子育てを失敗したくないと思う親は多いです。
とくに子供がダウン症だと、すこしでも健常者に近づけたい、普通の家族でいたいと思うのは当たり前です。
ただ、そう思えば思うほどうまくいかないと思うことが多くなります。なぜなら、失敗しなければ上手くいく方法がわからないからです。
これは人生や子育ての成功法則でもあり、大昔から続く絶対的な決まりです。
しかし、多くの親ははじめから成功する方法や、不安やストレスを避けようとがんばります。ダウン症の親であれば、周りからの偏見がありますよね。偏見なんて関係ないと思う人もいるかもしれませんが、正しく公平に世の中を見るひとはほとんどいません。ましてや子育てをしている親にとっては比較対象が多すぎるため、難しいことです。
ではどうすればいいのかというと、「心を学ぶ」ということです。
ただ、本やネットで読んでみても意味がありません。その時はなるほどと思うでしょうが、必要な時に使うことができないので役に立ちません。なので、コーチやメンターなど真剣に教えてくれる人に一緒に体験できる環境も必要になってきます。
心理学などに類するものは世の中にたくさんあります。
ス
私がやっているコーチング(日常を変えていく系)も含めてや心理学系全般、つまり「
何が得られるのか、変わるのか?
私が思っていることは、他人も含めて人というものが、どうしてそういう行動や考えをするのか、その深い理由がわかる。分かるからこそ変えることで想像していない変化が生まれるのです。特に自分自身のことです。
コーチングではコンフォートゾーンという言葉があります。これは自分の心地よい場所や気持ちのことです。自分自身のことを深く理解し、自分の枠を超えたり、広げたり、伸ばしたりすることが可能なのです。
たとえば、
- すぐに癇癪をおこす子
- 話しかけても上の空で反応がない子
- なんでもママママと頼って来る子
のような子がいるとします。心のことを何も知らない状態だと、単に「ダウン症の子育ては難しい」感じるでしょうし、嫌悪感を感じたり、罪悪感を生み出すストレス源にしかならないかもしれませ
しかし、心のことを学び、人の心理の背景が理解できるようになる
- あの子はなぜああなのか
- そのような行動をとる理由はなにか
- どうすればもっと良い日常になれるのか
- 自分はどこまで枠を広げられるのか
といったことを思えるようになります。そして未来に対してある程度確率が高い推測を立て
それができると、今自分ができないけど、出来るようになったほうがいいことが分かります。それが分かったなら、それを乗り越える方法も見えるようになります。
ダウン症の子自体が変わるというよりも、親自身が変わって、子供を別次元へ連れて行くという感覚ですね。
そのような感覚になった時、
子育てを失敗したくないから → 単なる子育てに変わり →子供も自分も楽しめる子育て
といった奥行きのあるものだと眺めることもできるようになるでしょう。そのような心の学びが進めば、周りとの関わり方、
何より自分自身が子育てを何とかしないと、、、という地獄から抜け出すことができます。
これが、「人の心を学ぶ」ということの一つの大きな効果ではない
本を読んだだけで「人の心理はこうだ」と知識を入れても、実践では全く使えません。始めにお伝えしたとおり、何事にも失敗が必要だからです。
数々の教育で賞をとり、僧侶でもある東井義雄さんは、以下のように言っています。
あやまちは人間をきめない
あやまちのあとが人間をきめる
本当の「心の学び」とは知識ではありません。それには体感が必要です。自分自身が信じて確信したものだけが、真実を感じ取れるものになるとい
自己理解+他者理解=真実の世界
それ意外はまやかしであり、誰かが作ったものをありがたく拝んでいるような依存の状態です。それではただしく世の中を見れませんし、ダウン症の子と死ぬまで生活していくには辛すぎます。
「心の学び」によって、真実がわかれば、問題解決もできます。
子育てについてどうしょうもないという無力感も、無力でもダメでもなかったということを受け取れるようになります。そのため、上か下か、善悪と判断する劣等感を持つこともなく、自分の好きなことが出来るようになるのですね。
自分も他人も子供も失敗する。ということを受けれて進み、改善していくことが大切です。その改善を出来るのは「心の学び」があるからです。それは絶対的に必要なことです。「心の学び」がなければ簡単にもとの自分に引き戻されてしまうでしょう。
なので、
「すべてのダウン症の親のための自己成長のスキル」と考えてください。
ダウン症の子育てや将来のことで悩んでいる親御さんだからこそ学ぶ価値があるのですね。QOL(クオリティオブライフ)の爆上げということです。
あなたも是非子育て、いや、子供の遠い先の将来の悩みまで解決してみませんか?