ダウン症の子を持つ親は、先にお金の問題を解決しましょう。
なぜかというと、お金を自分で稼げるようになると多くの問題が解決するからです。よく言われるのは人の問題の99%はお金で解決できるというものです。
たしかに、人の幸せとは明確な決まりがありません。そのため自分がうれしい、楽しい、ハマるという状況を長く作り出せれば、それは幸せな人生だったということができます。その状況をつくるのにお金が必要なことは多いです。たとえば、ボランティアでいくら活動しても、お金がなければ大勢の人を巻き込んで活動はできません。そのため、大きな価値を世の中に与えることが難しいです。
逆のお金がある人がボランティア活動に力をいれている例が多いです。このように、お金を自分自身で作れるようになれれば、自分とダウン症の域を超えて人生を楽しむことが出来ます。
お金の問題は根本的な問題です。分かっているけど、多くの人は無視しています。
お金は、自分のために作ることも大切ですが、ダウン症の子や兄弟姉妹の未来に必要です。ダウン症の子は、受験やスポーツなどに力を入れるわけではありませんよね。もちろん例外もありますが、そういった親が生きているうちにかかるお金は健常者よりもかからないかもしれません。
しかし、親が亡き後には、子供の生活費などが必要になります。それを兄弟姉妹に負担がいくのは避けたいところです。障害年金などもありますが、おおくはありません。
そのため、今のうちから給与以外でお金を増やしておいた方が、精神的な安心を持って老後も暮らしてけいるのではないでしょうか。お金をつくる方程式を知ってそれを実現させてください。
お金が増えないと思っている
多くの親は、会社からもらう給与で働いています。そのため、副業などが政府から解禁されている状況でもどこか上の空です。
サラリーマンとは労働者といわれます。労働することが簡単で、経営などすることは難しいと思っています。また、労働者は時間通りに働いて、決まった時給を貰うことが正しいと教えられています。なので、たくさんのお金を貰うことに躊躇があったりする人もいます。
労働者は、人生の時間を時給で切り売りしていることに気づいていません。時給とは関係なく、あなたの魅力や知識で別にお金が入ってくればそういった制限から抜け出すこともできます。
労働者思考でいると、時給で働いて、そのお金で生活すると考えてしまいます。そのため、どうしても将来の給与の総合計から、お金を切り崩して使っていくという発想になります。
しかし、お金を自分で作ることができれば、どんどん子供たちのためにプールしていくという感覚になれます。そちらのほうがうれしいし、将来の役にたちますよね。
お金をつくる方程式
多くのダウン症の親は、給与以外でお金を作る方法を知りません。
なぜかというと、上で書いたお金を作る事が悪いと思っていたり、どうやって作ればよいかわからないからです。
お金を稼げ方法というのが今世の中に出回っています。それは、不動産投資だったり、金融投資やせどり、転売、アフェリエイト(代行販売)といったようなものです。
もちろん、すべて良くないというつもりはありません。しかし、お金を作るとは、誰かの悩みを解決したり、その人に価値提供するという原則があります。その原則をしったうえで、何をするのか決めればよいのです。ほとんどの人はこういったことを知らないで、いきなり手を出してしまいます。そのため、上手くいかないということが多いのです。
では、上手くいく仕組みは何かというと、以下のようなビジネスの全体像を知っておくことです。
マインドセット
ポジショニング
ビジネスプラン
マーケティング
セールス
多くのひとは、このようなことを意識しないで行動するためお金を作ることができません。なので、これらを学んでみるのをおすすめしています。
また、すでに知っている人や成功している人に聞いて教えてもらうことも大切です。私もそういったメンターをつけて教えてもらいました。また、知っていると出来るは違うので、自己流でやらないことが早くお金を作れるようになるポイントです。
自己責任を理解して頼る
お金を作るには他人に聞いたり、教えもらい、自己流でやらないことが大切なのですが、多くの人は、まずは自分でなんとかしようと考えます。
そのため、すごく時間がかかったり、難しいと感じてやめてしまいます。
その原因は、自己責任があるかないかです。自己責任が無い人は、他人に頼ることが悪い事だと考えています。まずは自分の出来ることを全部してからとか思うわけです。そうなるのは、時間が無限にあると思っているからです。しかし、自由に使える時間は毎日限られています。その時間の中でやろうと思えば全部自分でやるといくことはとても難しことです。
あのスティーブ・ジョブズはこう言っています。
「最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ」
何が重要で、何が重要でないのかを知ることが大切です。それは、自分では見えないので知っている人に教えてもらうことです。
一方、自己責任がある人は、他人に頼ることが出来ます。頼るとは、自分で出来ないことは、人に任せることができる勇気です。自分が決めた目標を達成するために、人の力が必要だと思えばそうできることです。
自分に対して、お金を作るという目的を達成するために責任を持つことが大切です。責任とは、覚悟を決めることです。必ずその目的を達成するために集中して、
何が問題なのか
どう解決するのか
何が必要なのか
自分にできることは何か
自分に出来ないことは何か
といったことを真剣に考えてみましょう。ダウン症の子の問題は親が死ぬまで続くので、真剣にならざる負えないですよね。私もそうでした。なので、まずはどうなりたいのか、お金を作れるようになるかどうかを真剣に考えることです。
まとめ
今回は、ダウン症の子をもつ親は、先にお金の問題を解決するというお話をしました。
親が死んだ後のお金のことは、ダウン症の子本人や兄弟姉妹にとって大きな問題です。そのため、親が給与以外でお金を作ることが出来れば、根本的な問題解決になります。
しかし多くの親は、労働者思考を持っています。そのため、お金をたくさんもらうことは悪いと思っています。また、総収入から切り崩しすと考えているので、その逆の発想をしなければなりません。
そして、お金を作る方程式を知ることです。ビジネスの基本は本やインターネットでは書かれていません。そのため、すでに知っている人などから教えてもらうことが大切です。
自分でどうにかしようと思うとほとんどの場合挫折します。それは自己責任を間違って理解しているからです。目標を作り実現することに責任を持つというのが正しい理解です。そのために、必要なリソースをかき集めたり、人にお願いして実現していくことが重要です。
お金の問題は根本的な問題です。分かっているけど、みんな無視しています。
しかし、そこを解決できれば子育てのパラダイムシフトが起きるはずです。そのためには理想の未来を想像してみてください。その未来に少しでも私も貢献できれば同じダウン症の親としてこれほど嬉しいことはありません。