
ダウン症の子供のせいで、仕事をやめました。とか仕事をやめようか悩んでいます。もう転職せざるを得ない。。という人もいるかもしれません。本当はもっと働きたかったのに子供が理由で、仕事を辞めないといけない方が多いのですね。
やりたい事を辞めるのは大きな苦痛だし、お金の問題も出てくると思います。家族が辞めないでほしいとか思っていたりすると、それで家族の関係が悪くなったりもします。
そんな時に必要なのは、自分を信じる事が必要なんです。
もし、仕事を辞めたり転職したりするとそれは自分が望んで決断したことではなくなります。するとマイナス思考になったり、変に相手に気を使ったり、感情的になったり、不公平感が出てくる。
自分の人生が暗闇で、何も良いことないとか、ダウン症の子供のせいだとか、ばかり考えてしまうのですね。
もちろん子供のせいかもしれません。
でもそれはあなたが、自分を信じることで変えていけます。
どういうことかと言うと、やりたくないことは極力しないようにします。ネガティブな思考を書き換えるのです。また、新しい自分で本当にやりたい事のゴールを設定してください。そうして、ポジティブな思考をインストールします。
今回は、ダウン症の子供のせいで仕事を辞めた方がどのように自分の人生を引き寄せるのか、その方法について話していきます。
目次
まず常識を考え直す
子供の事で親の人生は変わります。子供の成長と共に親の人生のステージも変わっていくのですね。特にダウン症などの障害者をお持ちの親は、健常者の子供をもつ親より人生が深くなります。
感情の高低差が激しくなっていくと思います。富士山に登った人は多くいますが、エベレストにいったひとはほどんどいないと思います。まるでエベレストに無理やり連れて行かれて感じる恐怖のようなものです。
それほど障害者を育てるということは子育ての分野でも大変なこと。
また、経験する範囲も広がったり狭くなったりするでしょう。だれでも、自分の生活のなかで安全な範囲がありますが、ダウン症の子供が出来る事で、世界が萎縮します。世界が小さくなったように感じるものです。
自分の常識の範囲のことを心理の世界では、コンフォートゾーンと言いますが意味は、心理面でいう心地よい場所の事です。
もし、そこから外れたらあなたはどうなるでしょうか?
ダウン症の子供が生まれるということは、自分の安全な生活やメンタルから外れてしまいます。そうすると、元のコンフォートゾーンに戻ろうと無意識に強力に脳が活動し始めるのですね。
体や感情に不快感を与えたり、元のダウン症の子供がいなかった日常の生活範囲にもどろうとものすごいクリエイティブになります。こういった事は、一般的には不幸だったり、偏見を持たれたりするでしょう。
でも本当にそうでしょうか。人生で新しい経験をすることはあなたの人生を豊かにします。
エベレストに行くことも、すごい経験だと思う人もいるかもしれませんし、マイナスの新しい経験も行動範囲が広がったと役に立ったと思うかもしません。あなたの思考次第。
多くの経営者は、失敗を積み重ねて成功していると言います。失敗の経験を恐れない、経験するから成功に近づくとも言えるのですね。
しかし、ダウン症の親は、健常者の子育てと一緒にしないでと思うかもしれません。では、どのような思考がそう感じさせるのでしょうか。
人間にとって最も意味をもつのは、情動記憶です。これは、過去であなたが経験した強い感情をともなう出来事を纏めた記憶です。
- 上手く行かなかった経験
- 自分が想像していなかったことで褒められて嬉しかったこと
- チャレンジして失敗した喪失感や満足感
- 障害者をみて感じた恐怖感ややるせなさ
このような感情があなたの行動を決める指標になっていきます。だから人は経験によって行動が変わり、人それぞれ人生が違ってきます。なので人生を変えるには、2つの事が必要になってきます。
それは、
- ネガティブな思考を書き換える
- ポジティブな思考をインストールする
ということが必要なんですね。では具体的にどのようにすればよいのでしょうか。
ネガティブな思考を書き換える、言葉に気をつける
仕事をやめたりすると生活が変わるでしょう。また子供の世話を見る場面が多くなるので環境も変わったりします。でも、ここでダウン症の子供のせいでと思っていたりすると、あなたは前に進めません。
なぜかというと、情動記憶が変わっていないからです。
それは、自分のコンフォートゾーンの中で考えたり、意思決定したりしようとするからです。そうすると心が無意識に反発します。深層心理では、子供が産まれていなかった前の状態に戻りたいのですね。
しかし現実は変えられないので、前に進めません。
逆に、自分の行動に罪悪感をもったりして自分の自信を無くしていきます。
そうするとパパの些細な行動や、考えている事を感じとれなくなったり、疲れていたりとかママにやってほしいことに気がつけなくなったりします。
なので、家庭もうまくいかなくなったりします。
ということは、あなたの情動記憶を変える必要があります。そのためにセルフイメージを変えるのです。セルフイメージとはあなたが普段無意識に考えている自己イメージです。もしあなたがいま子供のせいで悩んでいるのなら、
「自分には価値が低いというセルフイメージ」
があるかもしれません。それをすこしずつ変えていきましょう。
たとえばセルフトークというやり方があります。自分は価値があり人に良いことや、愛を与えて上げれるとイメージしておくのです。また、普段から発する言葉にも気をつけます。
- 悪口
- ねたみ
- 嫉妬
- 猜疑心
こういったものは自己イメージを下げるだけでなく、発するだけで自分の過去のコンフォートゾーンに強力に戻されていきます。
すると過去といまの現状が全く違うので、ますます生きるのが辛くなってしまいます。まずは、自己イメージをあげるようにしてください。そうするとあなたは変わっていけますよ!
思考の盲点に気付く
自己イメージを上げてコンフォートゾーンを変えていく、実際には広げていくと世界を変えることができます。
どういうことかと言うと、あなたは情動記憶で生きているので、脳はその常識の中で必要な出来事や情報を認識するようになっています。なので、過去のあなたはダウン症の事など詳しくないし、興味がないというか認識していなかったのですね。
セルフイメージを変える事で、情動記憶が変わっていきます。すると、ダウン症の子供を育てることに必要な、良い情報が入ってきます。それは、友人からからもれないし、新しい出会いかもしれません。普段目にしないジャンルの本かもしれないし、ラジオからかもしれません。
それはあなたが今まで気づかなかったこと。
それに自然と気付くことができれば、辞めた仕事のことも忘れてあなたの次の目標を立てる事ができるのですね。
引き寄せの法則で波長をあわせる
スピリチュアルでよく言われる、引き寄せの法則というものがあります。
引き寄せとは、波長の共鳴です。話はそれますが、電子レンジの原理を考えるとわかりやすいです。お肉など温める場合は、その原子を高速に振動させて摩擦で温めています。
人間も原子でできていて、原子は素粒子でできています。また思考した時の脳の動きとして、素粒子のひとつの光子が動くと言われています。その光子自体が動くということは振動しているということです。
振動によって波動がうまれ、波長となります。
普段人間はこういった波長は普段感じ取ることはできませんが、その波長が共鳴し合った時にはその振幅も大きくなり、自然と感じるようになります。
引き寄せの法則とは自分の思考が作り出す波長であり、自分の波長にあったものが共鳴し、それに気付くという事です。
つまり纏めると、セルフイメージを変えて思考を変えることで、自分の人生で新しい波長を創造し、あなたの愛や周りの人を助けたいとか、そのような感情や出来事を引き寄せることになります。
あなたはこれまで、ダウン症の子供のことで良くない未来の事を考えたりして、マイナスのエネルギーを引き寄せていました。是非セルフイメージを実践してみて、良い波動で過ごしてみてください。
周りの目がかわり始めたら効果が出てきている証拠ですね。
ポジティブな思考をインストールする
仕事を辞めたのは良い選択です。なぜなら、あなたが決めた事だからです。ダウン症の子供のせいだと思っていてもそれは、あなたが決めたことです。
あなたは、その時々で最良の選択をしてきたはず。
だから今の結果があなたの人生で最悪ということありえないのですね。でなければすでに絶望して死んでいるはずでしょう。
ということは、常に最良の選択をしているあなたは、過去の出来事は現在には関係のないことです。過去は現在も未来も作りません。ただあなたの脳内イメージが過去を作り続けているのです。
なので、必要なのは未来を創造すること。
セルフイメージで現状を変えます。過去は変えられないというか関係ありません。現状を変えるのです。そのためには、新しいゴール設定が重要になってくるのですね。
それは、自分のやりたい事を決めることです。
なぜかというと、やりたい事でないと続かないからです。また引き寄せの波長も高まらず、セルフイメージも想像できません。新しい仕事では、それ程やりたい事ではないと考えるかもしれません。
そうであればそれはやりたい事がそこにはないのですね。
例えば、自分の過去からこんな事が好きだったとか、得意だったとか、自分の本当に好きだったことを探してみてください。なかなか出てこない場合は、仲のいい人や、カウンセラー、コーチングなどを利用してみましょう。
自分ひとりでは気づけないからです。気づいていればとっくにやっていて人生が豊かになっているはずですよね。
そしてやりたい事のゴールは自分が出来ることを超えた、実現不可能なものを設定してみてください。そうすることで、さらにセルフイメージが高まり、見えなかったものが見えるようになってきますよ。
未来を引き寄せるため学びをやめない
今回は、ダウン症の子供のせいで仕事を辞めた方がどのように自分の人生を引き寄せるのか、その方法を話しました。
子供のせいで仕事を辞めるのは辛い、不公平だとか思って自己嫌悪になっています。しかし、それはあなたの情動記憶が作り出しているコンフォートゾーンなのですね。
あなたの世界の常識であるコンフォートゾーンを変えることで、未来を作って行くことが出来ます!
セルフイメージや引き寄せの法則を使って、自分のマインドを高めてみてください。
そして高いエネルギーでやりたいことを決めてゴール設定したら、それをイメージしながら過ごしてみてください。日常生活のなかで具体的にやりたい事が出てくるでしょう。
そうすれば、それを勇気を持ってやってみること。
そういった目標や、やりたいことは今のあなたの能力を超える力が必要なはずです。なので、是非継続してみてくださいね。
本当に大事なのは、そういった学びを辞めないことなんです。
辞めてしまえば、元のコンフォートゾーンに引き戻される。。。そうすれば、負のループをまた回る生活に戻ってしまうことが多いです。
私は、あなたが学びをやめず、新しいゴールを引き寄せる人に本当になってほしいと思っています。