コーチング

自分勝手にやりたいことを実現していい理由

 

今回は自分勝手にやりたいこと実現していいというお話をします。

親は、やりたいことを自分勝手にやったら周りに人に非難されると考えています。

家族や地域は、共同体なので、自分がその環境を乱すのは悪い事だと思っています。

本当は、大切なものを見つけて周りに共有していくほうが大切です。なぜなら、それがあなたの周りの共同体をより幸せにしたり、豊にするからです。

しかしダウン症の親は、障害がある子の育児が優先だと思っています。なので自分の幸せの優先順位を下げてしまう方に考えてしまいます。

 

誰でも違う人になりたい

自分勝手にやりたいことをやろうとすると、恐怖心が出てきます。自分のことばかり気にして、周りの人を無視していると嫌われるのではないかと思うからです。

しかしいくら家族や地域が共同体といってもみんな大体同じ価値観で暮らしていくのは無理だとわかるでしょう。みんな求めている未来が違うからです。健康が大切な人もいれば、家族が一番、仕事が大事など、価値を置いているものが違います。

ということは、大きな意味で共同体であっても、「みんな違う人間になろうとしている」ということです。周りに迷惑をかけるのではなく、理想ややりたいことを実現することで豊かさを還元できるのです。

そのためには、

  • 自分の在りたい姿を探す
  • 自分の大切なものを追求していく

という考え方が大切です。

何を思って、何をやりたいのかを追求してみましょう。

コーチングという方法ではゴール設定して自分を変えていきます。やりたいことを見つけて実現していくのはコーチングのアプローチです。しかし、在りたい姿は本人にしか分からないのでコーチは聞くのです。

ダウン症の親が、自分の事ばかり言っていたら嫌われると思ってしまうのを変えるには勇気が必要です。その心理的ブロックを外すことが必要で、そのためにコーチングでは勇気づけを役割も持っているのです。

もちろんコーチも自分のやりたいことをやっているので、どうすればそこを乗り越えて自己実現出来るかがわかっています。

「嫌われる勇気」という本があります。なぜ流行ったのかというとみんな違う人になりたいと思っていても、嫌われたくないと心で葛藤して抜け出せないからです。そのため今の自分を抜け出せないままで生活しているのですね。

 

自分を大切にしよう

周りを気にせずに生きていけたらいいなと思う親は、自分を大切にできていません。

そのため、まずは自分のことを大切にしましょう。自分の大切な思いに気付いて、やりたいことをやることが大切です。そうすれば、日常的に気分良くなります。

そして、周りにそのことで周りに迷惑をかけるのは本当か?と考えることです。

あなたが実現したいことは、ひょっとしたら周りの人の共通の課題かもしれません。それを率先して解決出来れば、先人となり、周りに良い影響を与えることができます。そのような考えがダウン症の親が共同体のなかで生きていくうえで大切なことです。

私が大切にしていることは、

  • 相互尊厳
  • 相互信頼
  • 共通の目標
  • 協力

のようなことです。あなたは唯一無二の存在として生きることが出来ます。自分の人生を生きる人と対等として関わる事でクライアントも自己理解が進みます。コーチングの空間ではそこに戻る、そういう状態に戻ってもらいます。

ダウン症の親の課題は、その人オリジナルの問題です。そのことに気づいて学ぶことです。そして、それを促進していくのがコーチの役割です。

自分自身の問題なので、本当にやりたいことを実現したいなら自分で始めればいいのですが、いろいろな条件で自分で考えるのが難しい方もいます。そういう方は、コーチングを使うことでコーチと一緒に共通の課題を見つけ、考えていけば良いのですね。

本来、自己実現は自己責任になります。自己責任とは、自分勝手にやることではなく、自分で考えてやってみたり、他人を上手に使えることです。自分を大切にできる人ほど他人の力を使うことが出来ます。

 

まとめ

今回は、自分勝手にやりたいことを実現していい理由についてお伝えしました。

やりたいことをすると、周りから批判されるので恐怖心が出てきます。しかしそれはあなたが暮らす共同体のなかで解決する必要がある課題なのです。それを率先して解決するには勇気が必要です。

そのために、

  • 自分の在りたい姿を探す
  • 自分の大切なものを追求していく

ことが大切です。ただ恐怖心があると自由に考える事が難しいので、コーチのような人と一緒に考えることでうまく行きます。

また、自分を大切にすることも必要です。自分を優先して、周りの批判は本当に正しのかと考えることです。もし自由に何かやりたいと思っても行動が進まないのであれば、在りたい状態を共有できる人を探してください。

そのような人と共同体関係をつくり、自己理解を深めていきましょう。そうそれば自分勝手にやりたいことを実現できる確率が高くなりますよ!

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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