ダウン症の子育て

愛情はダウン症の子供でなく自分に注ぐ

 

なぜ最優先で自分を愛する必要があるのか?

 

子供に愛情を注がないといけない、と思っている人も多いです。

たしかに愛情がないと、子供はひねくれたりして問題のある子に成長すると言われています。障害がある子にとっても影響は大きいでしょう。

なぜなら、子供にとって愛情=安全だからです。安全な家庭だからこそ、のびのびと真っ直ぐに育つことができます。

しかし、子供に愛する前に、自分を愛してください。自分が安全な存在でなければ、子供に安心できる人生を与えてあげることは出来ません。

では親自身が安全な存在であるためにはどうしたらいいのでしょうか?

それには、総合的意識というものが大切になります。

 

統合的意識とは

統合的意識とは何でしょうか?ひとりの人間には、たくさんのパーソナリティが存在しています。

たとえば、私は人前で話すと緊張すると思っている人でも、仲のいい友達同士では緊張せずに楽しく話すことが出来るでしょう。

人前で話すこと一つとっても、いくつかのパーソナリティがあるのですね。それぞれのパーソナリティは、理由があって好き、苦手というような意識が存在します。

そんなたくさんのパーソナリティと一緒に暮らしているのがあなたなのです。色々なパーソナリティがあって、それは別々の意識とも言えます。統合的意識とは、あなたという代表者がいて、無数の価値観をもった意識が存在します。

ものすごく分かりやすく言うと、あなたはオーケストラの指揮者で、いろんな価値観をもった別の意識が、演奏者のようなものです。ひとつの楽器の音色が違えば、全体として不協和音になったり、気持ち悪い感じになってしまいますよね。

普段の生活でも、たくさんの別々のパーソナリティを上手くまとめていれば、周りの人は安心してあなたに相談したり、信頼してくれます。しかし、あるパーソナリティが極端に臆病だったり、他人を極端に否定するような価値観を持っているとバランスがくずれます。

そのような時は、周りの人は、よくないエネルギーを敏感に感じ取るし、ましてや子供にとっては危険な存在になります。

こういった説明が難しいと感じでも大丈夫です。よくわからなかったら、自分のネガティブな面を変えていけば周りの人にとって信頼できる存在になれると思っておくだけでいいですよ。

 

ネガティブな意識を癒やす

子供を愛する前に、自分をネガティブな感情を癒やしてあげることで、自然と子供に深い愛を与える事ができます。ネガティブな感情をいやすということは、自分を愛することと同じだからです。

子供に最優先で、愛情を与えないといけないと思いこんでいるのかもしれません。

与えようとすればするほど、逆効果であることは多くの人が経験していることです。たとえば、親から勉強しろと言われてるほどいやになりませんでしたか?会社で仕事を押し付けられるほどモチベーションが下がります。なにも地のつながっている親がいうことだから、子供だからといってそのまま受け入れられることはないのですね。

なので、相手にすんなり受け入れられる自分を作ることが最優先です。

自分の集合的意識が整っていないのに、愛するとか愛情が大事という人は、愛妻弁当と言いながらコンビニ弁当を渡しているようなものです。

では、どうやって自分のネガティブな価値観を変えて、自分を愛せるようになるのでしょうか。

よくよく考えてみると、自分の苦手なことや避けたいことは、それを回避することで自分を守っていることが分ります。

大勢の前で話すのが苦手な人は、失敗した時にみんなからダメな人だと思われることが嫌なので、緊張したり逃げ出したくなるのですね。子供が障害者で周りの人に迷惑をかけると思っていると、人と距離を取りたくなるものです。

つまり、自分を本能的に守っているのです。

でもそれは、人生をうまくいきていく上で、あなたの中の1つのパーソナリティが身につけた手法なのですね。だから安全に生きているとも言えます。

なので、まずは自分の中のネガティブなパーソナリティを見つけて、「守ってくれて有難う」と感謝することです。自分は弱い人間だけど、自分自身に守られていると心から感じて、感謝してみましょう。

私はコーチングをしていますが、子供優先で、自分自身を大切にしない人は関わりたくありません。他人を変えて幸せになろうというマインドの人は、自分の人生を豊かにすることは難しいからです。

 

自分への感謝をルーティン化する

いつも自分に感謝できる人になれば、自分を好きになれます。

自分大好きな人は、周りから見ると幸せな人生を送っているなあと感じるものです。そんな感覚は、周りの人に幸せな波動となって波及するでしょう。

自分の子供にもきちんと伝わるので、子供目線で見ても、安全で安心できる存在だと認識される。すると親から愛情、愛情言わなくても勝手に愛を受け取ってくれます。

自分への有難うの気持ちが、「相手への有難う」となって、まるで気持ちのこもった手紙のように伝わっていきます。

まずは、自分の負の感情を探してみましょう。そして、ダウン症の子供のことも、自分の感情もしっかりと見ることが、豊かな人間関係を築くうえで大切ではないでしょうか。

 

 

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大田

初めまして。ダウン症の家族に向けて人生、楽に楽しく生きる現実的な方法をお伝えしています。コーチングで時間とお金の両方を手に入れて豊かさを実感してほしいです。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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