
ダウン症をお持ちの親は、自分たちの死んだ後に子供が1人で生きていけるのか一度は悩んだことがありませんか?
子供が1人で生きていくには、お金は必要になります。
また、子供自身で仕事が出来ないと、食べるものも手に入れられなかったりして餓死します。
多くのダウン症の人は知的能力が低い傾向にあるので、うまく社会に適応が出来るか不安だと思います。
周りに迷惑を掛けたりして孤独になると、生活が上手く出来なくて交通事故にあうかもしれません。
頼る人が居なかったりすると、行動することが無くなったりして、さらに知力が低下してしまう可能性もあります。
もちろん、私もそうでした。
そう考えていると将来の不安がどんどん蓄積してしまいます。
それは何故かと言うと、強い不安というのは自己イメージを無限に強化してしまうからです。
あなたが死んだ後の世界は、子供はあなたから分離しています。
子供は子供の世界で生きていくことになります。あなたは死んでいるので当たり前ですよね。
だからもうこれ以上悩まなくていいはずです。
どうすればいいのかというと、
あなたか死ぬ時に「ダウン症の子供を育てて良かった。本当に楽しい人生だった」と心から思えれば幸せだと思いませんか?
子育てしてきた価値があったと暖かい気持ちになるし、自分で自分を納得して送り出してあげれると思うはずです。
今、毎日が辛いと思っていたり、将来に不安が大きかったり、どうして子育てしたらいいかと悩んでいたり、
受け入れて子供と前を向いて行こうと思うけど何が正解か分からないと思っているなら、
それは、将来についての考え方が間違っている可能性が高いです。
今回は、ダウン症の子供と親の死後の理想の世界を見る方法について話していきます。
今回の話を知ることで、将来のイメージが出来きます。
そして、日々の生活を笑顔で豊かにしてください。
[jetpack-related-posts]
目次
自分を底深く知る
子供との理想の将来を考えるには、まず自分の事を深く知る必要があります。
人は二人として同じ人はいません。
他人とは違う環境で、子供のころからの人間関係や外部の知識などで影響され続けてきたからです。
思い出してみてください。
あなた自身の性格や恐れ、歓喜の感情はこれまでの人生の中で、五感が最も働いた出来事から作られています。
以下のようなものです。
- 凄くうれしかったこと
- よかった、ホッとしたこと
- 達成感がいっぱいだったこと
- 優越感にひたったこと
- 苦しかったけど楽しかった経験
人生の中で、これらの強い感情を思い出してみてください。
私の場合は、
- 「小学生のころ、図書館でひとりで青い座布団に座って薄暗い光が射す部屋で本読むのが好きだったな」とか
- 「高校のころ、1人だけ違うテレビゲームをしてて、人と違う事してる優越感があった、この世界を知っているのは自分だけだ」とか
- 「仕事で、毎日終電で苦しかったけどあるメンバーから頼られたとき、胸があったかくなった気持ち」とかです。
どうでしょうか。
ここで大切なのは「五感」を思い出すことです。
なぜなら、自分の潜在意識は自分では認識出来ず、コントロール不可能なものだからです。
例えば、あなたがあるものをイメージします。
「障害者」という漠然としたイメージとします。
そうするとあなたの潜在意識は、そのイメージに必要な感情と会うものを探してきます。
そしてイメージと感情をあわせて、あなたに認識させます。
このときこの合わさったものが意識として表れます。さらにそれが体感覚として体の反応させます。
どういうことかと言うと、自分が経験したことないイメージは、その感情も体感したことがないので、勝手に自分の中である感情を紐づけて、意識化させます。
と言うことは、障害者をイメージした時に、これまでの人生で障害者のことを
- 何かよだれまみれで汚い
- いきなり何をしてくるかわからないから怖い
- 親がヒステリックで関わりたいたくない
- 健常者とは一緒に集団生活していくのは無理
と周りから聞いたり、メディアから煽られたり、本やブログからかわいそうな事例を読んだりしているとそれは、あなたの五感として、怖いとか生理的に無理などの感情と強制的に結びついてしまいます。
しかし、よく考えるとこれは現実のものではないですよね。
あなたが作り出した虚像にすぎないのです。
なので、まず自分を深く知ってください。
そうすることで、自分の間違った感情に気付く事が出来るようになります。
「本当にこれは自分の感情の一部なのか?」と。
すると、
ダウン症の子供の事を知ることも、まっさらな気持ちで心に入ってきます。将来の事もまだ知らないことなのだから、肯定的な気持ちで考える事ができます。
たくさんの偽物の感情に気付く
自分の本当の感情とは、これまで人生で実際に経験してきた感情です。
他人やテレビ、メディアから受けるネガティブな感情などではありません。
多くの人は他人の人生を生きてしまっています。
それは、他人の感情を自分の中に取り入れて無意味な共感を起こすという現象なんです。
- 他人にこれをしたら悪いとか
- こう言ったら気分悪くするかなとか
- なんか睨まれてる気がするとか
- 一緒にご飯の時間合わせたほうがいいのかなとか
他の人の心を読み過ぎて苦しい人は、その自分の行為が過去のあなたのネガティブな感情と勝手に紐付いて嫌なイメージばかり創造してしまいませんか?
それで苦しくなるのです。
もう一度言いますがそれも虚像です。勝手に作っているのです。
なぜなら、経験したことがなかったり、経験が少ないから、無いものはわからないので勝手に作られていきます。
なので、相手の感情が不明なとき、相手の期限がわからない時は、虚像を作らないようにしてみましょう。
自分中心という考え方を持ってあなたがやりたい事を伝えてください。
そうすれば、自分の偽物の感情に振り回される事がなくなり、気持ちもスッキリして生活出来ますよ。
感情と願望が一致した時、死後の世界が見える
今まで話した内容を思い返してみてください。
あなたは、将来や親(自分)の死後のについて考える事が出来ます。
そう、考え始めてみてください。未来を創造していくのです。
あたなが過去に経験した感情があります。それがあなたをしっかりと支えています。
では、未来を経験した人はいるでしょうか?
答えは「います」です。
これまでの話したとおり、あなたのイメージはあなたの潜在意識が作りだします。
勝手に作り出した感情は、現実そのものです。
だから苦しんだりするのです。
なので、未来の現実も以下の手順で創造する事ができます。
- 自分が実現したい未来を創造して、その場面を具体的にイメージします。
- 自分が知っている嬉しい、楽しい感情を決めます。
- 創造した未来の場面に、その嬉しい楽しい感情をくっつけます。
- 現実レベルに意識するまで繰り返し繰り返しその場面を思い出します。
感情と願望が一致した時に、現実が生まれます。
感情はこれまで経験した五感です。理想の未来にもその五感を持っていってください。
願望とは未来を自由にイメージする思考です。本当にやりたい事をイメージしてください。大きな喜びが自然と湧くような将来を想像してください。本当に楽しい人生だったと心から思えるものです。
未来から逆算してみてください。それがあなたの目標とかゴールになった時、あなたの死後の世界を見ることが出来ますよ!
死後の世界のその後は?
死後の世界をイメージするとどうなるのかというと、自然と行動したくなります。
それは現実のようなものなので、そこまで早く行きたくなります。はやくやりたくて止まらなくなるかもしれません。
私の次男もダウン症ですが、一つの理想の未来があります。
それは私が死んだ後も、次男は週に1回、週末の日曜日に近所の教会に行って賛美歌を歌って、周りの人を癒やしてあげているという姿です。
次男や周りの人はどんな気持ちでいるのか、何を思っているのか、まだ生きている時の自分はどんなに誇らしいのか、嬉しいのか、体はどのくらいあったかいのか、手に汗をかいているか、表情はなど、達成したらどんな感情なのか五感の自己イメージを結びつけることでより具体的に想像できるようになります。
それを毎日繰り返し想像したりします。
1ヶ月くらい続けると現実に近づいてきます。
そうするとそれを今すぐに実現しようと行動したくなります。必要なのは、自分のこれまでの感情を知ることで性格がわかります。その感情に沿って本当にやりたい事を探してください。
なぜなら無理やりポジティブにしても続かないからです。
本当にやりたい事は不安や恐怖や他人の目とかが関係なくなるからです。
それは、感情と願望の一致ということなのです。
マイナスな感情に感謝して自己を愛する
でも、そんな良い感情ばかりではない、結構昔から自己否定が多く、マイナスなことばかり考えてしまう傾向があるんです。という人も多いと思います。
なぜなら勝手に作り出したマイナスな思考とそれに紐付いた感情は、作り物なので解決しないからです。
思い出してください。
他人はこう思ってるに違いない、悪いことをした。と思った場面があるかと思います。
それを本人に聞けなかったりした場合、いつまでも考え続けてしまいますよね。
なぜならその本人に聞かないと本当気持ちは分からないからです。
他人から作られた不安な感情は、本人に聞かないと解決しないから、どんどん溜まって行ってしまいます。
自己否定感が強い人は、心を解決させずに溜めてばかりです。
そうすると、何度も繰り返し考えるので、潜在意識でその感情が強化され、他人の感情はまるで自分の性格のように固定されてしまうでしょう。
なので、マイナスな感情が強い人は、自己愛を意識してみてください。
マイナスな感情は~しなければならないといった、極端な思考に繋がります。それはあなたの日常の行動をも制限していませんか?
- 人に迷惑をかけてはいけない
- 物をなくしてはいけない
- 食べ物を残してはいけない
- 約束の5分前には集合していないといけない
などの思考です。
昔自分が本当にやりたかったことや楽しかったことを親や周りに怒られた経験があることで、それは良くないんだいう常識が出来ます。
あたなにも沢山の常識があると思います。
それは世界と日本の文化の違いを見れば、一般常識の相違点が沢山見つかります。あなたの家庭環境もひとつの世界だし、学校の別の世界でした。
他の人と違う常識を、肯定されたり否定されたりして、周りと調和出来るように作り出してきました。
生きづらいと思うマイナスの感情は、悪いことばかりと思うかもしれません。
でも、自分の極端な自己中心的な行動を抑制してくれたおかげで、今のあなたも存在します。自分勝手に生きていれば今のあなたはないでしょう。
なので、マイナスな感情は、自分が本当に縦横無尽にやりたかったことを抑える意識でもあるのです。
だからその、しなければならないという考えを緩めて上げて、感謝してみてください。
そうすることで、理想の未来を作るのに必要なアイデアが浮かんできます。
マイナスな感情の反対側はあなたが本当にやりたかったことでもあるからなんです。
自分の感情をもっと知ることで、すべての事柄に感謝できるようになります。自分に感謝することで、子供も受け入れる事ができ愛する事に繋がって行きます。
そしてあなたの理想の未来のイメージの助けにもなってくれます。
死後の未来を想像し、ゴールを設定する
今回は、ダウン症の子供と親の死後の理想の世界を見る方法について話してきました。
親が安心して死ねるようにするには、理想の未来を想像してみましょう。
想像することで、不安や恐怖ではなく、楽しい嬉しいとか期待とか暖かい気持ちになったり、子供と向き合ったりできるようになります。
また、自分が自立できるようになるので、子供との関係もきちんと分けて人生を過ごすようになります。
自分を深く知ることで、良い感情を思い出してみてください。
そして、リラックスしてやりたい事とかを考えてみたりする時間を作ってみましょう。
自分の感情が分かれば、ダウン症の子供に対しての恐怖や不安も和らいできます。子供の事を広い視点でみれるようになったり、気持ちをもっと知りたいと思うようになります。
すると、今まで自分では気づかなかった子供の特徴や、得意なこと、好きなこともうっすらと見えてきます。
理想の未来はあなたがやりたい事。また嬉しいとか誇らしい気持ちです。
- 自分が実現したい未来を創造して、その場面を具体的にイメージする。
- 自分が知っている嬉しい、楽しい感情を決める。
- 創造した未来の場面に、その嬉しい楽しい感情をくっつける。
- 現実レベルに意識するまで繰り返し繰り返しその場面を思い出す。
私は、あなたにも死ぬその時、不安なく楽しく人生だったと思ってもらいたいといつも願っています。
↓↓↓ おすすめ記事 ↓↓↓
子供の可愛さ3倍!セルフコーチングを上手に実践!