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親がのびのび生きる権利をネガティブケイパビリティを活用して開放する

 

のびのびと生きることをみんな忘れている原因とは?

 

誰にでものびのびと自由に生きる権利を持っています。もちろん子供がダウン症でもかわりはありません。

でも多くの人は、そうなりたいと思っても、苦しんで会社にいったり、苦しんで育児をして病気だ、送り迎えだと言っています。

周りを見るとストレスの多い社会だと気づくでしょう。ニュースをみれば80%がネガティブなことばかり、病気を防ぐ、節約をがんばる、、なにか悪い状態が前提のような素振りです。

何か見えないものに縛られて、箱にいれられて生きている。のびのび楽に生きたら気持ちいいと思っていても、枠のようなものを感じて、出られない人もいます。

その状態から私達を開放するのに、ネガティブケイパビリティの能力は役に立ちます。

今回は、のびのび生きる権利をネガティブケイパビリティで開放する方法についてお伝えしますね。

 

ネガティブケイパビリティとは?

ネガティブケイパビリティとは、イギリスの有名な詩人ジョン・キーツ氏(1795生まれ)が使っていた心理療法です。

引用:wiki

「事実があるはずとか、理屈がはるはずと追求するのではなく、不確かなこと、不可解なこと、よくわからないことの中に、ただすっと立っていれる力」と定義しています。

つまり、自分が思っていることは、真実かどうかは分らないということです。

テレビで聞いた情報、雑誌で見た知識、知り合いの人から教えてもらったこと、すべては不確かで不可解なものなのです。

真実は、自分の中にしかないので、そういった情報に振り回されるにだた、耐えて自分の気持ちや、自分らしさをもってのびのびと生きれるような力をネガティブケイパビリティというのですね。

ダウン症の子のことでも世の中には情報で溢れかえっています。

情報が少ないわけではありません。しかし、調べれば調べるほどネガティブな知識はふえて、ネガティブな気持ちがおおきくなってしまうこともあります。

 

ネガティブケイパビリティの上手な使い方

今の世の中は、情報が多すぎて、無意識にぼーっとしていても次から次へ新しい情報がはいってきます。それを私達はすべて受け入れて、自分の人生に良い方向に使えているでしょうか?

実はほとんどできていないのです。テレビやyoutubeから流れる刺激的な言葉に意識、無意識反応して、自分の心をガチガチにしています。興奮させられ、恐怖させられているのです。のびのび生きるとは真逆の生活です。

なので、情報に振り回されず佇む力は、まさに今大切な力といえます。ダウン症の子を持つ親にとっても変わりないと思います。

ネガティブケイパビリティのような考え方は、コーチングでもよく使われます。それは、意識的に生きるということです。

意識的に生きるとは、やりたいことを明確に決めているということです。自分軸があるともいえます。「のびのび生ききる権利がある!」と決めることも同じです。

逆に、多くの人は無意識的に生きています。無意識的とは、目標を持たない状態です。会社でも育児でも、なんとなくその日暮らしをしていると、受け身体質になります。すると、ネガティブな感情に敏感になっていきます。なぜなら、現状を維持したほうが楽だと脳は思うので、ネガティブな情報を生活から取り除こうとして、逆に敏感になります。

こうなってはネガティブ敏感症ともいえます。

そうならないためにも、自分らしく、自分軸を持って生きることです。まるで自分が森の中にいて足から根が地中深く張っていて、周りからくるネガティブな風にびくともしないような感じです。

のびのびと生きる権利を手にするには、「自分がある!」と強く決めていきていきましょう。それが意識的にいきることになります。

「自分がある!」となんども意識すれば、ダウン症の子のネガティブなことを開放して、もっと楽していいんだ、病気だ、送り迎えだとかにイライラせずにのびのびと生きられる気持ちになれます。

 

誰もが一歩間違えれば、のびのび生きられない

自分の人生は思い通りに出来るなんて考えたこともない、のびのび生きられるなんて思ってもいない人もいると思います。

そんなのはある成功者だけが出来るもので、とくにダウン症の子がいる親なんてそれどころじゃないと思う人もいるかもしれませんね。

こんな風に、誰もが無意識的に生きています。しっかり自分を持っていないと一歩間違えると誰にでも起こっていることだと知ってください。

のびのび生きたくないと思っているのは、誰かにそのように考えれないよう洗脳されているからです。自分では気づけません。

まずは、誰にでも、ダウン症の親にでも自由にのびのびする権利がある!と確信してください。そして権利は、誰にも奪われるものではありません。生まれたときからもらっているチケットのようなものです。きちんとチケットを持っていると気づいたら、その権利を使いましょう。

ネガティブケイパビリティのジョン・キーツも言っています。

もっと人生を本当に楽しめるときがいつか訪れるだろう。その時をあなたは心待ちにしなさい。

そうですね、楽しみですね。

 

まとめ

ネガティブケイパビリティとは、周りの雑音を無視して、自分らしくと感じる軸をもつことです。

大地に根をはって、ちょっとやそっとのネガティブな情報には負けないことです。その力を発揮することです。

そのために、コーチングなどでは、自分軸をもたず無意識的に生きるのではなく、自分のビジョンや目的をしっかり作って意識的にいきることを伝えています。

コーチングでは無意識的に生きている人にもしっかりと寄り添い、手を差し伸べていきます。そして目的が見つからない原因を探り出し、理解を示すことで、今の現状から開放して変わっていけていると実感させることができます。

のびのびと生きる権利をしっかり使っていきましょうね!

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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