脳科学

付き合う人を変えれば悩みが無くなる

 

子育ての今の悩みを何年も続けないために、付き合う人を変えてみましょう。

私たちが多くの時間を過ごす人は、あなたのコンフォートゾーンの重要な一部になっています。コンフォートゾーンとは、自分の当たり前だと思っていることや、楽だと感じる環境です。

そのため、コンフォートゾーンを大きく変えたければ、多くの時間を過ごす人を変えるのが効果的なのですね!

一緒に多くの時間を過ごす人は、コンフォートゾーンを決める重要な要素なのです。

意識的にも無意識的にも私たちに影響を与えています。影響を与える要素で一番わかりやすいのは、話す内容です。

たとえば、ダウン症の人ばかりで集まっていたら

「発育はどう?」
「学校はどうするの?」
「学校の先生は大丈夫?」

という話が多いかもしれません。また

「療育センターってどうなの?いい先生はいない?」

なんて会話が聞こえてきそうです。

一方周りが自営業の人ややりたいことがある人ばかりだと、「子供に役に立つことはないかな」「会社で育児支援できないか」「ホームページで子供のこと知ってもらおう」「この事業、、どうダウン症とつながりあるかな」などの話が多いと思います。

このようにどんな世界にいるかで、使う単語からして違います。

もちろん、子育て世代のママは、育休などで子育てに集中しているので発達に目が向いてしまうのですが、普通の子育てと違うので考え方を変える必要があります。

「ダウン症でも普通の子と変わらない!」

と怒られそうですが、現実的に、知能や運動能力で健常者ほど自由にならないことは、昔の人たちの情報からも明らかなので、そこは現実的になる必要があると思うのです。

こんな風に全然話す内容が変わるので、おのずとコンフォートゾーンも変わっていくわけです。

付き合う人が変われば全く違う世界が見えるんですね。

自分の意見をあまりはっきり言うことは少ないなと感じる人は注意が必要です。

もちろん、話す内容だけでなく非言語(態度)でも影響を受けます。

そして長く一緒にいる人ほど影響を受けやすいのです。ちょっとした仕草や表情、体の使い方から、食べ物、飲み物、時間の使い方などあらゆる面で知らないうちに長く一緒にいる人に似てきます。

その原因の一つがミラーニューロンと言われる神経細胞です。

ミラーニューロンがあるおかげで真似をしていないつもりでも、自動的に他人の真似をします。

たとえば、他人が手を上げたのを見たとき、自分は手を上げなくても、脳は手を上げたのと同じ状態になります。

このように自動的に他人の真似をして発火してしまうのがミラーニューロンです。

一緒に長い時間を過ごす人を変える重要性がわかったでしょうか?

 

常識を変える具体的な方法

それでは、実際に付き合う人を変えて、コンフォートゾーンを変える具体的な方法です。

まずあなたがよく会っている人上位5人をリストアップしてみましょう。

一緒にすごす時間が多い人はだれでしょうか?

 

・・・・・・

 

それでは5人をじーっと眺めてください。

それがあなたのコンフォートゾーンを可視化したものです。

さて、今度は自分のゴールの世界をイメージしてください。

 

・・・・・

 

では、ゴールの世界で自分がよく会っている人ベスト5にふさわしい人を5人リストアップしてください。

 

・・・・・

 

ではその5人をじーっと眺めてください。

自分のゴールの世界はその5人を見ればよりはっきりイメージできるでしょう。

このときちょっと違うなと思ったら修正してみてください。

ここまでが準備です。

 

これからあなたがすることは、よく会っている人のコンフォートゾーンをゴール側にずらすことです。

つまりトップ5を現状からゴールの世界の人に入れ替えていきます。

実際に入れ替われば、コンフォートゾーンが大きくずれることになります。
入ってくる情報も全く違うものになるでしょう。

ちなみに、目標がない場合でも、コンフォートゾーンをずらしていくことで新しいものが見えてきますから、付き合う人を大きく変えてみましょう。

まずトップ5を入れ替えると、いいことがおきます。

育児の目標があれば、それにあった分野の人を試してみるといいですね!

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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