脳科学

◯◯洗脳から抜け出して楽に生きる瞑想法

 

私達ダウン症の親は、洗脳から脱出することで、本当の子育てが見えてきます。

では、何に洗脳を受けているのかと言うと、広告や宣伝から洗脳を受けています。つまりメディアです。

そして、メディアの何が悪いのかというと、本当はたいして必要ないものを必要だと思い込まされ、自分が本当にほしいものが何なのかわからなくなることです。

私達家族が本当に望むゴールを見つけるためには、このメディア洗脳から脱する必要があります。

ただ、いきなりメディア洗脳と言われてピンと来ない方もいるかもしれません。しかしよく見てください。私たちの周りには広告があふれています。代表的なものはテレビ。テレビでは、番組の途中にCMが流れていますよね。

またCMだけではなくて、アナウンサーの言動やコメンテーターのコメントなど世論を誘導したい感じがよく出ています。もちろん台本があるわで、私からみると、「ああ、そういう方向に持っていきたいのね」とすぐに分かります。

特に障害者の話になれば、周りの人のサポートが必要だと言う結論も多いです。本来は国がサポートするべきところですが、話をずらされている感があります。もちろん国にもお金がないので障害者への支援は極力最低限に抑えたいところでしょう。そのため、デイサービス事業への規制も入ろうとしているところです。

もちろんテレビだけではありません。新聞やインターネット、本などのメディアにも広告があふれています。

電車に乗れば、看板、中吊り、ポスターなど頻繁に広告を目にしませんか?最近では電車の中の広告も電子化してすごいことになっています。

このように、とにかく現代人はたくさんの広告に囲まれて生活しています。ぼんやりと生きていると、自分の欲望が、メディアの広告で宣伝されていたものになってしまいます。

これでは他人に依存し、コントロールされているようなものです。そのような状態では、ダウン症のネガティブな情報が入ってきただけで嫌になるでしょう。

では、このような広告の洪水のなかで、メディアの影響を減らして、ダウン症の子と本当に欲しいものにたどり着くには、どうしたらいいのでしょうか?

今回は、その具体的なワークをお伝えします。

その方法とは、「メディア離脱瞑想法」です。

やり方は、広告をみて、抽象度を上げ下げして認識します。

どういうことかと言うと、たいていの人は、個別の広告の世界に臨場感を感じた状態でいつも生活しているのだと思います。エステの広告を見て、ああなりたいなーと思い、旅行の宿の広告を見て、ゆっくり遠くにいって気分転換したいなあー、という感じであっちの広告からこっちの広告に次々に臨場感が移動しています。

厄介なのは、そのことに全く気付いていないことです。

これだと、知らないうちにその人の世界が、広告だけで作られてしまいます。もっと言えば、「ちょっと他人がうらやむ生活をしたい」という臨場感の世界。

こういった感覚をやめなければなりません。そうしないと、いつまでもメディアの嘘や、言いなりになってしまいます。コロナでも一方では、飲食店の経営が危ないからシッカリ対策するべきだと言い、もう一方では、外出するのは悪だというわけです。つまり相反する事を同時にいって判断出来なくし、誘導したい方に持っていくわけです。よくニューズなどを見ていてください、頻繁に使われる手段です。

 

話がそれましたが、広告をみて、抽象度を上げ下げすることをしてみましょう。

①まず、どこでもいいので広告を探してください。

電車の中にはたくさん広告があるので、通勤や移動の際がやりやすいと思います。なるべく自分が興味あって欲しいなと思えるものがいいですね。自分がよく知っているものがいいです。

②次に、その広告の内容を読んでみます。そして、その広告の世界に思いっきり入り込んでみてください。エステなら自分が鏡の前でものすごくきれいになっている姿を強くイメージしてください。そして、嬉しいとか自信があるといった感情を感じたら、それが臨場感がある状態です。

③続いて、抽象度を一段上げてみましょう。今見ている広告を「ただの紙の広告」とか「電車の中の広告」と考えます。抽象度とは、簡単に言うと、いちご→果物というように大きな括りにしてしまうことです。感覚がわからない場合は、ほかの広告も一緒に見ていくつかのまとまりを「これは広告だな」と認識すると、コツがつかめます。

抽象度を上げると、感覚が変わるのがわかると思います。ただの広告と認識したとたんに、今までいた「嬉しい、気持ちいい」の世界から離れるからです。

このように一つ抽象度を上げて見れば、広告の影響を受けにくくなります。これが、メディアの影響から離脱した状態です。抽象度が上がった時のすっからカンとした感覚や、自分の意識が突然変わった感覚をじっくり味わいましょう。

感覚がつかめたら、抽象度を上げたり下げたりして遊ぶこともできますよ。臨場感を持った状態と、何も感じない状態を切り替えることで、この感覚が凄くわかるようになります。自分の世界が次々に変化して、楽くなります。同じことを、いろんな広告で試してみてくださいね。

このワークを上手にできるようになることで、ダウン症の臨場感の世界をコントロールするのが上手になります。

メディアを見てもすぐに高い抽象度から考えることができるようになるので、ネガティブな影響を受けてしまうということが少なくなっていくでしょう。

するとメディアだけでなくて、もっと広い意味で「他人からの影響」を受けづらくなるので、自分自身をコントロールするのも上手になります。すると本当にやりたい子育ても見つかります。

ぜひ、このワークを通して自分をメディア洗脳から脱洗脳し、あなたの望むものを見つけてくださいね!

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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