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子育ては親自身の小さな変化を超重視しよう

 

今回は子育ての変化をつけていこうというお話をします。

子育てが忙しいと思って、毎日同じことを続けているともっと子育てが難しくなるかもしれません。

  • 成長しない
  • 反応がない
  • 楽しくない

と思うのは、子育てのやることが「0」ばかりで、「+1」がないからです。

やっていることが0だとすると、親も子供も時間と共に成長すべきなのに、そうならないので環境に対応していくことがどんどん難しくなります。

たとえば、健常者の子でも小学3年の数学でつまづくと、その後苦手意識が出来て、4年生でも5年生でもうまくいきません。数学や勉強だけでなく人生も順番に積み上げていくことが必要なのです。

もし、日常生活で上手くいかないことがあれば、もう一度小学生レベルからやり直す気持ちが大切です。

恥ずかしいことでもなんでもありません。

もし仮に、子供に対して怒りが止まらない場合、それは、自分の思い通りには世の中ならないということを、もう一度知っておくことです。小学生レベルの知識にまで落として考えることです。

小学生であれば親の言うことを聞かなれければ、最悪死んでしまうこともあります。好き放題には出来ませんよね。社会人になっても周りとの関係をうまく作らなければ社会の中で孤立するでしょう。ほとんどが思い通りにいかないことばかりです。

なのに子育てになれば、子供を思い通りにしたい欲望があって、それが満たせないと怒りという感情になって現れるのですね。

この時に育児で毎日「0」ばかりを積み上げても日常は変わりません。

つらい感情が積み上がるばかりです。

なので、育児で親も成長することが大切です。「+1」を積み上げていきましょう。

そのための方法とは、何かを少しずつ何かを変えることです。

毎日、同じあなたのコンフォートゾーンにいる限り、同じような未来がやってくる可能性が高いです。コンフォートゾーンとは心地よい居場所という意味です。

無意識的に過ごしている毎日で、やっていることを少しだけ変えるだけで、想像していない楽な未来にだっていけます。

ポイントは、ほんの少し変える、ということです。

「一気に変えよう」としても変えられません。ダイエットとかあるあるですよね。急激に変えようとすると人が持つ恒常性機能が邪魔をします。ホメオタシスとも呼ばれていて、脳は現状維持が一番安全だと考えているので、今日の思考を明日も明後日も一年後も続けようとします。

よほど強力な動機がないとダイエットもこの本能に勝てません。

親の価値観も同じようなものです。自分を変えたいと思ってもなかなか変えられない。

なので一気に変えようとセずに、小さく少しづつ変えていきましょう「+1」が最適なのです。

まずは子供への声かけからとか少しの変化によって、あなたのコンフォートゾーンがいつの間にかずれていくのですね。

子供に変化を起こしたいのなら、親が小学生レベルの小さな変化を日々続けていくことが最短ルートになるのです。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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