マインドセット

強烈に不安が強い時に役立つたった一つのマインドセット

 

子育てでこうなってほしい!と思う途中では、失敗あるいは、予想外の出来事が起こる可能性があります。

そのたびに落ち込んで何もできなくなってしまっては、せっかく目標を設定しても、達成することはできません。

どうしたら、心を良い状態に保ち続けて、ゴールに向かって進み続けることができるでしょうか?

そのために有効なマインドセットは、

 

あらかじめ困難なことがあると想定しておき、前向きに利用する

というものです。

私は、コーチングをお伝えするうえで、多くのダウン症の親御さんに悩みを聞いたりしました。その時に、嫌な顔をされたり、怒られたり、無視されたり、批判されたりしました。

もちろん、コーチングが胡散臭いとか、怪しいと感じる人も多いと思います。

こんな風に、親御さんに役に立つ活動をしたいという目標に向かって進んで行く上で、トラブルはつきものだとあらかじめ思っていれば、冷静に対応することができるようになるのです。

そして、それを利用するという前向きな考えが大切です。

例えば、スポーツをしていたら、怪我をすることはつきものです。

運良く怪我をしない人もいるでしょうが、トップ選手であっても、怪我を抱えている人が多いですよね。

だから、先に、怪我はあるものだ、と思って、それを否定しないようにするのです。そして、怪我をしたら、動きを修正したり、休養をするチャンスだと捉えます。

野球のメジャーリーグのイチロー選手は、メジャーリーグに行った時、周りの外人選手たちの体格が大きいので、ウェイトトレーニングで筋肉を増やしたそうです。

しかし、それで怪我をしてしまい、その後方向性を変えて、しなやかな筋肉を目指したと言います。それがのちの大活躍につながりました。

怪我をしないようにすることはもちろんですが、怪我の可能性を否定してしまったら、怪我をした時にものすごく落ち込むことになります。

これに目をつむっていても、何も解決できません。イチロー選手のように、怪我も野球がうまくなるチャンスに変えてしまうマインドを持っていれば良いですね。

あなたもゴールに向かう過程で、非常にストレスがかかる状況もあるでしょう。

また、失敗や、後退と思えることもあると思います。

それらをあらかじめ受け入れて、良い方向に利用すれば、ダウン症の子供との人生にとって必ずプラスになりますよ!

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

この記事を書いた人

初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

-マインドセット

© 2024 ダウン症の子をもつ親のためのニコニコ子育てコーチング Powered by AFFINGER5