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コーチングを上手に利用してダウン症子育ての不安を和らげる

こんにちは、ダウン症の子を持つ親御さんに向けて、人生を豊かにするコーチングをお伝えしています。

いつもありがとうございます、感謝しています。

今回は、ダウン症の子育てで怒りや不安といったマイナス感情を和らげるコーチング活用方法についてお話します。

ダウン症の子育をしていて、将来の不安がずっと消えないといったお悩みはありませんか?

子育てに対して不安を持っている親は、自分一人では解決出来ないと考えています。また、将来の不安と言っても、子供の成長やお金の問題、家族や地域との関係など人によって違います。

なので自分にあったやり方を見つけて行く必要があるのですが、その時にコーチングを活用してください。

コーチングは、子育ての役に立てることが出来るのです。

 

ダウン症の子の未来の不安を和らげる

ダウン症の子の未来に心配はつきものですよね。自分は経験したことがないのはもちろん、情報も多くないからです。

そのため不安があってもその不安は漠然としています。何が本当に問題なのか確信が持てません。

たとえば、ダウン症のことで兄弟姉妹に迷惑がかかると思います。しかし実際にどのように迷惑がかかるのか分かりません。結婚に本当に影響があるのか、または面倒をみることが大変なのかどうか。

そのような時、コーチングでは「なぜを繰り返す」ことが大切です。

例えば、

なぜ兄弟に迷惑がかかるのか →世話で兄弟の時間が取られる

なぜ時間が取られるのか →親が死んだ後世話をみてもらうから

なぜ世話を見るのか →世話を見てもらう人がいないから

なぜ見てもらう人がいないのか →見てもらう場所がないから

なぜ場所がないのか →そのような仕組みを知らないから

 

といった感じです。これは例ですが、漠然としている問題を具体的にしてみてください。仕組みを知れば解決するのか、お金があれば解決するのか自分で「なぜ」を繰り返すことが大切です。

そして、その原因となっている「望む目標」「解決したい目的」をはっきりさせることです。そこまできたら自分で解決出来ないことも多いでしょう。その場合は、誰に頼むと解決するか考えることです。

また、現状をはっきりさせましょう。現状と目標とのギャップが何によってもたらされているのかをはっきりさせることです。そしてそのギャップを埋めるために行動計画をはっきりさせることです。

コーチングを受ければ定期的にフォローアップしてもらえたり、別の視点から「なぜ」を深掘り出来ます。一人で解決出来ないと思うことはないの心配しないでください。

 

ダウン症の子とのコミュニケーションの不安を和らげる

次に子供とのコミュニケーションの問題です。

ダウン症の子には発語に時間がかかります。また、助詞をついこなすことが結構難しいので、意思疎通が難しいです。そのため、コミュニケーションが足りないと思う親も多いです。

また、会話が伝わらずに思い通りにならないからストレスを抱えてしまうこともあります。

しかし、コーチングでは、子供から返ってきたコミュニケーションの反応は、自分が相手に伝えたコミュニケーションの結果だと考えます。

大人の会話でも、自分が伝えた会話から想像以上の反応があることは稀です。つまり、伝わった分しか帰ってこないのが普通です。

ダウン症の子の反応が悪いと嘆くのは、その程度の情報しか伝わっていないからです。でも、愛情を持って話しているし、会話も沢山していると思われるかもしれません。

しかし反応が無いという現実は、その方法では伝わっていない証拠です。なんで自分が良い、愛情があると思っていることを変えてでも、伝え方を変える必要があるということです。

相手の反応を変えるには、自分を変える方向が正しいです。コーチングでは、その時、自分の知らないことや、難しい、恥ずかしいといったものを試してみることです。

昔、私はダイエットをしていた時、食事の量を減らす方法で取り組んでいました。しかし、量をあまり減らすことが難しく体重を落とすのに凄く時間がかかっていたのですね。なので、これまでほとんど取り組んでこなかった筋トレをダイエットのメニューに含めることにしました。なぜ、手を出さなかったのかと言うと、色々本などを読んで効果に時間がかかるとか、大変だとか、続かないという思い込みがあったからです。

しかし、自分に筋トレは凄くあっていました。体重も加速度的に落ちていきました。

このように、思い込みや先入観があり別の方法をとるのを拒否していることが多いのです。なので、自分が難しいことに取り組むことが大切です。

ダウン症の子とのコミュニケーションで反応が無いなら、自分が難しいと思っていることを試してみましょう。別の方法で伝わるやり方を何度もいくつも試すという考え方を持って、行動することです。

一人ではそこまで思いつかないのは普通ですが、あなたはすでにコーチングを知っているので、その考え方を理解することで、自分自身で伝わるコミュニケーションを作る事ができますよ。

 

ダウン症の子の行動の不安を和らげる

子供の行動にも不安があるでしょう。知的な遅れはどうしてもあるので誰かに被害を与えないかなど悩みは尽きません。

その原因は、子供の存在を認めていないからです。

存在自体を認めていないと自分の価値観ばかりを押し付けてます。そのような価値観に当てはめて、ダウン症の子の行動は悪いことばかりだと感じるのです。

それでは心が落ち着く暇もありませんよね。

たとえば、家族でレストランへ行って子供が大声で騒いだとします。ここであなたは、怒り心頭で「レストランでは静かにしなさい!」と怒ったとします。これこそ自分の価値観に捕らわれている証拠です。

なぜなら、子供は大声を出すのが普通だし、騒ぐのは常識だからです。レストランで子供が大声を出すのは当たり前だと認識しなければなりません。それが当たり前の存在なのだと認めるのです。

レストランで子供が騒いでいても何にも思わない人も沢山います。それどころか元気があっていいじゃないかと思う人がいるでしょう。

コーチングでは、3つの承認があります。

  1. 結果承認 →良い結果を出したときに褒める
  2. 行為承認 →望ましい行為があったときにそれを認めていく
  3. 存在承認 →子供の存在を認めていく

とくに大切なのが3の存在承認です。ダウン症の子がいていい、そのままでいいと認めることです。これは諦めることとは違います。自分の価値観を捨てて、新しいダウン症用の価値観をつくる作業です。

自分ひとりで解決しないと思うのではなく、解決方法を見つけれる考え方を身につける方法です。もちろん自分のことを知るのは一番難しいので信頼できるコーチを見つけて手伝ってもらうことは有効な方法です。

 

今回は、3つの不安についてコーチングを利用する方法をお伝えしました。

ぜひ日常生活のストレスを減らして、楽しく過ごすためにもコーチングを役立ててくださいね。

コーチングを使うと新しい気付きが生まれます。新しい気付きから自分の望む人生を見けることが出来ます。一人で難しいと思う時は、似たような境遇の人や、コーチやメンターなどを探して相談してみましょう。まずは無料から初められるので不安になることはありません。

コーチングがきっとあなたのお役に立てると思います。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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