ダウン症の子育て マインドセット

子供の心の中に安心安全の土台を作ると良いことがある

 

今回は、子供も心の中に安心安全の基地を作ってあげると良いことがあるというお話をします。

子育てで難しい所は、子供の気持ちがよくわからないことも多いですよね。

ダウン症の子供をもつ親の話をよく聞いていると、本人が「何に困っているのか分らない」という悩みがあります。

子供の困っていることが正確に分らないで、どのように対応したらよいか想像出来ません。そのためどのようなサポートをしたり、支援を手配していいのか困ってしまいます。

なぜそのようなことになるのでしょうか?

 

誰でも安心と安全を探し求めている

誰でも同じなのですが、人間は心の「安心、安全」を求めています。

本能的に生きのびる事を目的としているので、生命の危険がないように思考したり、行動の決定を無意識にしているのですね。

あなたも子供のことを批判される場所にわざわざ出かけないし、不快な気持ちになれば何かしら声を出したり、身振り素振りで反応してしまうでしょう。

ダウン症の子も同じで、「安心と安全」を求めています。

たとえば、リトミックに参加しても動かない子がいます。これは反応していないのではなく、不安なので動かないようするという反応しているのですね。

このように子供が「安全と安心」が脅かされているという気持ちに気づいて、安全な場所であることや、安心して出来る人だとよ何度も教えてあげることが大切です。

子供が癇癪を起こしたり、イヤイヤするのは安心と安全のどちらかが不足していることが多いです。

もちろん子供は成長するので、安心な場所や、安全な気持ちも移り変わっていきます。そのたびに親がその気持に寄り添ってあげることです。

 

そんな子供の安心や安全を作るために必要なのが、「安心できる家族の土台」です。

ダウン症の子本人にとっては、父親や母親、兄弟姉妹、おじいちゃんおばあちゃんがいると思います。家族のなかの人間関係がを子供はよく見ています。

まずは家族のなかで安心安全な状態を親が作ることが、子供の気持ちを真に安定させる大切なことなのですね。

では、具体的にどうすれば良いのか次のブログでお伝えしますね。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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