コーチング

コーチングって信用できるの?

コーチングってなんだかよく分からないという人も多いと思います。怪しいとか、胡散臭いと感じるわけですね。

そもそも、コーチングって科学的なのでしょうか。最近では、いろんな人がエビデンスが大事と、よく言われています。私がツイッターでつぶやいてもその根拠は何?論文はどこ?などの質問をいただくことがあります。

例えば、医療ではエビデンスベースドメディスンといって、根拠のあるデータに基づいた治療をします。臨床心理の世界でも、エビデンス・ベースの風潮があります。

もちろん、コーチングにも一部そうした流れがあります。怪しいという風潮からコーチングでもエビデンスが必要だと考えているわけです。では、コーチングはエビデンスベースにすべきか、どうでしょうか?

 

エビデンスには限界がある

私が行っているコーチングは、認知科学の理論に基づいたものです。つまり、科学的なコーチングと言えると思います。

しかし、エビデンスベースではありません。

コーチングを受けた人のその後を検証したわけではないからです。そのため定量的なデータを持っていません。なので、それを元にコーチングを批判する人もいます。それは、批判として意味のあることではあると思います。

実際、私も実績があったり、信頼性の高いエビデンスがあるワークをやってもらったりすることもあります。しかし、エビデンスがない手法やワークをやってもらうこともよくあります。

その一つが気功などのものです。そして効果を実感しています。

ところが、エビデンスに基づいたものしかできないとなると、コーチングは極めて限られたことしかできません。もっと言ってしまうと、エビデンスがあることよりも優れたことをやっているので、エビデンスを求めていると遅くなるのです。

どちらも良いことだと思うので、どちらも排除しない、というのが正しいです。

気功や整体はどうでしょうか?

例えば、現代の医学は、肩こりを完治出来ません。それよりもエビデンスがない、整体やあん摩だったり、体操のほうが人気があります。医学で肩こりを直そうとすると、薬を飲んだりするだけです。それも、根本を治せるわけではありません。ただ、肩が痛いから、注射を打つとか、湿布を貼るとか、その程度の話です。

医学は、膨大なエビデンスに基づいたものです。もちろん非常に強力なものです。抗生物質や、ワクチンで、ほとんどの病気を押さえ込んでいます。しかし、腰痛一つも治せないこともあるのですね。ウィルスや、細菌を殺すのと違って、症状を緩和するのは、治すわけではありません。

ところが、整体に行くと、肩こりが治る人もいます。もちろん、治せない人もいますが、腕の良い人は、治すことができるのです。

それ以外にも、医療では治せない病気や不調を治せる人はたくさんいます。

それで、整体は、エビデンスベースの治療でしょうか?

整体は、いわゆるエビデンスや信頼性の高いデータがあるわけではないのです。整体は、長いあいだの経験論に基づいた身体理論から、施術をしています。なので、医学的な療法を学んだから腰痛を治せているわけではありません。

データがないからといって意味がないかというと、そうではなく、上手く機能しているわけです。

ST,OTとコーチング

STやOTなどの治療は、医学的でありエビデンスベースですが、それでみんな話し始めたり、運動能力が飛躍的に向上するでしょうか。もともと、STやOTは後天的な障害や、年配のリハビリ向けのため、それが障害児に聞くという膨大なデータはありません。

逆に、◯◯式の早期教育などが親から人気があります。こちらはエビデンスが多くないのですが、信頼している人もいます。

では、コーチングはというと、医学ほどのデータはないというか、非常にすくないものです。コーチングも整体と同じで、ただ実際にそうなる、というだけなのです。

コーチングは、人が成長したり、目標が達成したりします。そのためコーチングは人生を変える強力なツールをとして整体のように利用できるものなのですね。

 

ダウン症の親ができないことに価値が有る

今後は、エビデンスベースのコーチングも広まってくると思います。すでに海外では広まっているし、日本でもビジネスに応用されはじめています。コーチングの専門的なスクールもたくさん出てきています。まるで英語の駅前留学が流行り始めたような時と同じ雰囲気を感じます。

そうなると、エビデンスがあるとか無いが、今よりもっと言われるようになると思います。

実は、私はエビデンスがあるのもと無いもの、どちらも同じ視点で見ています。なので、使えるものは使う、という感じになるでしょう。そして、どちらかというとエビデンスがないもの方に「価値がある」と考えています。

今のコーチングの理論は、実はかなり進んでいます。それはデータの積み上げで簡単に追いつけません。

しかし、そうした世界がわかるようになると、できることが増えていきます。

たとえば、宇宙のほとんどのことはまだ科学のでも、ほとんど説明できていません。ダークマターという言葉が聞かれますが、これも新しい宇宙の発見だし、未発見のこともたくさんあります。

あなたの身の回り、世の中で行なわれていることは、ほとんどデータがあることではありません。ダウン症の成長度合いや性格もそうだし、障害者のデータもそろっていません。

もし、データによって再現性がでれば、ロボットができる可能性が高いです。なので、価値は下がると思います。みんなが解決できることは、相対的に価値が低くなります。

もちろん、どちらを選んでもそれは構いません。ただ、エビデンスがあるほうが正義だと思っていたら、惜しいことをしていると思うのです。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子をもつ家族の方へ、コーチングを提供して自立の悩みの解決、理想の目標の達成のためのお手伝いをしています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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