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誰かに頼ることを癖にしよう

誰かに頼ることを癖にしようというお話をします。

子供の問題を自分で解決しようと何年も悩んでいる親が多いです。自分で解決しようとする姿勢は素晴らしいです。しかし、その状態が長く続くとしたら的外れな方法だということに気付かなければなりません。

人間は1日におよそ6万回も思考を繰り返していると言われています。「人間は考える葦(アシ)である」という有名な言葉もあります。これは、葦という草のように、風に揺られる存在だということです。人間は動物的本能と世間の常識との間で常に揺れ動いています。やらなければならないことがわかっていても、不安や羞恥心などからそれができない自分もいます。

このように自分の思考は常にあっちこっちに揺れ動いています。よほど強い信念や、本質をしていなければ正解から離れていってしまいます。

 

自分では気づけないことがある

何年も同じ悩みを持っている親は、「自分では気づけないことがある」ことを認識することです。

たとえば、ダイエットをしなくちゃと決めて、自分が考えた方法で三ヶ月やってみます。そしてもしほとんど体重が変わらなければ、やり方が間違っています。良くない点があるということです。

その時何が良くなかったのかと考えて、、食事量かな?ランニングの距離かな?筋トレ時間かな?と思います。

しかしすでにダイエットに成功している人からみたら、その人の失敗している点がよく分かるわけです。成功している人は一番大切なポイントを知っているからです。

このようにいくら自分で考えても正解にたどり着けないことがあります。一度やってみて上手くいかない場合は、他人に頼りながら改善してくことです。問題が難しければ難しいほど他人に頼ることが必要になります。

しかし、何年も同じ悩みを持っている親は、もっと時間をかけて努力すればうまくいくと考えます。

上手く行けば良いですが、ずっと解決しなければ途方もない時間を失います。被害にあうのは子供ではないでしょうか。しかしむやみに時間をかけることが最もやってはいけないこです。もちろん学生などは時間をかけて勉強するでしょう。ただそれでも終わりは決められています。大学なら4年しか時間はありません。

それなのに何年も同じ悩みを持っている親は、時間が無限のような感覚で対応しています。子供の成長はまってはくれません。ダウン症の子が成長が遅いと言っても確実に育っています。なので時間を意識して対応することは後悔しないために大切なことです。

 

成功している人に頼る

時間を無駄に使ってしまう原因は、目的がないからです。

先程のダイエットの例でも、期限を設定することが大切です。半年後までに8キロ痩せて子供と一緒にマラソン大会にでる、など明確な目標をもつことです。なぜなら目標期間の半分まできた時に、上手く言っていないと感じればやり方を変えることができます。

目的設定がない人は、時間を無駄にします。自分で解決出来ないなら、別の方法を取り入れてやり方を変えないと解決しないからです。

その時に成功している人に相談するのが最も効率的です。自分が気づけていない点を指摘してくれるので修正できるのです。自分が気付かない点とは、

  • 自分が苦手なこと
  • 自分が意味ないと信じていること
  • 自分に経験したことがないこと

です。つまり自分が効果がないと否定していることです。自分では出来ないことに問題解決の糸口があるのです。ただそれを自分が受け入れることができないから解決しないのです。

成功している人は、その問題をクリアしているので、他の人に教えてあげることができます。「あなたはこう考えているけど、それでは解決しないよ」とズバリいってあげることができます。それが本人のためだと100%確信しているからです。

なので何年も同じ悩みを持っている親は、自分の悩みをすでに解決している人に目を向けて、頼ってみてください。

 

成功している人を真似る

自分がもっている悩みを解決しているひとはこの世に沢山います。

誰もいないと思っていてもいます。なぜなら、この世界に悩みが生まれると、それを解決しようとする人が必ず出てくるからです。

だとしたらそのような人を見つけて頼ってください。そして、真似ることです。何を真似るのかというと思考を真似てください。同じような行動をとるのではなく、思考回路を同じにするのです。

あなたの家族は人の家族とは違うので環境によって行動は変わってきます。しかし、思考を真似ていると行動は違っても結果は同じようになります。

  • 子供と接するときの思考
  • お金の使い方の思考
  • 人話すときの思考
  • ご飯を食べる時の思考
  • 1日のスケジュールの組み立て方の思考

このように徹底的に真似ることです。そうすればこれまでとは違った考え方ができ、悩みの解決方法も思いつくようになります。

 

今回は、誰かに頼ることを癖にしようというお話をしました。

何年も同じ悩みを持っている親は、自分で気づけないことがある、ということに気づいていません。なのでいつまでも堂々めぐりをしています。時間をかければ解決するとおもっているので時間を無駄にします。

その時は、すでに成功しているひとに頼ってください。そういう人は、目標や目的意識が強いです。なので時間を大切にしていて期限までになにをどうしないといけないのかも分かっています。

そういった人の思考を真似るようにしましょう。そうすれば、あなたの常識で縛られている思考を解き放って、新しい考え方が出来ます。悩みが解決すれば、すぐにまた新しい悩みがやってきます。

でも自分の弱みを克服して、新しい考え方が出来る親は、新しい叶え方を知っているということです!長く悩んでいるひとは是非一歩踏み出してくださいね。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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