コーチング

コーチングは子育てに役立つ!実践方法も解説

 

子育ての悩みは、周りの人に聞いたり先輩ママに聞いて解決することが一般的です。しかし、ダウン症の子を持つ悩みは、それだけではすべて解決しないかもしれません。

なぜなら、親によって子供に求めることや依存度が違うからです。障害があれば、ある程度生活できるようになればいいと思うひともいれば、健常者にできるだけ近づけたいと思う人もいるともいます。

そんな時に役立つのがコーチングという方法です。

コーチングの2つの実践方法について整理します。コーチングには以下の2通りがあります。

  1. コーチにしてもらうコーチング
  2. 自分自身でするコーチング

これらについて解説していきますね!

ちなみに自分自身でコーチングを学ぶというのは、自分だけでなく、他人もコーチングできるようになります。

 

コーチにしてもらうコーチング

コーチングは、典型的にはコーチとクライアントがいます。そして、コーチがクライアントに対してコーチングをするものです。通常はプロのコーチが行います。

また、コーチングをしているとはわからない形で、他人に対してコーチングすることもあります。グループでお互いにコーチングしあうのも、コーチングです。

コーチングの特徴は、対話を通してクライアントが気づいていない点を知ってもらったり、これまでの価値観を変えて、問題を解決します。

例えば、人生相談を受けたときに、コーチングをするとか上司が部下に対してコーチングをするなどです。受ける人からしたらコーチングとはわからないけど、考え方をガラリと変えて悩みを解決したり、やりたいことをできるようにすることです。

 

自分自身でするコーチング

自分にするコーチングは、「セルフコーチング」という用語で呼ばれています。これは、コーチにセッションをしてもらうのではなく、自分で自分にコーチングをすることです。

例えば、自分自身のゴールや目標があるときや、ダウン症の子の悩みなどを解決したいときに、自分対してコーチングをします。

コーチングは本当にダウン症の子育てに役立つのか?

たまに、コーチングって誰のために使うのですか?と聞かれることがあります。

たとえばテニスやサッカーのコーチのように先生的なイメージがあるから、教えるためにあるものがコーチングですよね?と言われます。

つまり、何かすごい知識がないと出来ないし、してはいけないと思っています。これはカウンセリングでも同じですよね。

私のコーチングは誰のために実践するのかという答えは、「自分のためでもあって、他人のためでもある」です。
強いて言うなら「自分のゴールのために実践する」のがコーチングですね。

そのゴールはダウン症の子の自立でもいいわけです。

だからコーチングを知って何のために役立つのか?と言ったら、やっぱり自分のゴールを達成するために使うっていうのがコーチングだということですね。

これを理解するためには「自分」について、少しは知らないといけません。自分のためにコーチングを実践するっていうのは自分の利益のことしか考えてないみたいで、何か自分勝手なんじゃないかって、思う人もいると思います。

ただ、その「自分」っていうものを良く知ることによって、本当はどういう意味なのかが分かるのですね。

自分でコーチングがうまくなると子育ての役に立つ

コーチングはまずは自分のために、自分自身で実践するのがいいです。というのも自分でコーチングがなれてきたら、自然と相手をコーチングできるようになるからです。

コーチングの考え方が身に付けば、それを子供や家族にも活用することで、すごく良い関係を作れるようになります。そのため、私は、自分のためでもあり他人のためでもあるといつも言っているのですね。

ところで、あなたは自分自身のことを説明できますか?

例えば「私は、誰々ってお父さんの息子で、お母さんはこういう人です」とか、「何々会社に勤めてて、、」というふうに「自分」を説明しますよね。

そうなってくると、「自分」が何でできてるかといえば、自分以外のものでできてることになります。つまり、自分と他人っていうのが分けて考えることができないのです。

だから他人のために何かするというのは、自分のために何かするっていうのと同じことなんですよね。

つまりコーチングを何のために使うかと言ったら自分のためでもあり他人のためでもあるのです。これがコーチングの正しい理解です。

 

まとめ

コーチングは子育てに役に立ちます。

そもそもコーチングは誰のために実践するものでしょうか。

それは自分のためであり、他人のためでもあり、最終的には子供のためになります。コーチングにはコーチから受けるコーチングと自分にするセルフコーチングがあります。どちらも、自分・他人両方のためにあります。

そもそも自分と他人を分けて考えることはできません。自分自身を定義しようとすると、自分以外のものからしか説明できないのです。自分と他人を分けて考えず、同じだと考えることでコーチングのことを正しく理解することができます。

そうように理解できると、ダウン症の子育てにコーチングを取り入れてみて、まずは自分が変わること。そして、そのあとに家族や子供に良い影響が波及するイメージを持ってみてください。

きっと大きな変化が出ると思うのでぜひあなたの子育てに取り入れてみてくださいね!

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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