ダウン症の子育て マインドセット

ダウン症の子が自立する世界を当たり前にする

今日は、ダウン症の子が自立する世界を当たり前にする、というお話をします。

あなたは、子供が自立するようになったら何をしたいですか?ただ単に一人で暮らしてくれればいいというのではなく、そうなる理由が必要です。

ただ何となく自立してくれればいい、というだけでは難しいわけです。

なので、子供が自立したら何をしたいのか、あなたはその空いた時間で何をするのかを明確にしておきましょう。理由が明確にならないと、達成することはできませんし、頑張ることもできないのですね。

子供が自立して、別々で暮らしている時の自分自身の姿をしっかりとイメージすることが大切です。

これは、コーチングでは、「コンフォートゾーン」と言われています。子供の自立がゴールだとすれば、ゴールを設定しただけではなく、コンフォートゾーンを明確にすることで上手くいくのです。

ダウン症の親でもコンフォートゾーンをしっかりと設定している人はあまりいないので、コンフォートゾーンについてお話しますね!

 

コンフォートゾーンとは?

コンフォートゾーンは、自分が居心地が良い領域のことです。

テストで50点くらいが平均の人は、コンフォートゾーンが50点くらいになっています。くらい、というのも、コンフォートゾーンには幅があるからです。

50点くらいの人は、いつもだいたい50点くらいの点数を取ってしまいます。

ある獣医師さんが言っていました。猫の体重は普通、だいたい同じくらいに保たれているそうです。たとえば4kgの猫は、自分で食事量をコントロールして1年経っても4kgくらいなんです。

このように、ある一定の範囲内に動物も人間もおさまるようになっています。

コンフォートゾーンの外に出ると、恐怖や不安がやってきます。50点くらいの人は、0点を取ったら焦るわけです。

意外かもしれませんが、100点を取っても脳は恐怖を感じています。なので次のテストでミスをしてちゃんと平均50点くらいに調整するのです。

育児でも、不安なコンフォートゾーンにいると、不安を離さないように脳がうまく調整してくれます。

反対に、育児が成功しているコンフォートゾーンができていれば、成功するように脳が勝手に調整してくれるのです。なので、何をしたらいいかといったら、まず新しいコンフォートゾーンを作ることです。

しかし多くの人が、目標を何となく作って、それで終わってしまいます。それでは、脳にとって意味のないことと判断されてしまうので、コンフォートゾーンが変わりません。

ゴールが現実から離れていると、臨場感は感じづらくなります。ダウン症の子が自立するのも、イメージが難しいからです。

なのでコンフォートゾーンを作って、自分で未来の臨場感を高めることが大切なのですね。

 

何のために子供が自立するのか?

子供が自立している世界が当たり前になるほど、その世界は実現します。

自立している世界が当たり前だと、自立しない方がおかしく感じて、慌てて成功するコンフォートゾーンに戻るようになるわけです。

コンフォートゾーンを作って、「子供が自立しているのが居心地がいい」と本気で思えれば、子育ても成功します。そうでないのは、本気で思えていないことが原因です。

本気でコンフォートゾーンが変わっていたら、1日でも不安でいることはできなくなると思います。文句は言いつつも、「安心しなくてもいい」と無意識で思っているということです。

それが「子供が自立しないと困る」と本当に思えたら、状況はかわっていきます。

どうしても達成したいことや、手に入れたいもの、やりたいことがあれば、脳はそこに向かって動き出します。子育てが成功している自分の生活や姿、していることなどをイメージしてください。

その世界が魅力的なら、脳の目標はそこに完全にセットされます。

もちろん、子供のことではなく自分のことでも大歓迎です。それは物欲でも構いません。バッグが買いたいなら、バッグでいいでしょう。別に「くだらない」ものでもいいのです。

ゲームばっかりしていたいとか、遊び倒したいとか、趣味でもなんでもいいので、本当に欲しいものをセットしてください。

いまいちピンとこないとしたら、ピンとこないものを選んでいるからです。なのでピンとくるものでコンフォートゾーンを作ってください。

これは焦らなくていいので、じっくりと考えることが大切なので、家事育児の合間で時間を作ってくださいね。

 

新しいコンフォートゾーンを作ろう

新しいコンフォートゾーンを作っていきましょう。子供が自立したらいいなと思う人は多いですが、もしそうなったら親子が具体的に何をするか決めている人はあまりいません。

それだと、脳は「自立しなくてもいいか」「今のままでみんなで暮らしたい」と考えます。

なのでその生活がはっきりとわかって、ワクワクするくらいにしましょう。また一度理想を作るだけではなくて、繰り返し見直したり作り直したりしてください。

なぜ見直すのかというと、気持ちが変わったり、要らないものが入っていることもあるからです。また、より効果のあるコンフォーゾーンに改善していくことができます。

ダウン症の子の自立は、簡単ではありません。なので難しいことや大変なことも出てきます。その時、そこまでしたくない、と思うかもしれません。

そのため、コンフォートゾーンも、脳が「是非達成したいです」と思うものである必要があります。何度も自問自答して、より良いものにして行ってくださいね。

たいていの人は、そこまではしていません。なので割とふわっとしています。

家族で旅行に行きたい
子供と好きなことをしたい
育児のスキルアップをしたい

と、なんとなく考えている人が多いのです。これでは、それがやりたいことなのかどうかもわかりません。

具体的に、どこに行くのか、好きなこととは何か、どの育児スキルがなぜ必要か、とならないといけないのです。これがコンフォートゾーンを設定するということです。

もちろん、絶対正しいくないといけないわけではないのです。変わっても構いません。要は、脳が本気にするかどうかが大事なことです。

もし学生や社会人時代に一人暮らししたことのある人なら、自立のイメージができますよね。そのくらい未来の姿を詳細にイメージできたら、コンフォートゾーンは変わり、現実も変わっていきます。

コンフォートゾーンを作るということはとても大事なことです。なので、時間をかけて何度でも見直してくださいね!

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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