良いですね。

ここでは、4つ、具体的に役立つマインドをお伝えしようと思います。

 

昨日の自分と今日の自分は違うこと

過去は関係ない、常に自分は生まれ変わっているということです。

過去の自分は、もう滅びてしまってありません。

一瞬一瞬、自分自身も変わっているので、過去を気にする必要はないのです。

また、未来も今日の自分とは無関係に考えていいということでもあるのですね。

 

世の中が変わり続けていること

世の中の変化に敏感になります。

ゴール設定をする時には、世の中がどうなっているか観察することが大切です。

世界が変わっていけば、当然、自分のゴールも変わる可能性があります。

日々、ゴールを更新していくと良いですね。

 

何も永遠がないこと

命も、魂も、存在も、すべて滅びることがわかり、現実を見る目が養われます。

永遠を求めることは、とんでもない思考の罠で、それは叶いません。

そうした無駄な考えを排除することができます。

自分も必ず死ぬので、今日一日が、大切なものなのだとわかります。

 

絶対的な価値がないこと

思い込みや、刷り込みを外すきっかけになります。

親や、先生に言われたこと、世間の常識などが、一時的なものでしかないとわかります。

そうした、思い込みから離れて、フラットな状態で、考えることができます。

もちろん、本当に理解することは難しいしすべては変化するということをまた認識すると、気持ちが良い方向に変わってきます。

お釈迦様みたいにわかっていなくても、時々振り返ってみることで、十分使えるマインドです。

この言葉を意識すると、人は傷つきます。それは、厳しい現実で、目を背けたくなるものでもあるからです。

例えば、過去の自分と今の自分が関係ないというのも、「過去の原因があって、今の自分がある」と考えている人には、受け入れ難いことです。

それは、トラウマみたいなものを強固に信じている人にとっても、同じです。

ダウン症の子が生まれたといって自分を責めること。それもトラウマといっても過言ではない方もいます。

しかし、現実に目を向けることで、頭がよりクリアになっていきます。

自分が考え違いをしていたことに気づいて、修正することができるのです。

 

そして、それによって、現実を実際に変えていくことができるようになるのですね。

ダウン症とスピリチュアルはそんな無情な関係のなかに存在しています。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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