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労働者思考をやめないとダウン症の親は幸せになれない

 

 

今回は、労働者思考をやめないとダウン症の親は幸せになれないという話をします。

障害がある子を持ったためにダウン症の親は、不幸になったと感じる方も多いです。不幸とまでは行かなくても、子供の世話をずっと見続けないといけないと思うと、不安な気持ちになるでしょう。

親は、子供に時間を取られることが多いので、一日が忙しくなります。家事や育児に追われている主婦やパパは多いと思います。時間がないから好きなことをする時間もとれません。そのためますます毎日が窮屈になります。

なぜそうなるかと言うと、労働者思考にとらわれているからです。

幸せな人生とは、自分が楽しいと感じることを積み重ねてきた人生です。幸福は一日では作られないので、毎日の積み重ねが幸せな家族を作る条件になります。

だとすれば、一日のなかで自分自身や子供と一緒に何か楽しいこと、趣味、ハマるもの、人に役立つことをすることが大切です。しかし、ほとんどの親は、時間を作り出す大切さがわかりません。なんとなく毎日を過ごして、良い情報があったらやってみて、親の会などで情報を聞いみるくらいです。

いくら周りのひとに育児の方法や行政サービスのことを聞いても不安は解消されません。不安を取り除くには自分自身が試行錯誤して豊かな人生を作るしかないからです。人に聞いてできるものではないし、ましてや行政が提供してくれるものではありません。

周りの人から何かを提供してもらうという考えは、労働者思考のひとつです。この労働者思考から抜け出すことで、時間もお金もある豊かな人生を手に入れることができます。

 

労働者思考とは?

労働者思考とは、時給をもらって生活を成り立たせようとする考えのことです。

労働者に与えられた時間は24時間しかないので、それを切り売りします。時給は900円台から多い人で数万円とかでしょう。時間を会社に使えばお金は増えるでしょうが使う時間がありません。逆に、時間を優先させて一日3時間だけ働いたとしたら、生活費に困る人も多くいると思います。

このように、人生にはお金と時間の両方が必要です。人生を凄く豊かにするためには、時間もお金も手に入れる必要があります。とくにダウン症の親が不幸だと感じているならば、豊かな人生を目指したいですね。

 

障害者の親が豊かになる条件

しかし多くの親は、時間とお金があればそれに越したことはないけど、毎日子供と楽しく過ごせている。そんなに沢山のお金は必要ないし、時間も作れると思っています。

しかしそれは、幻想です。意識して豊かさを求めなければ一生、同じような毎日になるでしょう。なぜなら、現状維持バイアスが働くからです。これは「変化を受け入れたくない」という心の作用です。

人間はものごとの良い悪いをどのように判断していると思いますか?それは、昨日まであなたが体験したことをベースに判断しています。居心地が悪いこと、嫌味に感じたこと、肉体的に辛かったことを無意識的に避けるようにできているのです。

このように、不安を避けることが得意なのです。

育児家事で忙しい親は、時間を作ることもお金を増やすことも面倒くさいと思っています。いや、面倒くさいというより自分に出来ないと勘違いしています。

労働者思考でいると、自分で考えることは難しいことと決めつけてしまうのです。本当は時間もお金も手に入るのに出来ないと洗脳されているのですね。

 

成功者思考に切り替える

なので労働者思考を捨てて、成功者の思考にならなければいけません。時間もお金も手に入れる考え方が必要です。お金ができれば時間を買うこともできます。時間ができればお金を増やす活動も十分に可能です。

2つとも手に入れることができれば、子供の将来のお金の心配が無くなります。時間があれば、自分の好きなことをして人生を楽しむことができます。

このようにあなたの家族には、もっと時間もお金もあっていいと思ってください。忙しい日常になっているのは労働者思考があなたの脳にはびこっているからなので、成功者思考に切り替えてください。

そして、あなたも時間もお金もある豊かな人生を子供と一緒に目指しませんか?

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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