コーチング

ダウン症家族の理想の未来を提供するコーチング

コーチングは、理想の未来をお客さんに提供することです。

理想の未来とは、今の悩みが解決した後にくる悩みのない未来のことですよね。なので、コーチングを受ける動機といえばは、悩みを解決したり、目標や夢を達成するなど、自分自身の理想の未来を手に入れることです。

なので理想の未来が手に入るという確信を持ってもらうことを私は一番に心がけています。

私のビジョンは、ダウン症の子を持つ親が安心して死ねる未来を多くの人に提供することです。それは親によって考え方が違うでしょう。心安らかに生きることが安心だったり、お金が十分にあることがそうだったりします。

 

うまくいかないコーチング

コーチングでは、こんな資格がありますとか、こんなスキルを使えます、できることをお客様に提案する人もいます。

しかし、本当は自分の理想の未来が欲しいので、ニーズがずれてしまうのです。そのため私は、何が悩みなのか真剣に聞くようにしています。まずそれを教えていただけないと、独りよがりの話になってしまうからです。

ダウン症の親のニーズが分からないひとは、「スキルが足りないから売れない」と考えてしまいます。だから新しいコーチングスキルを学んだり、スキルアップをしてしまいます。◯◯術やSTを紹介しても意味がないことです。

このように、何が悩みなのか、その問題の根本原因は何なのか、しっかりとコーチが気づいてあげて、まだ親が気づいていない解決方法を伝えてあげることが大切だと思っています。

 

悩みが何か丁寧に親身になって聞く

何度も言いますが、まずクライアントの悩みを丁寧に聞くことです。そして、自分のことのように親身になるのです。

どんな目標や夢を持っていて、どんな悩みを持っているのか、そうすると、何が欲しいのかがわかります。あとは、それが必ず手に入ることを確信してもらう解決方法をお伝えするだけです。

この時、コーチングの説明は全く必要ないことです。そんなことは興味がないからです。お客様のことを見ていないからそうなるのですね。

自分が何ができるかとか、自分が売りたいもの、どうしたら買ってもらえるか、という自分視点になっている人が多いです。

そうすると、コーチング論を話したり、コーチングの素晴らしさを一生懸命話したりします。それもクライアントにとっては全く興味がないことです。

あなたも洋服のお店に行った時にスタッフに声をかけられたことがあると思います。その時に聞いてもいないのに、「これは新商品です」「こんな機能があります」と一方的に言う人がいますよね。

しかし、新商品だからとか、すごい機能があるから、と言って買うわけではありません。あなたが何を求めているかを聞かなければ、何をおすすめしたらいいかは、私にもわからないからです。

なので、悩みをしっかりといくらでも時間をかけて聞いて、どんなサポートが必要なのか教えてもらうことをしています。

 

まとめ

今回はダウン症家族の理想の未来を提供するコーチングというお話をしました。

ダウン症家族の理想の未来を提供することが私のやりたいことです。それ以外にはありませんし、望むものが手に入ると思ってもらうことを心がけています。なぜなら、理想が手に入ると思っていない人が多いからです。

しっかりお話を聞いて、理想の未来に連れていくことが、コーチングをしているモチベーションなんですね。

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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