
トイレトレーニングは未来創造力を高める
トイレトレーニングは、自己啓発トレーニングのようなものなのでずっとあなたの人生の役に立ちます。
私も次男がうまくトイレを使えるまでに、かなり時間がかかったしストレスもありました。
子供がダウン症であれば、筋緊張があることや、上手く踏ん張ることが出来きず、トイレという場所に馴染めませんでした。うまくいかない、、、考えていたよりも苦労しました。
しかし、ある考え方を取り入れることで、精神的に随分楽になりました。
それから、子供と楽しみながら、少しずつコロコロうんちから始まり、ニョロニョロうんちになり、いまでは立派なうんちがトイレで出来るようになりました。
そう考えてみると、
トイレトレーニングで子供もたくさん成長できたのですが、親も子供以上に成長出来ます。
そのコツは、あなたがもっている「常識を緩める」という考え方です。
トイレトレーニングを生活の負荷だと思っていませんか?でも、そんなことはないです。子供のためでもあるけどあなた自身の自己啓発トレーニングです。
トイレという場所は関係ない
一般的なトイレトレーニングといえば、子供がトイレに居る時間が長く、チャレンジするけどなかなか要領を得ずに上手くいかないことが多いです。
ダウン症の子はすこし違っていて、トレーニングしようと思えば思うほどトイレにいってくれません。
私の次男もダウン症ですが、トイレなんて見向きもせず、お風呂に一直線!
暖かいのが気持ちいいみたいで、よくお風呂場でひっそりと立ったまま震えながらモゾモゾしていました。
そんな感じなので、子供からすると場所は関係なくて、どこでもいいから気持ちよくなる場所を本能的に探します。
それがうちの子にはお風呂だった。
子供にとってのトレーニングは、別にトイレでなくてよいのですね。大人は、トイレトレーニングはトイレでないといけない、と言う固定概念があるので、まずその考えを緩めると上手くいきます。
親は、はじめに場所にこだわりますが、子供にとって場所は関係ありません。
そう考えてみると、あなたも、何か始める時にこだわりなどありませんか?
資格をとらないといけない、物を揃えないといけない、知識をつけておかないといけない、そんな準備ばかりして時間が過ぎていることないですか?
絶対当たり前という思い込みがあると、行動や思考がそれでないといけないと制限されるので、時間がかかり、かえってやる気がなくなります。
ほかにも、子供に言葉をたくさん話させたい、運動できるようにしたい!と思ったら、まずは◯◯教室を探してしまう。
しかし、それをしているとお金や時間、人間関係、子供の好き嫌いなどいくらでも制限が出てきます。
なので、トイレトレーニングでも子供の気持ちいい場所を認めてあげてください。其のステップが終わったらトイレを好きな場所にしてあげればいいですね。
親は心を緩めよう
トイレトレーニングで大切なことは、体と心を緩めることです。
まずは、体を緩めてください。
ダウン症の子は、お腹に力をいれたり、逆に力を抜いたりが出来るまでに時間がかかります。
大人はこの動作を感覚的をよく分かっているので、どうしても口うるさく踏ん張ってといってしまいがちですが、とくにうんちのときは、力を抜いて腹筋で押し出すことが大切です。
力を抜かせるほうが大切なのです。
少しトレーニングが適当になってきた時や、諦めかけた時に「出た!」ってなることなかったですか?それは、親もトレーニングに力を入れすぎずに少し意識を緩めた時に起きるのですね。
つまり、体に合わせて、心も緩める場合がそうです。
では、心をどう緩めるのかというと、以下のように思ってください。
- うんちは出ても出なくても良い
- トイレでしなくていもいい
- 食べてればいつかでる
こんな風に思うことが親の心の余裕が、実は子供を楽にしているのではないでしょうか。
すると親が子供にかける声のトーンや言葉も必然的に変わるので、トレーニングうまくいくことも多いのです。
トイレトレーニングは未来力がUPする
トイレは子供のための練習ですが、大人で考えると、色々なトレーニングがあります。
たとえば、
- 筋肉トレーニング
- ボイストレーニング
- 頭脳トレーニング
このような大人のトレーニングには、習慣づけをして、自分を変えいくものです。
自分にストレスをかけて鍛えたり、新しいことをするので、失敗も多くなります。筋トレやダイエットは多くの人が続けることは難しいことです。
なぜなら、トレーニングしているようで、成果がなかなか出ないと、自分の理想的な未来を想像出来なくなるからです。
たとえば、モテたいとか、給料が増えるとか、プロになれる、、、
多くの人が、人生が追い詰められているわけでもダイエットや筋トレが失敗しても人生にそれほど影響はないでしょう。
かなり強い欲望がないと継続してトレーニングを続ける事はできません。なぜなら人間は、命を維持するのに今目の前の欲を簡単に選択する生き物だからです。
しかし、ダウン症の親のトイレトレーニングはどうでしょうか。
親にとって子供のトイレ問題は、生き死にレベルの問題です。ひとっとしたらあなたの人権に関わってきますよね。
親であれば、子供がトイレを当たり前にしている姿しか見えないので強いのです。そうならないとやばいと本能で感じているからです。
当たり前の未来という絶対的な信念がトイレトレーニングを成功へと向かわせます。
そう考えると、筋トレやその他の一般的なトレーニングには、他人に認めてもらいたい、よく見られたい、承認されたい、なども目的があるので、過去を変えたくて、自分にストレスをかけて、他人の目を変えるものだけれど、
トイレトレーニングは、あなたの理想を叶えるために、子供をリラックスさせて、あなた自身を変えるものだと言えます。
だから、トイレトレーニングが、自分を未来に対して、どのように考えたらいいのか理解するのにいいキッカケになります。
- 新しい出来事を受け止めたり
- 自分の怒りがどこで大きくなるか
- 不安が起きるタイミングはいつか
トイレトレーニグでは、将来それが出来て当たり前だと思いながら、トレーニングするわけです。
もし、あなたが次に叶えたい理想が出来た時に、それを実現するのに乗り越えなくてはいけない壁が出てきます。
トイレトレーニングで経験したことを、次の機会でも応用してください。
理想の未来は、当たり前に起きるものと思えれば、あなたにもそのような未来が必ずやってきます!