ダウン症の子育て

将来の不安を小さくして生きる活力を手に入れよう!

 

あなたはダウン症の子の子育てにの現状や将来に対して、不安を持っているでしょうか?

なんとなく不安という人は多いようです。不安を持っていると、感情的になってしまい、冷静に考えることができません。

そうすると、ゴールに必要なことを考えることもできないし、ゴール自体もどんどん小さくなってしまいます。やりたいことも、不安だから思いつかなくなります。

ビジネスにおいても、不安な状態だと、思い切ったことができなくなります。また必要な行動も取れなくなって悩んでばかりで手が止まってしまう、ということになります。

具体的な心配になっていれば、対策をすることができますが、なんとなくの不安や焦りがあると、人生もなかなか進んでいきません。

 

不安があると、理想が小さくなってしまう

不安にさいなまれていると、どうしても理想のゴールが想像できなくなり、小さくなってしまいます。よくあるのが、お金の不安です。お金の不安があると、やりたいことを考えることが脅威になります。

多くの人はやりたいことの中に、お金がかかることがたくさんあります。ダウン症の子育てでも将来のお金の心配があります。

一般的には海外に旅行に行きたいとか、時計が欲しいなど、お金がある程度必要です。では、それらを達成しましょう、と言っても、お金が減ると不安になってしまうので、できません。

そのため、最初から、ゴールを小さいものにしてしまうのです。本当は世界中を飛び回りたい、と思っているかもしれませんが、不安の方が勝っているので、最初からゴールにしないし、そう思ったとしてもワクワク感がありません。

現状を変えたいのなら、未来の自分の周りにいる人の意見を聞いた方がいいのですが、それも不安になります。未来の側にいる人なら、やった方がいいよ、できるよ、と言うでしょう。しかし、そうすると進まないといけなくなるのです。

結局、自信がないから、不安だから、という理由で現状の内側だけで考えるようになってしまいます。やりたいことは?と聞かれて、ワクワクすることがないのは、不安ベースで考えているからです。

 

不安を消して心に余裕を持つには?

不安を消すには、心の余裕を作る必要があります。

そのためには、日常のことに感謝しましょう。例えば、水道水が安全で、いつでも出てくることにも感謝することができます。

また、家があることにも感謝できます。家があるというだけで有難いのです。世の中には、家に住みたくても、住めない人がたくさんいます。難民や、ホームレスの人たちは家がありせん。

いろんなことに感謝できず、あれがないと、これがないと、と言っていると、不安だらけになります。感謝があると、周りのものが自分の味方になり、恵まれていると思えるので、心の余裕ができますよね。

日本ははっきり言ってものすごく恵まれています。

例えば電気、水、道路、治安、インターネットなどのインフラがこれだけ整備されているところはありません。これは社会のみんなで作り上げているものです。電気が常に一定に供給されて停電したらすぐに直るなんていうのは当たり前のことではありません。また、これだけ治安がいい国なんてないのですよ。

私は仕事で海外赴任していた時期がありました。アメリカやカナダは住みにくいし、治安も良くないです。空気が悪くて地下鉄の駅も臭いです。電車も時刻通りにこないですし、突然運行が変わったりすることもあります。

これが日本に帰ってきたら、清潔で電車も遅れないし、遅れたら謝ってくれるくらいです。電車の中で熟睡してもいいですし、落し物をしても拾ってもらえます。

もちろん日本にも公共サービスが至らないこともあるし、社会をもっと良くすることができます。しかし、この時点でも世界的に見て相当恵まれていて豊かです。それが当たり前になって有り難さを忘れている人が多いんじゃないかと思います。

具体的には、週に1回感謝することを書き出す日を設けてみましょう。

そうすることで、人や物事の良い面に目が行くようになり、ささいなことでイライラすることが減ります。自分が恵まれている、と認識できるでしょう。

私は外食をする時、外食ができるなんてありがたいと思います。料理を作ってもらえて、片付けまでしてもらえるのですから。それから水が豊富にあることもありがたいと思っています。両親はもういませんが悪く思うことはありません。ありがたいと思っています。

精神論と思いますか?

これは効果が証明されたもので依存症治療の方法の1つとして用いられているものです。依存症ではストレス対処が課題になるので、こうしたワークが行われるのです。

日常的に実践することで、感謝するという認識の仕方ができるようになっていきます。マインドを良い状態に保つことができれば自己評価が上がり、より望ましいゴールを設定できたりゴールに対して前向きになることができるでしょう。

不安があるというのは、今自分が持っているものや、状況がなくなると、生きていけない、不幸になると思っているからです。

会社を辞めたら生きていけない、不幸になる、周りに馬鹿にされたら不幸になる、旅行に行ったらお金が減って不幸になる、という感じです。

不安をなくしていけば、未来のゴールにもワクワクするし、いろんなやりたいことが、現実味を帯びてきます。例えば、あなたがもし、一生毎月1億円もらえる、としたら欲しいものがたくさん浮かんできて、ワクワクするはずです。ダウン症の子の育児にもいろんなことをしてあげられるのでワクワクしてきませんか?

それは不安がなくなって、未来に対して確信が持てるからです。

たとえばディズニー好きな人が、年間パスのチケットが手に入ったら、ワクワクします。それは、不安がなくなり、未来が確定したと信じられるからです。

 

感謝が足りないと鬱や不安症になります

一部で社会のことを悪く言うのが流行っているようです。

また毒親とかいって、親の性格の悪いところをあげつらって、盛り上がっている人たちもいます。

もちろん社会には問題がたくさんあるし、そうしたことで議論したり不当な扱いに抗議するのは真っ当なことです。また子供の虐待も解決すべきことだと思います。しかし、どうやらそういうことではなくて、欠点に対してただ文句を言っているように見えます。

しかし、そうした人たちが、ぼーっとしても生きていける社会は、誰が作っているのでしょうか?どこか別の世界の人が作っているわけではなくて、自分と同じ社会の中にいる人たちが作っています。

障害者のことでも、Twitterをみればみんな好き放題言っています。愚痴を言うわけですが、それで何か現実が変わるでしょうか?

ネットができるくらいまで育ててもらえたのだから、何をそんなに親に期待してるんだと思います。親戚とか友達に愚痴ればいいし、公に言って何がしたいんでしょうか?

こうした人たちは、次々に破滅に向かっています。こういう人が鬱になることもあるのです。なぜなら感謝しないので、未来に希望がなくなってしまうのです。

そういった考えを持っている人も、持っていない人も、「感謝すること」で前向きな気持ちが強くなりストレスも減っていきます。心の余裕ができて、不安が減っていくのです。

 

感謝することで理想の未来を手に入れよう

不安で悩んでいる時間というのは、何も進まない時間です。また、不安があることで、理想が小さくなって、本当はやりたいことにも蓋をしてしまいます。

不安をなくすためには、身の回りのものに感謝して、自分が恵まれている、何とかなる、という心の余裕を作り出してください。あれもこれもダメだ、と、感謝できないようになると、お先真っ暗という感じで不安だらけになってしまいます。

心の余裕ができることで、未来に対してもワクワクすることができるようになります。

たとえ不安なことはあっても、未来に対するワクワク感の方が強くなるのですね。感謝することは良いことがいっぱいあります。子育てで大変でイライラしたとしても、自分を成長させてくれるチャンスでもあると思って感謝してみてくださね。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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