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なぜ親の会に参加しても気持ちが楽にならないのか?

 

親の会の効果的な活用方法とは?

 

親の会に毎月参加しても気持ちが楽にならない人もいますが、何が原因なのでしょうか?

そもそもなぜ親の会に参加するのでしょうか。

もちろん子供の障害に関する情報を、先輩の家族から聞いて自分の子育てに活かそうという理由があると思います。一方、自分で情報を入手して上手く行っている家族の方もいます。

その違いは、未来のことをどれだけポジティブに考えているかです。もし、親の会に頼り切っている人がいるなら、ものすごく悲観的で眼の前のことで精一杯です。もちろん、初めての子育てで大変なのは間違いありませんが、どれだけ半年でも2年でも未来のことを想像しながら生活していくことが大切です。

認知心理学で「ステレオタイプ驚異」という言葉があります。この驚異にさらされると正しい判断が出来なくなるので注意が必要です。

 

ステレオタイプ驚異とは?

ステレオタイプ驚異とは、人間は、いつでもカテゴリー分類しがちな生き物です。「私はバリバリの理系女子です」と言ったり、「いつも人からほんわかしているタイプと言われるんです」など、何かとカテゴリー化して単純に考えてしまいます。

これは脳機能で、ものごとを単純化するように出来ているので人間分類もそのように自分を当てはめて考えます。

ダウン症のお子さんがいるなら、ダウン症の世界、障害者の枠という風に考えていきます。そして常に、マイノリティな集団は悲観しがちだと言うことです。

日本は民主主義の国なので、多数決や、マジョリティが優先されるというマインドになりやすいのですね。

ステレオタイプ驚異とは、ある集団がネガティブな固定概念を持つことで、あなた自身への暗黒の呪縛となるような価値観が生まれ、生活にも支障が出るようなデメリットが生まれることです。

たとえば、私の子供には障害があって、自分が死んだ将来、子供が一人で生活出来るか不安、、、と思っているとします。なぜ、一人で生活が難しいのかを考えると、知的に自立できるかどうかとか、お金が足りるのかといった問題がでてきます。

つまり裏を返せば、自立させたり、お金を増やすのが相当難しいと考えています。こういったものがネガティブな固定概念となって、この固定概念が、価値観となり不安を増幅させてるのですね。

少し難しいかもしれないので、分かりやすく言うと、マイノリティな集団の中に入ると、次から次へと難しい問題に気づくということです。よくわからなければ、マイノリティな人は、勝手に不幸を作り出すとおぼえておいてください。

しかし、これは人生を不幸にする驚異です。本当は必要のない不安もたくさんあるのに、それが必要かのように感じて生きているわけです。

 

親の会は不安の埋め合わせているだけ

マイノリティ集団、たとえば、ダウン症の親の会もマイノリティの集団です。

意識しずぎると不安ばかり集めてしまいます。親の会でもすべての悩みを解決している人はいないと思います。そして、みんなで情報交換してもそれが将来本当に役に立つのか分からないし、綺麗さっぱり不安が消えて、明日から楽になるのかというとそうではないですよね。

親の会は、不安の穴埋めをやっているのですね。もちろん、行政などの子育て支援の情報を共有したり、育児の知恵を教えたり、教えてもらうのは大切な時間です。

しかし、それ以外の発達のことや家族の幸せなんてことは、これが正解と定義出来ません。

不安の穴埋めに、親の会に頼っているとしたら、次から次へと不安が出てきます。お互い元気づけているようで、不安の共有をしてしまっているのです。

将来の不安を共有したり、ダウン症の子供のどのような成長が理想かと聞くことは意味がありません。なぜなら、終わりがないからです。延々と不安の穴埋めをすることになります。

そうなれば、自分から新しい不安を積極的に見つけてきてしまうでしょう。なので、あなたは不安を作り出してはいけません。そうではなく、希望をつくりだしましょう。

将来の希望をイメージせずに、足りないことや不安ばかりにフォーカスする人は、全然度数が違うメガネをかけているようなものですよ。本当は遠くの希望をみて努力できるひとなのに、ぼやけてしまって周りが不安で手探り状態になっている感じを想像してみてください。

 

親の会の効果的な活用方法

ではどうすれば、不安にフォーカスせずにいられるのでしょうか。

それは、まず理想のゴールを決めることが大切です。子供としたいこと、自分がやってみたいこと、こんな人生になったら楽しめるだろうなと思うことで良いです。

理想を決めていないから、余計なことが頭に入ってくるのですね。たとえば、海外にでもいってストレス発散したいと思っていても、なんとなく思っているだけでは、忙しい日常にかき消されてしまいます。しかし、来月には、ビーチリゾートのタヒチに海外旅行に行ってタヒチアンダンスを踊りたい!と理想が出来ると、会社で抱えてるネガティブな仕事をどうササッと解決するか考えるし、タヒチに行くためのスケジュールや予算をどうやり繰りするか考えることでしょう。

将来の不安ばかり考えてしまうのは、理想のゴールから逆算できていないからです。逆に、不安の未来から逆算して今の不安を十分に味わっていることになります。

結局、未来は理想だ、不安だと思っても、結果どうなるかは誰にもわかりません。

自分の常識で考えているから、ありきたりのイメージしか出てこない人が多いわけです。

そうであれば、日常から大きすぎるくらいの理想をイメージして、本当にそんなこと出来るの?といい意味での不安を感じているくらいがいいのです。

なのであなたは、親の会ではポジティブな理想を語る場として活用してください。やりたいことが出来る人脈が出来るかも知れないし、良い情報を知っている人がいるかも知れません。

周りの障害者のお子さんがいる家族に合わせる必要はありません。愚痴ばかり言う人がいたら距離をとってください。理想の未来を家族全員でイメージして楽しい良い波動をだせば、気持ちもどんどん楽になっていきますよ!

 

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大田

初めまして。ダウン症の家族に向けて人生、楽に楽しく生きる現実的な方法をお伝えしています。コーチングで時間とお金の両方を手に入れて豊かさを実感してほしいです。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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