脳科学

ダウン症の悩みを紙に書き出して解決できる確率とは?

 

ダウン症の子供のことで悩んでいる時には、紙にその悩みを書き出すことをオススメしています。

悩んでいる時は、心の中が不安な気持ちで支配されています。将来の家族のことを考えると釈然としない気持ちになります。

そこでこの不安な気持ちをなくさないといけないのですが、たいていは、別の目の前のこと、掃除や育児に切り替えて見てみないふりをしてしまいます。

いつまでも同じ不安の内容を繰り返している親は、この不安な気持ちに向き合って解決することが大切です。

ではどのような方法があるのかというと、紙をペンを使って、文字として書き出すことです。そうすることで、感情をコントロールし、解決するためにはどうすればいいか、始めて考えることができます。

さらにダウン症の子の問題は先天的なものだから、解決できないと思いこんでいる場合もあります。もちろん特徴そのものを健常者のようにすることは出来ません。しかし、別の解決方法も必ずあります。

そのために、まずは不安な気持ちを具体化しましょう。気持ちというものはとらえどころがありません。なので、文字に書き出して客観的に整理することです。

たとえば、感染症の影響で会社をやめなければならないという不安で、居ても立ってもいられない状態になったとします。

その気持を放っておくと、嫌な気持ちが積もり積もって鬱っぽくなるかもしれません。

そういう時は、ノートはパソコンでもいいので、気持ちを書き出してみることです。もちろん一人きりになれる時間のときに誰にも見られないようにして、本当の気持ちを書いてみましょう。

 

「仕事をクビになったら、食べていけないのが不安、、、」

「家族が路頭に迷うかも」

「親には、なんていったらいいだろう」

 

このように、自分の本心を書き出してださい。不安を書き出して時点で50%は解決しています。何故かと言うと、感情が支配している状態を理性が支配している状態に切替えたからです。

これが紙に書き出すことの効果です。文章を書くことによって、ただの感情よりも優位にあなたは立つことができるからです。

そう考えれば、解決策の入り口も見えてきます。

 

「クビになる可能性は何%くらいだろう」

「転職をできるように、スキル取得を頑張ろう」

「いざとなったら生活保護がある!」

「独立すれば問題ない、調べよう」

 

と考えられるわけです。感情は不安だったものが、理性では将来に向くわけです。今→未来への切り替えです。

理性が働いた時点で、不安と戦っているのですね。なので、ダウン症の子のことで不安をふと感じたら、文章を書くことをやってみてください。多くの人は、ふーんそうなんだで終わります。字を書くのなんて、面倒くさいからですね。でも現状を少しでもよくしたい親御さんには、ぜひ行動してほしいと思っています。

続けていれば、不安が出てきたとき自然に理性を働かせる癖がついてくるはずです。

誰にでも出来るマインドの使い方の練習ですので、ぜひ試してくださいね!!

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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