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いまの生活を変えたいけど勇気がないし必要以上に恐れている

 

今の生活に不満があり変えたいけど、何をするにしても勇気がないと出来ませんよね。

誰でも一歩踏み出すのには勇気がいるものです。

ダウン症の親であれば、同じ境遇の人と繋がったほうが知りたい情報が入りやすいので良いと思います。でも人付き合いが苦手な人は勇気がでません。

勇気が出ない人は、「相手に悪いことをしている」と考えています。しかし、何にでも他人のことなど気にせずにすぐに取り掛かるひとは「自分に良いことをしている」と考えています。

なので、このいつも考えている思考の癖を変えていかない限り、ずっと勇気を探さないといけなくなります。

 

勇気が必要なのは経験していないから

ダウン症を取り巻く環境が悪くなっているのを気づいる人は、将来のためになんとかしないとと思うかもしれません。

障害者への施設関連の補助金も感染症の影響で大幅にさがることは想定出来ると思います。すると将来お金がかかるのは必然です。

その補填のために、新しいことを始めて生活を変えたいという人もいるでしょう。そんな時に、新しいことを初めたいと思っても重い腰が上がらない。

新しいことをするのが、誰かにとって悪いことと思っています。

新しいことをするのはそれなりに勉強して時間がかかるので、迷惑がかかるかもしれません。または、お金がかかる習い事だったりすると出費が増えますよね。

そうすると、悪いと感じてしまうのです。それが心のブレーキとなります。本当はやらなくてはいけないと分かっていても、そう思うと行動ができなくなります。

そのため、相手にとって悪いではなく、「自分にとって良い」と考えを変えることです。

そもそも自分に悪いと思っているのは経験が少ないからです。どんなことでも、新しいことを初めて今の生活を変えたいと思えば、今までやったことのないことをしなければなりません。

初めてのことは、周りに気がいくものです。スポーツでも習い事でもビジネスでも、まず基本を教えてもらわなければなりません。また、家族の理解も必要になるでしょう。このように、慣れるまでは周りの人の理解が必要なのです。そうすると周りに気を使ってしまうのも無理はありません。

しかし、慣れたらそれをやめることです。自分のことに集中して、自分にとって良いことのみを考えていきましょう。

ポイントは、経験を積み上げていくことです。周りに意識がいくことを知った上で、新しいことにチャレンジしていきましょう。

 

他人よりも下だと謙る(へりくだる)考え方をやめる

現状を変えたくても勇気が出ない原因は、人を意識しているからです。

今の生活を変えたいと思って、何かをしようと決めると必然的に人と関わることになります。内職でもしないかぎり必ず人間関係が出てきます。そうしたときに、すでに何かに取り組んでいる人をみると、そんなことは出来ないと考えます。

たとえば、ボランティアやNPOの活動にしてもすでに何年も前からやっている人がいると知ると、気後れしてしまうでしょう。知識も経験もないから迷惑になるかもと考えて応募をやめる人もいます。

なぜそう考えるのかと言うと、自分の方が下で相手が上、自分が力になれないと思っているからです。この自分の方がレベルが低い、貢献出来ないというのが劣等感です。劣等感は、相手と比べて上か下かで判断してするものです。

この意識が強いと自分は相手よりだいぶ下だと思って行動ができなくなります。

逆に、簡単に行動に移せるひとは、上か下かなど考えていません。自分ができることをして、自分に良いことが起きればいいと考えています。自己中な考え方は嫌だと思う人もいるかも知れませんが、自分よがりな行動とは全く違います。

自分がよくなるんだと言う責任をもっているのです。そのため、自分自身がよくなれば、周りにも良い影響を与える事ができるのです。

上か下かという考え方をやめて、私も相手も同じ今を生きている対等な関係だと考えることが大切です。

 

今回は、今の生活を変えたいけど勇気がないというお話をしました。

勇気がない原因は、相手に悪いと思う感情からきます。そのため行動が出来なくなることが多いのです。

相手に悪いではなく、自分にとって良いことだと考え方を変えてください。考え方が戻ってしまっていると思ったら何度でも、自分にとって良いことだと思考を戻してください。

たとえば、コーチングではコーチと一緒にこのような思考を何度もあの手この手で矯正することをお伝え出来ます。自分では知らないうちに考え方がもとに戻ってしまうかもしれませんが、コーチが一緒にいればすぐに指摘することができます。

前に書いたとおり、まずは少しづつ経験をして周囲に理解してもらい、その後自分にとって良いことを追求していきましょう。

wihtコロナと言われていますが、障害者にとっては厳しい時代が始まったので、それに気づいた親から変わって行く必要があります。とくに将来のお金のことはしっかりとフォーカスしなければなりません。

そのために、勇気を出して今の生活を変えていきましょうね。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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