ダウン症の子をお持ちの親御さんは親の会などにいったことがありますか?
親の会では、先輩ママパパが悩みの相談だけでなく、色々な情報をもっています。学びの経験もあるので育児の理解を深めることができます。行政でも知らないことなどを知っている方もいます。
こんな風に情報をまとめて紹介してくれるととても役に立ちますよね。
さて今回は、このように情報をまとめて紹介することで、ゲシュタルト能力をアップさせる「キュレーション」をお教えしますね。
キュレーションとは?
まず「キュレーション」という言葉を初めて聞く方が多いかもしれませんね。
あるコンセプトに沿って絵を展示してくれる美術館員のことを「キュレーター」と言い、そこから派生して情報を編集して紹介することを「キュレーション」と言います。
キュレーションは、1つのゲシュタルトを作る作業です。キュレーションをすることでゲシュタルト能力が高まります。
まずはキュレーションするテーマを決める
まずは紹介する情報のテーマを決めてください。たとえば
「脳科学キュレーション」
「リゾート情報キュレーション」
我々であれば、ダウン症育児のキュレーションになるでしょうか。
など。テーマはどんなものでもいいですが、独自の視点だと面白いですよ!子育て以外でも自分の好きな分野だとやりやすいと思います。
ネット上から情報を集める
ネット上のニュースサイト、ブログ、ホームページなどから、自分が紹介したい情報を集めていきます。
多めに集めておいて、後で選ぶとやりやすいでしょう。
このとき一見関連がなさそうな情報も見ておくと、面白いキュレーションができます。
たとえば、「子供の教育キュレーション」だったら、ペットの情報やビジネスの情報も見ておくと、「ペットと教育の関係」「ビジネスマン家庭の教育」など独自の視点が作れるかもしれません。
情報を編集しよう
雑誌の編集者になったつもりで、集めてきた情報を意味のあるまとまりにしていきましょう。
このときテーマやコンセプトを意識してください。テーマやコンセプトが決まってないと、バラバラの情報になってしまいます。
逆に、テーマやコンセプトを持っていれば、バラバラに見える情報の関連性が見えてきます。
SNSで紹介する
facebookやtwitterなどのSNSで、情報のリンクと、コメントをつけて情報を発信します。
一つの記事につき、一つのリンクとコメントにするとやりやすいですよ。
たとえば、5つのリンクがあったら、5つの投稿やツイートにします。
コメントは短いもので大丈夫です。ツイッターなら字数制限があるので自然にコンパクトで読みやすいものなります。「いかにこのリンクをクリックさせるか!」とコメントに気合を入れて作ってみても面白いですね!
実はキュレーションは結構喜ばれますよ。
キュレーションを見ている人は、自分にはない独自の視点に触れることができるので、勉強になるようです。
自分のゲシュタルト能力も高まり、見ている人に喜んでもらえるので一石二鳥なのでおすすめします!
ちなみにキュレーションに限らず、今あるものに付加価値をつけて紹介するという発想はどこでも役立ちます。
ダウン症の育児でもきっと新しいものを生み出すことができますよ!