今回は、ダウン症の親向けのコーチングとは何でしょうか?
コーチングってよくわからないと思う人がほとんどだと思います。なので、コーチングをわかりやすいように説明するので、ぜひコーチングをダウン症の子の悩みの解決に役立ててくださいね。
コーチングの語源は「馬車」になります。ブランド品のコーチは、馬車が描かれています。馬車は、目的地まで人を運ぶ役割がありますよね。そこから、人の課題解決や目標達成をサポートする人をコーチと言っています。
ここで一番大事なのは、コーチの本来の意味です。
今はいろいろなコーチングがあって、クライアントの価値観を変えてはいけないとか、相手から引き出さないといけない、コーチングは質問力が大切、傾聴できるひとが優秀とか、いろんな意味づけがされています。
しかし、これらは、手法の話でしかありません。大事なのは、ダウン症の親が望む未来を達成することです。
馬車というと、私は昔旅行でエジプトに行ったときに、馬車に乗りましたが凄く快適でした。しかし、多くのひとはどのようなものかイメージが湧きません。現代の日常にもないので、どんな物か分かりにくいですよね。だから、捉え方が曖昧になるわけです。
では、なのでこんなふうに考えてはどうでしょうか?
馬車は、現代でいうと、タクシーです。運転手がいて、車があって、それに乗って目的地に行きますよね。だとすると、現代でいうと「タクシーイング」と言い換えてもいいですね。
このイメージを持ってもらうと、本来の役割が明確になるでしょう。コーチングは、タクシーや電車と言った、目的地に人を運ぶ物が元になっています。
あなたもタクシーに乗ったことがあると思いますが、目的地までの道は、知らないことが多いですよね。そんなとき、タクシーの運転手から、道順聞かれたり、どのくらいかかるのか聞かれても、よくわかりませんよね。
コーチングも同じで、ダウン症の問題に対して、いろいろ聞かれても答えようがありません。よく言われる質問力を使って答えを引き出せるのは、道順を知っている人に対してだけです。
そのため、よく売られているコーチングサービスではお客様が「結局何だったのかわからない」という感想になるので、悩みが解決しないわけです。
私はいつも考えているのは、大事なのは、お客様の理想の未来や、悩みが解決することです。それは、ダウン症の子の、トイレトレーニングかもしれないし、進学のことや、成長のことかもしれません。
そこを解決できるようにしていくので、世間一般的なコーチングとは違うわけです。
ダウン症の親向けのコーチングでは、理想の未来が叶えられることが一番大切なことです。それはコーチングの本来の意味から明かなわけです。
コーチングにも流派とかがありますが、どれが正しいとか、どの理論が正しい、これが本物でこれは偽物と言うのは意味のないことです。それはコーチングの中の枝葉の話でしかありません。
いくら科学的であろうと、正しいと主張しようと、あなたの理想の未来の方が大事です。誰も幸せにならないとなら意味がないですよね。
今回は、コーチングの考え方をお伝えしたので、コーチングがあなたの悩みの転換になると嬉しいです。