ダウン症児の悩みを解決するためには、「自分で方法を生み出していく」というマインドが重要です。
ダウン症の子の症状はそれぞれみんな違いますよね。心臓に疾患をもっていたり、トイレトレーニングがなかなか進まなかったり、千差万別だと感じています。
コーチングでは、圧倒的に高い目標を設定して、どんな風に達成していくのかイメージします。
たぶん「ピンとこないけど・・・」
と言う方もいるのではないでしょうか。高い目標を設定しても、「やり方もわからない」ために、なんだか雲をつかむような話だと思ってしまうかもしれません。
ダウン症のマニュアルはない
でも家族の目標としては、やり方がわからないほうが望ましいのです。なぜなら、それが現状の外側にあることの証拠だからです。逆にはっきりやり方がわかっている目標だと、「もう知っていること」なので、現状の内側です。
現状の内側の目標を立てても、不満足な現状を変えることはできません。
「じゃあやり方がわからないのに、どうやってゴールを達成するんだよ!おい」
と思いますよね。その答えが、「自分で方法を生み出していく」というマインドを持つことなのです。この考え方はとても重要ですので、よく覚えておいてくださいね!
この自分で方法を生み出すというマインドを持っていると、高い目標を設定することに抵抗がなくなっていきます。なぜなら、「やり方がわからなくても、自分で生み出せばいいや」と思えるようになるからです。
高い目標設定に抵抗がある人はすぐに「どうやってやったらいいか」を考えてしまう傾向があるようです。でも高い目標を設定するほど、「どうやってやるか」は見えなくなっていきます。どうやってやるのかがすぐに思いつくような目標であれば、それは現状の内側である可能性が高く、本当の理想とは言えません。
すると、「どうやってやるか」にばかり注目してしまう人は「やり方がわからないから無理かもしれない」と思って、ゴールをすぐに諦めてしまいます。
あるいは、家族の目標を誰かに話したときに
「じゃあどうやってやるの?」
「専門家でないと無理」
「素人ではわからない」
「やり方がわからない目標なんて立てても無駄だ」
などと言われて、シュンとなってしまうでしょう。また、「やり方」は誰かが先に作っているとは限りません。もちろん、「ダイエットする方法」などは世の中にたくさんのマニュアルが溢れていますが、「家族が永遠に幸せになる方法」のマニュアルはありません。
あれば、ダウン症の家族も苦労しないですよね。
家族の目標達成の具体的な方法をすぐに見つけようと、インターネットや周りの友人に聞いてみても、見つからないか、「そんなの無理に決まってるだろ」と言われるのがオチです。
やり方は気にしないで、「あとで自分で生み出そう」と思わなければ目標達成はできないのです。
家族の目標を生み出す方法
では、自分で方法を生み出すにはどうしたらいいのでしょうか?それには「ゴールの世界を自分のコンフォートゾーンにすること」が必要です。
最初からゴールを達成した自分になってしまうことで、ゴール達成方法が自然に見えてきます。それをしないで現状からいくら頑張っても、ゴールの世界は現状からはスコトーマで見えませんから、決して到達できないのですね。
ゴールのコンフォートゾーンができていれば、必要な人がどんどん自分の前に現れてきます。必要なリソースも次々に集まってきます。そして、方法は脳がクリエイティブに考えれるようになります。
こうした脳のクリエイティビティを信じてみましょう。
「方法はあとで自分で生み出せる」という高い自己効力感を持つのです。
そうすればあなたも「マニュアルがない大きな家族の目標」に突き進むことができるようになりますよ!