マインドセット

もしかして悪い未来が待ち構えていると考えていませんか?

子供と一緒に過ごす10年後の未来をあなたは、どのようにイメージしていますか?

たとえば、

成長が楽しみ?

何が出来るようになるかな?

お金がかかることばかり?

子供がダウン症だったら、1年後の未来はポジティブに考えられても、10年後はすごく不透明だし、情報も少ないので、不安なイメージが頭にふと湧いてくるかもしれません。

眼の前に必死になって、忙しい日々を過ごしていけば、良いことも悪いことも起きるでしょう。

子供のおむつが外れたり、友達を叩いたり、先生にほめてもらえたり、机からものを全部まるまる落としたり。

感情は行ったり来たりで結構疲れていませんか?もし、そうなら、未来は、悪いのか、良いのかどちらかに決めたほうがいいです。

今が不安なのは、未来が不安だから

今日一日のことを考えてみてください。

もし、今日話した言葉で、不安や不満なワードが多いのなら、あなたは、知らず知らずのうちに不安が多い未来のことを沢山考えているはずです。

なぜなら、未来が不安だから、今が不安定なのです。

たとえば、あなたが大好きなキャンプが来週末にスケジュールされて、アプリの予定表にも登録されています。すると、キャンプのことが頭から離れないし、楽しいキャンプになるなとワクワクしていると思います。

この例はすごく短い未来のことですが、それが10年後のことになっても考え方は同じだし、人間の脳は同じように反応するのですね。

 

自分の未来を先につくる

不安を感じているから、不安なことが起きる。

なんとなく経験がありませんか?「悪い予感が的中した」とか生涯で一度は使ったことがある言葉ではないでしょうか。

これは、実は、あなたにとって、いいことも嬉しいこともたくさん起きているはずなのです。しかし、悪いことにずっと意識をフォーカスしているので、悪い事実のみを拾ってきて、うまく答え合わせしているのです。

逆に、良い未来にフォーカスしてみましょう。もちろん逆のことが起きます。

将来を悲観したり、不安に思ったりするのは、子供の楽しくてワクワクしている未来を想像していないことが原因です。

子供の成長ばかりに目を向けると、ダウン症の子であればたしかにうまくいかない点もあるかもしれません。

なので、子供の成長でなく、自分自身の成長や、子供と何をしていて楽しいのか、どこにいたら嬉しいのか、何が手に入っていると充実しているのか考えてみてください。

 

子供は勝手に着いてくる

子供と一緒でも、寄り添っていなくても、どちらでも良いと思います。

どんな親でも、子供に対して、大人と同じように、嫉妬や、妬み、恨みや憎悪などマイナスの面をもっています。ママ全員が聖母みたいな人なんてありえないし、パパの大半が育メンなんてこともないのです。

親はみんな考え方が違うし、大好きな食べ物や、好きな歌も違う。

子供の成長を願って、子供に教育や習い事をさせようと必死ですが、自分がやったことがないことを子供に必死に教えて、やきもきしている人もよく見かけます。

そんなことをしなくても、親がやりたいことを楽しくすればいいです。ついでに子供とも一緒にやってみれば、子供は勝手に見て、マネたり、何か良いものを感じているでしょう。

そんな風に感じられるのは、親が良い未来があると、待ち構えているから出来ることなんですね。

未来を決めてしまえば、あなたもその未来に引っ張られて、変わってしまうでしょう。ダウン症の子ととりあえず問題なく過ごせているから、なんとかなりそうだと思っていても、10年後の未来には、不安があると思います。

なので、いま、あなたの大切な未来を、楽しいもの決めてしまって、全く違った10年後の結果にしてしまいましょう!

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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