子育てで、子供を責めてしまう原因は、自分を責めているからです。
子供が上手くできないことがあると、なぜか「自分の悪いところ」に目がいってしまいます。発語ができない、運動ができない、子育ての知識がない、というふうに、自分を責めるのです。
そして、それらを埋めないとマズイ、と思うので、それを埋めるための行動や思考になってしまいます。しかし、いくらやってもまた欠点が出ています。そのため、また自分を責めてしまうループになるのです。
子供を責めるのをやめたいと思っている人は、まず自分を責めるのをやめて、欠点探しをやめなければいけません。
必要ないことで自分を責めていませんか?
自分を責める人は、誰か自分より上のレベルの人と比べています。
ダウン症の家族の知り合いで、子供が自分ちより成長しているとか、テレビに出ているダウン症の子供、などを見て比べるわけです。そうすると、欠点はいくらでも見つけることができます。
そして、それができるようになれば、上手く成長するというふうに考えます。
しかし、このように自分を責めていても、余計に上手くいかなくなります。なぜなら、自分を責めている時はエネルギーが落ちるからです。また、探している欠点も、ただ他人と比較しただけのことで、それが本当の問題ではありません。
人間は自分が認識できる範囲しかわからないので、自分が気づく問題しか見えていません。
そのため、その問題を解決しても、コンフォートゾーンが変わることはありません。だからぐるぐると自分を責めるばかりで、責めることが止められないのです。
実は、本当の問題点は、そんなところにはありません。では本当の答えはどこにあるでしょうか?
もし見える範囲にあるなら、とっくに解決しているはずです。しかし、本当の答えはコンフォートゾーンの外にあるので、あなたからは見えません。
気付かない人は、それよりも自分が見えている範囲の問題の方が重要だと思っています。
本当の問題を自覚しませんか?
コンフォートゾーンの外側のことがわかるには、コーチやメンターに教えてもらうことです。つまり、誰か第三者に見てもらうことです。
結局自分を責めている原因の問題は、必要ない問題だからです。
正しい問題に気づくために、自分のマインドを書き換えてもらうことがとても大切です。それに気づいて相談できる人と、いつまでもネットで情報を探している人では大きな差になります。
自分を責めながら子供に接していても上手くいきません。それはマインドが間違っているからです。
自分を責めることをやめたいなら、学ぶしかありません。そのためには、そでに同じ問題を解決出来ている人から学ぶことが最短の道です。
なのでダウン症の親でそういう人や、コーチや心理的なことに詳しい人に学ぶのが近道ということです。そうすれば、自分では気付かないことにも気づけるようになりますよ。
自分を責めて、欠点を探している限り、はっと気づくことはできません。自分を責めるのをやめて、コンフォートゾーンの外側を見れるようになってくださいね。
まとめ
今回は、子供を責めてしまうのは、自分を責めているから、というお話をしました。
自分を責めることをやめることで、エネルギーが良くなり、余計なことに気を取られなくなっていきます。そして、本当に必要なことに集中するようにしてくださいね。そうしたらあなたも、もう子供を責めることもなくなりますよ!