ダウン症の子育て

子育てが辛いとか上手くいかない時にどう考えるか?

 

今回は子育てでうまくいかないときにどう考えるか、というお話です。

子育てで、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。ダウン症の子育てならうまくいかないことばかりですよね。私もそうでした。

例えば発語が進まない、いやいやが終わらないということもあるでしょう。思ったように行くこともあれば、その10倍くらい期待が外れることもあります。

これは誰でも同じです。まず、全て完璧にうまくいっている人はいません。

そのため、ダウン症の親ほどうまくいっていないときにどう考えるのかがとても大切です。

子育てが永遠に終わらないと思う人は、全部自分が思った通りにうまくいくとか、全部うまくいかないとダメだという思考があります。テレビにでるくらい有名なダウン症の子でもそうならないのに、いま真っ最中の人なら、なおさらうまくいかないことが多いわけです。

思い通りにならないときに正しい思考をすることが大切です。

 

ダウン症子育ては失敗の方が多い

まず認識しておくのが、子育てはうまくいかないことが多いということです。

思ってるように簡単にうまくいくことなら、子育てで悩んでいる人がたくさんいるはずがありません。なので、そもそも子育ては失敗が多いということを認識しましょう。

子育てが上手な人は、子供が10回のうち9回失敗しても1回成功すれば良いと考えています。

しかし多くの人は、1回で全部うまくいかせようとしてしまいます。また1回でトントンとうまくいくと思っているわけです。そのため、失敗するとイライラしたり、難しいことだと感じてしまうわけです。

しかし子育てはうまくいかないことが多いので、逆に言うと、うまくいってない時は進んでいるということです。思った通りにならなかったなら、自分の何かが間違っているので、そのお試しが来ているわけです。

その時に、うまくいかないからもうダメだと思うのか、このお試しを乗り越えたら、親も子供も次のステージに行けると考えるのかで、大きな差が生まれるのですね。

 

必ずいいことも引き寄せられている

次に、うまくいってない時でもうまくいっている事は必ずあることに気づくことが大切です。

人間は失敗するとそれが強く記憶に残るように脳の仕組みが作られています。なので失敗が強く印象に残るのです。

そこで悪いほうにばかり目が行っていると、どんどん不安を呼び寄せてしまうでしょう。さっきも言ったように、子育てはうまくいかないことも多いので、マイナスの方ばかり見ていると、だんだん動けなくなってきます。

なので、プラスの方にも注目することが大切です。

もし、あなたがダウン症の子との理想のゴールを設定すれば、それに必要なものは目の前に現れてきます、それは良いことも悪いことも引き寄せられるということです。

それがわかってない人は、良いことだけがくると思っています。

しかし実際には、ご飯を食べてくれない、トイレをしてくれない、時間を守ってくれないといった出来事がやってくるでしょう。それはそこを子供と一緒に何が原因か考える必要があるから、あなたの目の前に現れるのです。

考えてみてください。

お腹が痛くなったら、悪いものを食べたり、食べ過ぎだったりしたのかもしれません。そこで食生活を変えれば、もう同じ原因でお腹は痛くならないでしょう。

それと同じで、物事の裏表を見られるようになることが大事です。

悪い事のほうに注目しやすい人が多いので、良い事が来てるという視点を持つようにしてくださいね。

私もダウン症の子がいますが、生まれた子がダウン症だったことは本音では悲しいことですが、一方で別の経験ができるということでもあります。

どんなことであっても、あなたが理想のゴールを決めたなら、それに近づくためのきっかけになっていくことでしょう。

今回はうまくいかないときにどう考えるかという話をしました。失敗したり期待が外れたときにどう考えるのかがとても大切です。

正しい考え方を身に付けることで、理想の子育てをしてくださいね。そのためには物事の裏表を見れるようになることが大切なのですね。それができるようになれば、うまくいってない時こそ子育てを進めることができるようになりますよ!

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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