コーチング ダウン症の子育て

ダウン症の子よりも自分のことをもっと大切にして欲求を満たす方法

 

今回は、ダウン症の子よりも自分のことをもっと大切にするというお話をします。

ダウン症の子を持つ親は、子供が成長してきて可愛いと思える人もいると思います。そして、ダウン症の子育ては思ったよりも苦痛じゃない、子供は少しゆっくりだけれども確実に成長していると感じます。ただ、そうは感じていてもやはり先の将来が不安ではありませんか?

その原因は、自分の将来が不安だから、子供に対しても不安に思うのです。

子供のことが不安なのは、自分自身のことが不安だからです。自分に自信がなかったり、お金や時間の豊かさが無いからです。

しかし、将来が不安な親は、子供が理由だと考えています。

そこが間違っているので考え方を変えていくことが大切です。そのためにはまず、心身的に良い状態にしてください。良い状態とは、自分で問題解決ができている状態のことです。

それって、すごく些細なことでもいいのです。

たとえば、手間がかかっていることがあれば、それを解決してみましょう。ゴミ出しが手間と感じているなら、散歩の習慣をつくってその時に出すとルール化するとかです。

そして、このように自立的に問題解決していくのはダウン症の子育てに役にたちます。しかし、ここで言うのは何か画期的な解決方法を見つけることではなく、自分にとってやりやすい方法を見つけることです。

そのためには、自分のことを一番に大切にしてください。

あなたは、子育てをして、会社に行って、パートをしてそれで人生終わりですか?そうではないですよね、自分がハマるものを続けたり、目的を見つけて叶えることですよね。なので、自分を一番に考えることが問題解決の根本的な方法です。

 

五段階欲求を満たす

心理学で有名なアメリカ人マズロー氏の五段階欲求というものがあります。その欲求とは、

一段階:生理的欲求
二段階:安全の欲求
三段階:社会的欲求
四段階:承認欲求
五段階:自己実現の欲求

我々ダウン症の親は、どうしても三段階目の社会的欲求を意識してしまいます。子供への目線とか、社会生活とかを世間の一般と比べてしまいます。また、四段階目の承認欲求とは、子供を健常者に近づけようと思う方もいるかもしれません。

しかし、本当の欲求とは五段階目の自己実現にあります。自己実現とは、子供も含めた他人のことではなく、自分がどう生きたいのかを考えることです。どう生きたいのかは、自分なりの方法を見つけたときに手に入れることが出来ます。

 

自分に対して優しくする鏡の法則

気になったことは自分なりに解決することは、自分を大切にしていることと同じです。私は、食器洗いの洗剤で手荒れが気になっていたので、合成界面活性剤なしのものを利用しています。色々比べてよい商品を見つけることができました。

従来の洗剤では、手がカサカサになります。これでは自分に優しくないと感じました。そのため調べていくと、手の油脂分まで落としてしまう成分であることが分かりました。そうすると食器洗い洗剤だけでなく、お風呂や洗濯物についても考えるようになりました。

自分に優しくすることは、良い環境を整えることになります。そして、自分を優しくすることで相手にも良い影響を与えることが出来ます。

つまり、相手を変えたければ自分を変えなければいけません。

ダウン症の子供を自立させたいと思っている親は、自分が自立していないからそう思うのです。これは鏡の法則です。自分が満たされていないことが目の前に課題として表れているのです。

よく悩みを解決するのに、

心理学では、過去から原因を探ったり
認知科学では、思考の癖を変えるたり
占いでは、占い師のいう事を信じきったり
スピリチュアルでは、ポジティブでいい

のようなことをしますが、そうではなくて自分に優しくして良い環境を作るところから始めることが大切です。

 

時間とお金を優しく扱う

自分に対して優しくするのは、時間に対してもお金に対しても言えます。

あなたにとって大切なことから考えましょう。先ほど洗剤の例を出しましたが、それは私は健康について大切だと思ったからです。そのためにそれを優先して時間やお金を使ったのです。

あるパターンがあります。

それは、あなたが優先している事柄に、時間とお金を使ってしまうということです。

もしあなたが、自分のことではなく他人の事ばかりに気を取られていたら、他人に時間をお金を取られています。そのため、気づいたら忙しくて辛いとか、お金が増えないと感じている人が多いのです。

なので、自分に優しくしたり、大切にすることです。嬉しい事や楽しい事、楽なことを優先してください。そうすれば、そのことに最大限時間やお金を利用することができます。

 

まとめ

今回は、ダウン症の子ではなく、自分にもっと大切にする必要性をお伝えしました。

親は、五段階欲求の自己実現が何かをかんがえましょう。そのために自分を大切にすることです。

自分を大切にすることは、良い環境を整えることです。

しかしダウン症の親は、自分のことを優先していません。ダウン症の子供を自立させたいと悩むのは、自分が自立していないからです。優先順位が違っているのですね。

そのため自分を大切にすることは何か考えましょう。時間もお金もあなたが大切だと思っている優先順位の順に使ってしまいます。

あなたの大切なことの問題の解決して、将来の不安をひとつひとつ無くしていきましょうね!

 

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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