ダウン症の子育て マインドセット

やりたくないダウン症育児を完全にやめる方法

やりたくないことをやっている時ほど、不幸なことはありません。

今回は、やりたくないことをやめる具体的な方法をご紹介します。ダウン症の育児に嫌気がさしている人にも参考になるので読んでみてくださいね。

私は、「本当にやりたいゴールを設定し、やりたいことだけをしよう」とよく伝えています。

これは、コーチングの基本なのです。しかし、「そんなことはただの現実逃避だよ」とか「やりたくないことも、やらなければ生きていけない」と批判する人たちもいます。でも、本気でやりたくないことは一切やらなくていいし、実際にやらずに済みます。辞める方法があるから、そうやって生きている人が多いのも事実です。

ダウン症の子がいても、楽しく生きている家族もいます。そういう人は子供に障害があるとかどうかは関係ないのです。

まず、単純に嫌なこと・やりたくないことを続けてもつまらないですよね。つまらないことを続けていると、奴隷化していきます。だって自分がやりたくないのに「やらなければならない」と思い込んでいるということは、それは自分から出て来たことではなく、誰かに仕掛けられているということだからです。

この世にやらなければならないことなんてないですよ。

理想のゴールを見つける上でも、やりたくないことをやめるのは重要なことです。なぜなら、やりたくないことをやっているとIQもエフィカシー(自己肯定感)もどんどん下がっていくので、ゴールが見えなくなってしまうからです。

やりたいことがない人でも、
やりたくないことをやめることはできるので、
まずはそこからスタートしてもいいと思います。

では、嫌なことを辞める具体的な方法なのですが、まず、今この瞬間から、「嫌なことは、必ずやらないといけない」という思い込みをはずしてください。

そう思い込んでいるからやりたくないことをやめられないのです。「嫌なことはやらなくていい」を大前提にし「嫌なことは消せる」と考えましょう。

そのうえで、嫌なこと・やりたくないことを全部、紙でもパソコンでもいいのでリストアップしましょう。

リストアップすると、その時点で抽象度が上がり、情動をコントロールしながら客観的にみることができるようになります。抽象度が上がった状態でリストアップを観ると、今やってはいるけど本当はやる必要がないものがあるはずです。

無駄でやめても支障なさそうなものは削除していきましょう。

やめるのは不安かもしれませんが、とりあえずやめてみてはどうでしょうか?

やめてみると、何の支障もないことに気づくはずです。たとえば、人に気を使ってやっているいろいろなことは、やめたところで特に何も言われないものです。自分でやらなければならないと思い込んでいるものがたくさんあるでしょう。ダウン症の療育でも本当にやる必要があるのか、そういうものがたくさんあります。

そしてここからが大切なことですが、やりたくないことは、どうしてもやらないといけないことである場合もあります。家事育児の半分くらいは生活する上で必須のものあります。

そういったものは、人に任せる・外注する・機械化することを考えましょう。

「そういっても出来ればもうやっている」と思ったでしょうか?

人に任せるために、必要なことをしましょう。代行サービスでお金がかかるなら、嫌なことやらないためにお金をその分余分に稼ぐのです。

生活でやらなきゃいけないことがありますが、この方法で嫌なことはたいていやめることができます。掃除は多くの人にとって必要なことでしょう。家の掃除をしないと汚れてくるので居心地が悪くなるからです。

でも、自分で掃除をしないといけないかと言えばそうではありません。

自分で掃除をやらない方法はいくらでもあります。ロボット掃除機のルンバ君を購入すれば、外出中や寝ている間などいつでもきれいに掃除をしてくれます。お金をかけるだけで実現できます。

最近では、シルバー人材センターという便利な所もあります。低コストで掃除や様々な用事をしてくれるのでとても便利です。1時間1000円前後で、家事育児をお願いすることもできます。

下は、神奈川県横浜市シルバー人材センターの例です。

家事のお手伝い

内容料金単位
調理・買い物1,257円~1時間
子供の見守り1,257円~1時間
家庭内清掃1,047円~1時間
洗濯1,047円~1時間

引用:公益財団法人 横浜市シルバー人材センター http://www.yokohamacity-silvercenter.or.jp/work/for-housework.html

自分で面倒な掃除をしなくても、低コストで問題解決が出来ます。

歯磨きが面倒であれば、音波振動ブラシを購入すれば解決します。歯磨きはとても楽になり更に手動よりも綺麗に磨けます。食器洗いが面倒であれば、食洗器を購入し機械化することで嫌なことは消えます。

このように一つ一つ機械化、外注化していけば、やりたくないことはどんどん消えていきます。

ダウン症の育児でストレスになっていることは何ですか?リストアップしてみましょう。

仕事の面で言うと、同僚や友人・外注に仕事を任せることができます。自分で事業を行っていれば、やりたくないことを消すことは簡単にできるはずです。ダウン症の子育ては全部自分でしないといけないルールはありません。それはただの思いこみであり、周りは誰もそんなことをおもっていはいないのです。

実際会社を経営している人や、個人事業主の人は、細かい事務や経理などを、事務員を雇ったり、税理士を雇ったりして人に任せています。

このように、やりたくないことをガンガン消していってくださいね!そうすると空き時間が少しづつできてきて、その時間を自分のゴールを探すことや、知識や教養をつける時間などに当てられるはずです。

そうすれば、人生が豊かになっていくこと間違いありません!

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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